空飛ぶ色いろnatsuno07

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2017.10.24  宝物の中の鳥たちー長崎の美術工芸品 


歴史博物館
(鳥柄の箱。オンマウスで、玻璃(ガラス)の鳥かご。)

長崎歴史文化博物館は常設展示も見ごたえのあるものでした。
船で海の向こうからやってきた様々な珍しい品々の中に
オウムやカナリヤのような鳥たちもいたようです。
羽根の美しさ、鳴き声の美しさを愛でられ、
今では考えられないような高値がついていたとか。

長崎の美術工芸品の展示室には
溜息がでるような作品の数々がありました。
特に小鳥が図柄に使われているものには
眼が惹かれます。
ガラスでつくられた鳥かごもなどという
南国ならではの涼しげなものもありました。

奉行所を再現したエリアでは、
部屋いっぱいに並べられた検閲?待ちの品々。
当時、輸入にまつわる諸々のことを取り締まっていた
長崎の奉行所は、江戸あたりでは予想もつかないような、
スリリングかつエキサイティングな案件で
ごった返していたのでしょうか。
さながら「千と千尋の神隠し」に出てくる
「お湯や」のような、珍しいお客人がいっぱいという。

下の重箱などは、どこかベトナム風でもあります。
ベトナムといえば、貿易商の荒木宗太郎にお嫁入りした
「安南国王女の鏡」が展示されいました。
鶴と亀があしらわれた繊細な細工ものです。
鏡はすでになく、鏡を入れていた箱が残っています。
その昔、鏡の持ち主の女性は、鏡を使いながら
ベトナムを懐かしむことがあったろうか。
両脇から鶴と亀が、横で励ましているような
いっしょに喜んだり、悲しんでいたりするような
そんなことがあったろうか、と考えたりするのでした。

rekishibun2.jpg


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