空飛ぶ色いろnatsuno07

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2018.03.07  誰がネロとパトラッシュを殺すのか 


dareganero201803.jpg
誰がネロとパトラッシュを殺すのか
(岩波書店 2015/12/10)
An van. Dienderen, Didier Volckaert 編著・塩崎香織 訳

フランダース地方では、まったく知られていない「フランダースの犬」を、
フランダース地方出身の著者たちが検証するという、とても面白い本でした
作家のウィーダについて、
物語の舞台となったフランダース地方での受け取り方について、
アメリカ映画に翻案されることについて、
日本のアニメ化作品について、などなど。

ウィーダについて書かれている第一章を読むと、
昭和30年代の日本の児童書の挿絵が、
著しくオランダと混同しているというのも、
あながち無知によるものとはいえないのがわかります。
ウィーダ自身が「フランダース」を
オランダ風な舞台に設定しており、実在する地名を借りた、
ウィーダ自身の頭の中にのみ存在している場所といえそうです。
それに実際のアントワープ大聖堂を見てみると
あの祭壇前で、あのラストは難しいと思えます。
キリスト教最大の行事を迎えている12月24日、
言うなら参拝客の多い大神社の大晦日みたいな状況ではないかと。
またアントワープは寒いと言っても、
そんなに雪が降り積もるような都市ではないのだそうです。

第二章ではアメリカ映画にかかると、ネロの物語が
貧乏から這い上がるアメリカンドリームな物語に変わってしまうことが
書かれています。
援助を申し出る人が出てきたり、死んだと思ったけど夢だったとか。
こういうハリウッドマジックを半ば呆れている著者ですが、
日本のアニメについては、批判もあるけれど、肯定する部分もあるようです。
ただ日本のアニメもオランダと混同しており、
よく登場する跳ね橋は、ゴッホのアルルの跳ね橋からのイメージで
ゴッホはオランダ人だけれど、風景はオランダですらないというのです。
浮世絵を愛し、日本人にはなじみ深い
非業の最期をとげるゴッホとネロのイメージがどうもダブルらしい。

日本のとある村で、(でも風景はどう考えても日本とは思えない)
村八分になって死んだ若者の話を外国人が愛し
その舞台となった場所になぜだか「観光」に来ては感動する、
フランダースを故郷とする人にとっては、
「なんだかなぁ」な感覚なんだろうということがわかります。

関連記事 in my blog: 幼年世界文学全集 ーフランダースの犬,  
アントワープ聖母大聖堂


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