2008.12.04 ボリボン

ボリボン (世界傑作絵本シリーズ)
(福音館 2002/09/12)
マレーク・ベロニカ 作 みや こうせい 訳
ついに眼帯をして仕事してます。
片目で辺りを見ていると、「向かうところ敵なし」
っていうような気分になるんですが、
周りからすると普通に笑えるだけみたいです。
「おはよう、おお、どおした、あはははは、目の使いすぎだな・・」
なんて通り過ぎてきます。
こちら、ボリボン。
ぬいぐるみのくまですが、わけあってお腹に三角巾を巻いてます。
眼帯どころじゃない、もうそりゃあ、大変な目にあってます。
くまのぬいぐるみと、小さな男の子の組み合わせっていうのは、
クリストファー・ロビンと「くまのプーさん」をはじめ、
愛すべきコンビですが・・・。
たしか「くまのプーさん」も、
クリストファー・ロビンに階段をひきずられてましたから、
段々がゴンゴンとぶつかって痛かったかもしれません。
そういう男の子の手荒な扱いに耐えうる友として、
やはり「くま」なんでしょうか?
そうそう、それから、ナニカをさがしまわる、ときに相当粘るし、
あきらめない・・というのも男の子らしい感じがします。
この絵本はそういう男の子のお話。
友達のところの男の子が5歳くらいの頃、
どっかにいってしまったグローブをさがしまわっていて、
ついに「田舎のおばあちゃんに電話してくれ」と友達に頼んでいたことがあります。
「なんでおばあちゃんに電話するのよ?」
「だって、おばあちゃん知ってるかもしれない」
「おばあちゃんが知ってるわけないでしょう?」なんて・・。
横で聞いていてなんだか可笑しかったです。
よろしければポチっとお願いいたします。


にほんブログ村
- 関連記事
-
-
ふしぎなふしぎなバオバブの木 2008/11/10
-
ほわほわさくら 2010/03/27
-