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空飛ぶ色いろnatsuno07

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2018.03.16  メリー・ゴー・ラウンド 短編集「木馬の騎手 」より 


短編集「木馬の騎手」の中では、
「接吻」「初秋」「付添い」というような
色っぽさのある作品が好きでしたが、
やはりタイトルの「木馬の騎手」と直接的にイメージの重なる
「メリー・ゴー・ラウンド」が一番余韻を残す作品かと思います。

幼児の目はまるでビデオカメラのように無邪気に
心中を決意した父親の姿を映し出していきます。
妻の墓参りをして、遊園地の回転木馬で娘を楽しませ
海に身投げしようとして果たせず宿をとる男。

この作品も含め、短編集に登場するのは、
宿命だとか業だとかいうようなものから
抜け出せないニンゲンの子供たちです。
宮部みゆきの「悲嘆の門」も
やはりそういう「繰り返し」の中にある
人間の歴史が見えています。
どれだけ先に進んだつもりでも
また同じところに戻ってくる。
それが「木馬の騎手」の意味するところだとすると
とても絶望的な気がします。
でも最後の物語、「メリー・ゴー・ラウンド」には
回転木馬から逃げ出してきた木馬たちがいます。
木馬たちは今にも殺されかけている少女の目を醒まさせます。
その木馬たちは、「ユタとふしぎな仲間たち」の中で、
少年が出会う座敷童たちにも似ているような気がします。
木馬も座敷童も
人を勇気づける「物語のチカラ」の化身かもしれない
そんなことを思うのでした。

mokubanokishu20180300.jpg
(箱の裏と見返しにもいる、銀色の木馬)
木馬の騎手
(新潮社 1979/10/10)
三浦 哲郎 司修 装丁

関連記事 in my blog: 「ユタとふしぎな仲間たち」の表紙


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