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空飛ぶ色いろnatsuno07

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2018.03.08  ニュルンベルグのストーブ 


ニュルンベルグ
(オンマウスで、ニュルンベルグのストーブの挿絵。)
フランダースの犬
(岩波少年文庫 2003/11/14)
ウィーダ作 野坂悦子訳 
ハルメン・ファン・ストラーテン 挿絵


岩波少年文庫には、表題作の他にもう一話、
「ニュルンベルグのストーブ」が載っています。
真逆の結末を迎える2作ですが、両方の作品を読んではじめて
わかることがあるように思えます。

「フランダースの犬」がイギリスで出版されたのは1872年(明治5年)、
繁栄を極めたビクトリア朝時代(1837-1901)にあたり、同時期には
1843年(天保14年)ディキンスの「クリスマス・キャロル」
1865年(慶応元年)「不思議の国のアリス」
1881年(明治15年)「宝島」
などの児童文学が生まれています。
「ニュールンベルグのストーブ」は
「フランダースの犬」が世に出てから10年後、
1882年(明治15年)に出版されています。

実在する陶工ヒルシュフォーゲル作の陶製ストーブを愛した
とある少年の物語です。
尊敬する芸術作品のためには、自分の命など惜しくないと思う
そういう「思い込みの強さ」はフランダースのネロにも共通するものです。
売られてしまったストーブの中に潜り込んで
どこまでもついていこうとするその熱い思いは、「執着心」でもあり、
わたしなどは、
江戸川乱歩の「人間椅子」のような薄気味悪さを感じてしまいました。

古き時代の産物であるわたしたちの値打ちはすべて、
製作者が熱心に、ひたむきに、誠実に心を込めて
わたしたちを作ったからなのです。金を儲けようとか、
一山当てようとかいうつもりではなく、胸を張って立派なものを作り
芸術と神様のために創造しようとしていたのでした


少年が見た幻想なのか、本当に起きたことなのか
骨董品たちの舞踏会に遭遇するシーンがあって
そこでニュルンベルグのストープが上記のことばを語ります。
少年は、延々と旅をします。
そしてネロと真逆の幸せを獲得します。
だいたいは間違ってはいないけど、少し違う、
地理情報を含め、もろもろ
それがウィーダらしさかもしれないと思ったりするのでした。


frandasu20180302.jpg
(左が、少年文庫の前装丁の挿絵。15年前に右のほのぼのした挿絵に変わりました。)


関連記事 in my blog: ひめねずみのストーブ, 「フランダースの犬」古い本


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