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空飛ぶ色いろnatsuno07

ようこそ! 
本に関すること、日々のこと、いろいろです。
ゆっくり遊んで行ってください。
文中敬称略とさせていただきます。
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author: natsuno07 ♀
絵を見ることが好き。 読書が好き。文鳥が好き。
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2019.12.31  Review 2019 よいお年を 


IMG_2559.jpg
出口かずみ カレンダー展 日々是好日
於 西荻窪 「もりのこと」
(出口さんの絵の向こうに、師走の街が映りこんでいます。)

昼間は何だこれと思う生ぬるいような気温でしたが、
夜になって風が吹き荒れています。

今年は自分にとってはかなり苦しい1年でしたが、
なんとか今日までたどりつけました。
日々是好日というのは
はげまされる言葉です。

2019年もあと少しで終わっていきます。
来年はどんな年になるのでしょうか。


どうぞよいお年をお迎えください。


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2019.12.28  石蕗の花ー網野菊さんと私 


tuwanohana.jpg
石蕗の花ー網野菊さんと私
(講談社 1981/3/30)
広津 桃子

広津桃子は、1918年(大正7年)生れです。
1949年父和郎の病床を網野菊が見舞ったことから
ふたりの交流がはじまります。
網野菊が文鳥と暮らしていた市ヶ谷の家
「陽のさす部屋」である、護国寺裏のアパート
を広津桃子が訪ねていくのですが、
その光景がまるで映画を見ているように
ありありと伝わってきます。
市ヶ谷の家の庭先には、猫が何匹も来ていたようで、
網野菊は、広津桃子にこんなことを言います。

転ばないように杖でおいながら行くときがあるのだけど
そういう時、猫の露払いとおともをしたがえた
魔法使いのような気がして、なんだかいやね。


広津桃子もまた猫のように網野菊の家を訪ねたのか、
それとも
魔法使いの歳の離れた後輩として訪ねたのか
その独特の目線の中に描きだされる網野菊は、
本人の作品の中で見え隠れする
本人像とはまたちがった姿です。

1981年に出版されているこの本は、
30年近く続いた網野菊との交流の記録であり
変わっていく東京のどこかに

ささやかな家があり、謙遜な生活があり、
目立たぬ植木が身を寄せ合うようにして
花を咲かせ、紫の草花があり、猫どもがたわむれていた情景が
一段と色鮮やかに浮かんでくる


そういう広津桃子自身の心に映し出された光景でもあります。
63歳の広津桃子が、78歳で亡くなった網野菊の記憶を振り返る
1980年代の始め。
今から40年近く前のことです。
でも、広津桃子の語り口があまりに生き生きとしているので、
読みながらいつの時代の話なのか
よくわからなくなったりしていました。

関連記事in my blog: 陽のさす部屋


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2019.12.27  胡沙の花・ほかー八木義徳全集より 


書影
(オンマウスで、箱の裏。)
八木義徳全集 1
(福武書店 1990/3/15)

八木義徳は明治44年(1911年)生まれの作家です。
結婚して満州で仕事を持ちますが、
妻の神経衰弱をきっかけに帰国。
その後、召集されて再び大陸へ。
終戦を迎え日本に帰ってきて見ると
3月10日の東京大空襲で妻子は死亡。
そうした壮絶な日々を描いた作品が全集の1巻に載っています。

画家の香月泰男と同い年で、
詩人の石原吉郎の4つ歳上。
第二次世界大戦の前線にいたのは、
こうした人生の真っ盛りの男の人たちだったのだと
改めて思いました。

「帰来数日」「母子鎮魂」「相聞歌」には
ひとりの「日本兵」が、
誰でもない「自分自身」に戻り
妻子の死を知る時の
引き裂かれるような痛みと哀しみが描かれています。
この終戦直後を書いた作品のあと
満州での新婚時代をえがく
「胡沙の花」が載っています。
円満で幸せな夫婦とはいえなかった二人
特に満州での妻の様子は相当痛ましいものがあります。

物語はこれで終わったのである。
わたくしにはこれ以上書くべきことはもう何もない。


このような言葉で終わっていく「胡沙の花」ですが
夫婦にとって苦しかったはずのその時代さえも
どこか「花」があるように感じられてしまう。
それほど、終戦直後をえがいた3つの作品の哀しみは
強烈なものがありました。

