2016.07.07 三陸鉄道にも乗ってきた

(釜石から三陸鉄道に乗って、盛に到着、
マウスをのせると気仙沼までは線路がないのでバス)
SL銀河は遠野に1時間ばかり停車するので、外に出てお弁当にしました。
わたしたちの陣取ったベンチの頭上にはスピーカーがあって、
語り部の話すお話がしばらく聞こえていましたが、
それがおわると岩手のゆるキャラわんこきょうだいの歌がはじまりました。
わんこわんこわんこ・・
頭のなかはうに、うにっち!
面白くてかわいいがシュールだ。
今年の秋は岩手国体があるということで、
この5兄弟がトーチを持っている垂れ幕を見かけました。
2019年にはラグビーのワールドカップも開催されるということです。
わんこきょうだいはメインのそばっちと、
エリア担当のうにっち、とふっち、こくっち おもっちの五人兄弟。
新花巻あたりはおもっち担当、行き先の釜石はうにっち担当。
うにっち担当のエリアは、5年前の震災で大きな被害を受けた地域です。
実際に来てみると、車で30分走ってもとぎれない広大な土地で
今もなお復興のかさあげ作業をしていました。
とてつもなく広いエリアです。
5年たってもまだこんなで、仮設住宅でがんばってますと
地元の方がおっしゃっていましたが、
ほんとうにびっくりするほど、津波の力はすさまじいものだと感じました。
帰りは三陸鉄道と、JRで気仙沼まで。
そんな恐ろしい力を持つ反面、車窓から見える海の美しさもすごい。
そして雲丹をはじめとして海産物の美味しかったこと!
賢治の生まれた年と、亡くなった年にも三陸には津波があったそうです。
バスで通過した陸前高田から気仙沼はほぼ町がなくなっている状態で、
それはテレビの画面でみられる範囲をはるかに超えていました。
そして改めてあの震災の時の
こどもたちのことばを思い出していました。
「命あることを喜ぼう」

(美しい三陸の海、マウスをのせると気仙沼駅、そこからはドラゴンレールの大船渡線)
わんこきょうだい URL: http://www.iwatetabi.jp/wanko/
よろしければポチっとお願いいたします。


にほんブログ村