FC2ブログ

空飛ぶ色いろnatsuno07

ようこそ! 
本に関すること、日々のこと、いろいろです。
ゆっくり遊んで行ってください。
文中敬称略とさせていただきます。
引用は青字にしています。

プロフィール

author: natsuno07 ♀
絵を見ることが好き。 読書が好き。文鳥が好き。
日常のあれこれ書いてます。
詩のサイトはこちら
シア・シュガー
うちの文鳥


yumenosuke


natsuno07



@soratobuiroiro

更新通知なつぶやき


カレンダー


10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


記事の年月でさがす


2018年 10月 【4件】
2018年 09月 【8件】
2018年 08月 【4件】
2018年 07月 【7件】
2018年 06月 【6件】
2018年 05月 【10件】
2018年 04月 【12件】
2018年 03月 【16件】
2018年 02月 【20件】
2018年 01月 【4件】
2017年 12月 【3件】
2017年 11月 【3件】
2017年 10月 【7件】
2017年 09月 【8件】
2017年 08月 【12件】
2017年 07月 【6件】
2017年 06月 【11件】
2017年 05月 【12件】
2017年 04月 【14件】
2017年 03月 【14件】
2017年 02月 【12件】
2017年 01月 【6件】
2016年 12月 【9件】
2016年 11月 【13件】
2016年 10月 【2件】
2016年 09月 【3件】
2016年 08月 【6件】
2016年 07月 【8件】
2016年 06月 【9件】
2016年 05月 【11件】
2016年 04月 【1件】
2016年 03月 【8件】
2016年 02月 【2件】
2016年 01月 【2件】
2015年 12月 【8件】
2015年 11月 【3件】
2015年 10月 【3件】
2015年 09月 【2件】
2015年 08月 【2件】
2015年 07月 【2件】
2015年 06月 【4件】
2015年 04月 【6件】
2015年 03月 【7件】
2015年 02月 【5件】
2015年 01月 【2件】
2014年 12月 【3件】
2014年 11月 【3件】
2014年 10月 【2件】
2014年 09月 【2件】
2014年 08月 【2件】
2014年 07月 【1件】
2014年 06月 【3件】
2014年 05月 【6件】
2014年 04月 【6件】
2014年 03月 【8件】
2014年 02月 【3件】
2014年 01月 【2件】
2013年 12月 【5件】
2013年 11月 【3件】
2013年 10月 【4件】
2013年 09月 【12件】
2013年 08月 【15件】
2013年 07月 【15件】
2013年 06月 【10件】
2013年 05月 【11件】
2013年 04月 【6件】
2013年 03月 【7件】
2013年 02月 【3件】
2013年 01月 【7件】
2012年 12月 【3件】
2012年 11月 【4件】
2012年 10月 【6件】
2012年 09月 【4件】
2012年 08月 【10件】
2012年 07月 【10件】
2012年 06月 【2件】
2012年 05月 【7件】
2012年 04月 【4件】
2012年 03月 【10件】
2012年 02月 【7件】
2012年 01月 【7件】
2011年 12月 【4件】
2011年 11月 【9件】
2011年 10月 【12件】
2011年 09月 【5件】
2011年 08月 【12件】
2011年 07月 【15件】
2011年 06月 【6件】
2011年 05月 【9件】
2011年 04月 【11件】
2011年 03月 【5件】
2011年 02月 【4件】
2011年 01月 【11件】
2010年 12月 【7件】
2010年 11月 【4件】
2010年 10月 【9件】
2010年 09月 【8件】
2010年 08月 【11件】
2010年 07月 【16件】
2010年 06月 【18件】
2010年 05月 【14件】
2010年 04月 【16件】
2010年 03月 【12件】
2010年 02月 【9件】
2010年 01月 【4件】
2009年 12月 【10件】
2009年 11月 【12件】
2009年 10月 【12件】
2009年 09月 【4件】
2009年 08月 【15件】
2009年 07月 【15件】
2009年 06月 【8件】
2009年 05月 【14件】
2009年 04月 【19件】
2009年 03月 【11件】
2009年 02月 【14件】
2009年 01月 【23件】
2008年 12月 【14件】
2008年 11月 【19件】
2008年 10月 【7件】
2005年 01月 【1件】



カテゴリでさがす

手書き風シリーズ星本の種類、など
記事のメインカテゴリーです。



キーワードでさがす




タグでさがす

手書き風シリーズ星記事の多い順です。


RSSリンクの表示




お問い合わせ


こちらから

--.--.--  スポンサーサイト 


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。




2017.11.11  わたしを離さないで 


watashio.jpg
わたしを離さないで
(ハヤカワep文庫 2008/8/25)
カズオ・イシグロ 作 土屋 政雄 訳

ヘールシャムという寄宿制の学校に通う子供たちの日常は
ごくありきたりな凡庸なものに見えていましたが、
次第にその不自然さと「ほんとう」に向き合うということになります。
読者は、語り手のキャシーの成長とともに、
少しずつ真実を知ることになります。

この小説もどこか「フランダースの犬」と似ています。
はたして、芸術は人を救えるのか?
ネロが絵のコンテストに最期の望みをかけたように
ヘールシャム出身の彼らもまた希望を抱きます。
絵を描くこと、絵を見ることが人の命を守ることができるのか?
芸術は人の愛を現す
ことばでは簡単にそんなことを言うけれど、
実際に命を救う手段であり得るのか。
芸術と臓器移植という対極にある「救命」を並べて
考えさせられる作品です。

フランダースの犬のネロはあたかもルーベンスの絵を見て
満足して死んだかのようですが、
実際は最期までよりそってくれた犬パトラッシュがいたから
微笑んで死ねることができたのかもしれません。
パトラッシュは、遠藤周作の言うところの
同伴者イエスではないのか。
そんなことを考えたりしていたので、つい先日も
長崎まで行って見ようと思ったのでした。
同伴者、パトラッシュそしてこの小説でいうところの「介護人」。
では何故トミーはキャッシーが最期まで
自分の「介護人」であることを望まなかったのでしょうか?

たまたまかもしれませんが、カズオ・イシグロも長崎出身であり、
長崎というのは江戸時代蘭学のメッカであり
蘭学といえば医学です。
たくさんの医師が長崎に勉強に行きました。
アントワープという限りなくオランダに近いけれど
オランダではない場所を旅をしながら
命を救おうというオランダ語を学んだ
遠い昔の先祖たちの必死の思いを
なぜかひしひしと感じたりしていたのでした。
命を守るというのはどういうことなのか。
守るべき命に差別はあるのか。
考えさせられる小説でした。

関連記事 in my blog: めっちゃ医者伝

よろしければポチっとお願いいたします。

にほんブログ村 本ブログへ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト




← トロールの森 2017 / Home / 銘菓 クルス Cruz →

Comment Post


Name:
Title:

Secret:管理者にだけ表示を許可する

Trackback

TB*URL  
 Home 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。