2011.04.14 あかるい日の歌
きのう、お昼頃の中央線に乗ったら
節電のため車内の明かりが消えており
車窓の向こうの、晴れた景色の明るさがくっきりしていました。
地震後、しきりに祖母のことを思い出します。
関東大震災の話を聞かせてくれたから
お店や駅や電車の中の「仄暗さ」に祖母の家を思い出すから
これから日本はどうなるのだろう?
そんなことを考えてしまうとき、
「昔の村へたしかめにいく」そんな気持ちになるから。
理由はいろいろありそうです。
今月7日に亡くなられたというニュースを見て
本棚から岸田衿子詩集「あるい日の歌」を出してきました。
大切な本です。
暗さの中で、あらためて気づく「明るさ」。
電車の窓から、大好きな場所をさがすように、
頁をめくりました。

関連記事 in my blog: 花のそば, 昔の村へ たしかめにいく
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