石原吉郎は「望郷と海」の中で、

ジェノサイドのおそろしさは、一時に大量の人間が
殺戮されることにあるのではない。
そのなかに、ひとりひとりの死がないということが
私にはおそろしいのだ


と書いています。その見えていなかったひとりひとりの死に
ひとりの人間として直面せざるを得なかったたくさんの人々がいる。

戦争とは、家が焼け、人が死ぬことではなかった。
それは自分の家が焼け、自分の妻や子が死ぬことであった。
 (母子鎮魂より)

この本を開くまで、まるで知らなかった作家でした。


関連記事 in my blog: 月下美人,  画家の詩、詩人の絵 2 明るい午前の自然が, 
聞かせてよ、愛の言葉を


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2019.12.24  クリスマスプレゼントン 


kurisumasu2019.jpg
クリスマスプレゼントン
(旺文社 1982)
スズキコージ 文・絵

スズキコージの絵の世界は、
南米とかスペインとかのような
カラフルで灼熱なイメージを持っていましたが、
このクリスマスプレゼントは雪の世界。
多色刷のページと、
白と青の二色刷りのページが
いい感じに現れて独特の雪景色が広がります。

冷たい雪の空をかけていくのは
なかなかに寒そうですが、、
眠りを邪魔されたドラゴンに
追いかけられたりして、
その熱いはないきが迫るようで
読んでいるとホカホカしてきます。

そんなドラゴンのことを、悪い奴とか
意地悪な奴とか、言わないで
「しんけいしつなたちで」
と言うサンタクロース。
子供と一緒に読んでいたら、
「しんけいしつ」って何?
と中断を余儀なくされそうな気もしますが、
こんな風に「しんけいしつ」ということばに
出会うのも悪くないのではないでしょうか。
「ひるねをじゃまして、ごめんなさい」
と言って、眠らせてあげるサンタクロースに
ぬくぬくとした安堵を抱きます。

そして何と言っても、メリーが冒険している間
家で替え玉をしてくれる雪のメリーが素敵。
あとがきによると、1979年ころ
著者は極寒のヨーロッパを二カ月も旅していたそうです。


関連記事 in my blog: スズキコージの「ブレーメンのおんがくたい」 


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2019.12.21  ぎん色いろ色ーAudubon Songbirds Calender 2020 


IMG_1757.jpg
Audubon Songbirds & Other Backyard Birds Calendar 2020
National Audubon Society

赤い鳥、小鳥、なぜなぜ赤い
赤い実を食べた


という童謡みたいに、赤い実をつけた枝にとまっているのは、
猩々紅冠鳥 (Northern Cardinal)の雄。
Audubon Songbirdのカレンダーを使うようになって
何年もたつので、覚えのある鳥の姿が増えてきました。

このカレンダーの表紙の季節は春か夏のように
思われますが、
雪のつもったモミの木に
真っ赤な猩々紅冠鳥がとまっていると
クリスマス、という感じがします。

雀や文鳥よりは一回りくらい大きい小鳥で
アメリカではけっこうポピュラーな小鳥らしいです。

アドベントカードのように小窓がいっぱいの
このカレンダー。
とはいえ窓はすでに開いていて
開いているから、さまざまな小鳥たちが
訪れる気がする、
そんなこのカレンダーがとても好きです。

関連記事 in my blog: ぎん色いろ色ーAudubon Songbirds Calender 2019


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2019.12.18  ぎん色いろ色ー前略文鳥様 


mypet201912.jpg

母は、雑誌や新聞の書評や関係のある記事を切り取っては
本に挟んでいました。
網野菊の「白文鳥」には
漫画家の滝田ゆうの「マイペット」という短文が挟まっていました。
週刊誌の切り抜きのようですが、
いつどこに載った記事かはわかりません。

滝田ゆうの家の文鳥は
家族みんなに可愛がられていたようで
奥さんなどは、旅行の途中、
わざわざ戻って餌を替えてやるほどの可愛がりよう。
10歳というから、だいぶ長生きの文鳥さんです。
網野菊の「文鳥話」を読んだあとで
この記事を読むと、なんだかほっとします。

うちで最初に飼った文鳥の名前もピーコでした。
母がつけた名前です。
網野菊と同じように、迷い込んできた子を
最終的に、うちで飼うようになったのでした。
滝田家のピーコは怖がりだったようですが、
うちのピーコは物怖じせず、誰にも等しく懐っこい子でした。

滝田ゆうで思い出すのは1975年に放送されたドラマ
「前略、おふくろ様」のタイトルバックです。
ドラマの舞台となる料亭「分田上」のある、
深川の風景を滝田ゆうが描いているものでした。

