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空飛ぶ色いろnatsuno07

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2018.05.28  おろおろ草紙 


oroorozoshi201805.jpg
おろおろ草紙
(講談社 1982/6/24)
三浦 哲郎

芥川龍之介の「羅生門」は
災害や飢饉で都が荒れた平安末期の話ですが、
「おろおろ草紙」は、1783年
天明の大飢饉の話です。
浅間山の噴火をきっかけにはじまった
天候不良による大凶作。
奥州で城下の警備にあたった鉄砲十六文隊
今でいう警官隊のような立場かと思われますが、
その隊員である立花小十郎18歳は、
数々の惨状を目の当たりにすることになります。

三浦哲郎が子供に向けて書いた
「ユタと不思議な仲間たち」に登場する座敷童たちは
江戸から明治にかけて、口減らしのため
「間引き」された子供たちの霊でした。
座敷童たちのペーソスに満ちた言動が
子供のころとても好きだったので、
座敷童の生きて死んだ時代について書かれた
「おろおろ草紙」を
ずっと読んでみたいと思っていました。

しかし読み始めてみると、
語り口は、淡々としていますが、
かなりハードな内容です。
のっけから、おぞましい罪状で、
家族が引っ立てられていきます。
その後ますます食べ物は手に入りにくくなり
悲惨さは極まっていきます。
読了後、しばらく背筋が凍るような怖さがありました。
人が守るべきものは何なのか、
立花が、生き残りの赤ん坊を見つける
闇とも白日ともしれないラストが印象的です。

地震、火山噴火、異常気象が
世界規模で多発している昨今
とても単なる昔話とは思えない、
ざわざわした気持ちになります。

関連記事 in my blog: ユタと不思議な仲間たち,  ユタと不思議な仲間たちの表紙


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2018.05.22  羅生門 


2018-05-12-rashomon201805.jpg

前の記事に書いた三浦哲郎の、「とんかつ」は、
教科書に載ったことがあるそうです。
芥川龍之介の「羅生門」は、
国語の教科書で読んだような気がします。
どちらも同じくらい短い短編なので、
教科書にまるごと載せやすい作品なのでしょうか。

平安末期の地震や飢饉のせいで、
荒廃しきった羅生門で雨宿りをしていた下人、
主人から暇を出されて行く当てもなく
門の上の楼にあがります。
するとそこでは、死人の髪をむしる怪しい姿。
一度は義憤にかられた下人が
次の瞬間には自ら盗賊となって
羅生門からすべり降りて闇に消えていく

外には、唯、黒洞々たる夜があるばかりである。
下人の行方は、誰も知らない。


羅生門の梯子口から頭をさかさまに出す
老婆の姿が、まるでゴヤの絵のような
黒々とした印象でした。

それにしても、神保町のトンカツ屋さんは
どうして羅生門という名だったのだろうと今でも思います。
餓鬼ども、腹をすかして来るがいいわぁ
という閻魔様的な美味しさを意味していたのか。


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2018.05.19  とんかつ 羅生門 


短編集「みちづれ」には、
「とんかつ」という作品も収録されています。

青森から永平寺に入門する中学2年生の少年と
それに付き添う母、
別れの晩に宿が用意した「とんかつ」
再会の日にまた宿が用意した「とんかつ」
頼りなげに見えた少年が、短期間に成長している
脂っこいものをパクパク食べられる若い年頃
「この先食っていく」力をたくわえている姿
それを誇らしいような気持ちで眺める大人たちの
温かみのようなものが感じられる短編です。

話は違いますが、むかし神保町に
「羅生門」という、とんかつ屋さんがありました。
その店の界隈だけ白黒映画になっているような気がしたものです。
そして、すぐお隣の小川町に、
「庄太郎」というとんかつ屋さんがあって
わたしはこのお店が大好きでした。
生意気にも灰皿を要求した高校生に
「高校生はたばこなんて吸わないの」
とお店の人がかっこよく切り捨てている場に
遭遇したことがあります。
からっとあがった揚げ物もおいしかったし、
その叱責もからっとしていた。

そういえば、お米を残すとおじさんに怒られるという伝説の
「いもや」の天丼も神保町でした。
「いもやに行くからには、飯のこすべからず」
そんな掟を胸に、どんぶりがくる順番を待つお昼時
真っ白なのれんに気持ち良く風が吹いていたな
と懐かしく思い出したりします。

とんかつ
(とんかつ羅生門の看板 1991年ごろに撮った写真、オンマウスで「庄太郎」。
どちらももうこの場所にはないお店。どうしてもうちょっと正面から撮っていないかというと
当時はスマホなんてないし、インスタもないし、
お店の写真を撮るのが気恥ずかったのだろうと思います。)