ドラマの中で、
公衆電話から郷里の山形に電話するサブちゃんが
10円玉をせわしなくカシャカシャ入れていく
シーンがありました。
そういう昭和な風景はどんどん遠くなっていきます。
うちの母にかかる電話はもう通じていません。

関連記事 in my blog: natsuno88の本棚

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2019.12.15  コートルド美術館展 


ko-torudo.jpg

このごろ文鳥の具合があまりよくありません。
ちょっと様子が変だと、それだけで石をいくつも飲んだように
心配で胸が苦しくなってしまいます。
それで用事以外は家を離れたくないのですが、
文鳥が少し元気になってくれたので、
急いで上野の東京都美術館へ行ってきました。
明日終了の「コートールド美術館展」
とてもお天気がよくて、銀杏がきれいに色づいていました。
独特のまぶしさがある、東京の冬の晴れた空に
気持ちがほぐれてきます。
自分は絵を見ることがものすごく好きなんだな
と改めて思いました。

とはいえ、文鳥が気になるので、
大急ぎで、話題作をみて、ぱっと帰ってきました。
目当ては、マネの「フォリー=ベルジュールのバー」
たまたま見た日曜美術館で
この絵について話されているのを聞いて
見てみたいと思っていたのでした。
実際に写真に写せばこうならないはずの構図。
デフォルメされている記憶のとおりの世界だからこそ
「ほんとう」に近い感じがする。
この絵の前に立つと熱気とざわめきが
今ここにあるような錯覚に陥りました。
そういえば、岸田劉生の描いた雨の銀座数寄屋橋の絵も
知らない古い時代の銀座なのに
まるでそこに立っているような気がしたものです。

展示は科博みたいな感じで、
いろいろ学べるように説明がわかりやすくなっていました。
当時のフォリー=ベルジュールの正面の写真や
当時のポスターなども並んでいました。
いつもなら、ゆっくりじっくり読んでくるのですが、
ただもうひたすらに「絵」だけを見て帰ってきました。
このあと、名古屋と神戸を巡回するそうです。

ko-torudo2.jpg


関連記事 in my blog: 岸田劉生展


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2019.12.03  白文鳥 


shirobuncho201908.jpg
白文鳥
(1967/11/15 土筆社)
網野 菊

昭和28年夏、家に飛び込んできた迷子の文鳥を
飼うことになった「白文鳥」(昭和29年12月)
その文鳥を番にしてやろうと買った雛を
不注意から死なせてしまい、
こんどは成鳥の雄を買って番にしてやるという「小鳥」(昭和30年4月)
その番が生んだ雛が、やがてメスの親と
諍うようになったため、人に譲る「雛鳥」(昭和30年8月)
それから3年間の間、3世代の文鳥を飼ったという
「文鳥始末記」(昭和33年9月)
この4作が文鳥が出てくる作品で、
そのほかに、昭和18年から昭和41年にかけて書かれた
犬と猫の話が12作品載っています。

明治33年生まれの網野菊はわたしの祖母よりも
歳上ですが、ほぼ同じ時代の女性。
祖母も小鳥が好きで飼っていました。
縁側のよく陽のあたる籠で鳴くカナリアや
つぼ巣にぎゅぎゅう詰めの十姉妹のことを
なんとなく覚えています。
でも文鳥は飼っていませんでした。
この4つの作品からもわかるように
番にしたり巣引きをするのが難しかったからかもしれません。

今のようにくわしい飼い方を
教えてくれる本もネットもない頃なので、
扱いが雑なようなのも仕方ないかもしれませんが、
手乗りになりかけていた雛を死なせてしまう話などは、
もしかして「飼う」のに向かない人だったのでは、と思うのでした。

私は小鳥飼いにも飽きた。
ひとり暮らしでは、いきものを飼ふのも不便なことがある。


と人にあげてしまう「始末記」は、
「事の顛末」とも取れますが、
「処分」したともとれる。

あとから、「陽のさす部屋」を読んで
「文鳥始末記」の頃の網野菊が不動産の問題で
大変な心労を抱えていたことを知りましたが、
それにしても、
可愛いとかきれいとかで文鳥を飼って
半ば面白半分でタマゴを孵し
やがて「面倒」になってしまうというのはひどい。
夏目漱石の「文鳥」も文鳥飼いとしては微妙な話。
もっといい感じで文鳥が登場する小説はないものか。

関連記事 in my blog: 陽のさす部屋, 張子の白文鳥


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