関連記事 in my blog: 神田賛歌


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2018.05.16  みちづれ  


michizure201803.jpg
みちづれ 短編集モザイク I
(1999/1/1 新潮文庫)
三浦 哲郎

この短編集には24の短編が収録されており、
単行本としては1991年に出版されています。
表題作の「みちづれ」は、三浦哲郎の別の作品
「白夜を旅する人々」や「海峡」と同じように
青函連絡船から投身自殺した「肉親」への思いが描かれてます。

青函トンネルの開通に伴って
連絡船終航を迎える1988年冬、
船から花束を海に投げ入れる「墓参」も
これで最後になるという乗船の日
同じように花束を抱えた老婦人に気づく「彼」
お互いに知らない「遺族」どうしが
特に会話をするわけでもなく、軽く会釈を交わすのみですれ違っていく。
それだけのことなのに、「みちづれ」と感じてしまうほどの
万感の思いが映し出されます。

以前にも書いたような気もしますが、
三浦哲郎は人物画を得意とする画家のような
そんな印象があります。
時には同じ人物が繰り返し描かれます。
光の加減、色の濃淡によって少しずつ表情は違うけれど、
描きだされた存在感に心打たれます。
そういう作品の中でもこの「みちづれ」は
小さいけれども、立ち止まってずっと見てしまうような作品です。

荒川洋治の解説にもあるように、
最初に描かれる青森駅と青森港桟橋の描写も印象的です。
まるで海峡のただなかにまで続いているような
この世とあの世の境界が見えなくなるような。
降り積もった雪の中
慣れて歩く「彼」と不慣れで転倒する老婦人
手をかそうとする彼の申し出を
丁寧に、でも頑なに拒絶する老婦人
そんな短い情景のなかにも
「遺族」の悲しみの深さが見え隠れするのです。

関連記事 in my blog: わくらば, 木馬の騎手


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2018.05.08  はしっこに、馬といる―ウマと話そう II 


hashikkoni201805.jpg
はしっこに、馬といる―ウマと話そう II
(カディブックス 2015) 
河田 桟

尻屋岬の寒立馬は本州北端の馬ですが、
この本は日本列島最南端の与那国島の馬のお話。
馬語手帖の続編です。
与那国馬も野生の馬だそうですが、
その群れからはぐれてしまった仔馬カディと
成長を見守る著者の間に
コミュニケーションができあがっていくまでの
心の流れが描かれています。

颯爽と本のページを
駆けて行ったかと思うと、
気持ちよさそうに休んでいたり
草を食べていたりする挿絵の馬に
いざなわれながら
詩集のようにも、絵本のようにも
何度もくりかえし読みたくなる本です。

たとえば寄せてはかえす波のように、
つながりながら、変化しながら、
たがいを育んでいくようなこと、
地面に結びついているようなこと
「野生」には
そういう質もあるような気がしています


ある固定した状態を守るだけではなくて、
一緒に「変化」していくということも
また「自然」であるということ。

読みながら、どうしてだか
「風の又三郎」の中で嘉介が
逃げた馬を追っかけて行く場面が
思い出されて仕方なかったのですが、
最後のほうに、カディとは
「与那国」の言葉で「風」を意味するというのを見つけ
ガラスのマントが光ったような
そんな気持ちになったりもするのでした。

関連記事 in my blog: 馬語手帖―ウマと話そう, 風の又三郎


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2018.05.06  尻屋岬 諦めの旅ではあった 


尻屋岬灯台
(オンマウスで、灯台の周りにいる寒立馬。)

おととしの夏に下北半島めぐりをした時、
恐山や仏ヶ浦と同じくらい楽しみにしていたのが
寒立馬が見られるという尻屋岬でした。
馬は必ず見られるわけではないそうで、
しかも、その日は朝から雨が降っていましたから
半ばあきらめかけていたのですが、
昼過ぎから、あっという間に青空が見えはじめ
岬につくと灯台のまわりには
草をはむ寒立馬の姿がありました。

旅行した時は気づきませんでしたが、
三浦哲郎の短編「海峡」によると、
尻屋岬には、海難事故に遭難した人の慰霊碑があるそうです。
これも気づきませんでしたが、
青森出身の歌人鳴海要吉の歌碑もあるそうです。

諦めの旅ではあった
 磯の先の
  白い灯台に
   日は映していた


三浦哲郎は歌碑のことは何も書いていませんが、
この鳴海要吉の歌は
短編「海峡」とも、長編「白夜を旅する人々」とも
すこし共鳴しているような気がします。
何で行った時、ちゃんと見てこなかったろうと後悔しきりです。
撮ってきた画像を見てみると、
たしかに遠景にちっさく歌碑も写っています。うーむ。

ともあれ、そのときは
青い空と白い灯台とぐるっと海に囲まれる感覚と
寒立馬と崖に咲いているスカシユリに夢中だったのでした。

尻屋岬灯台
(スカシユリ。オンマウスで、寒立馬。仔馬もいます。仔馬に近づくと母馬が怒るので危険です。)

関連記事 in my blog: 蕪島でウミネコとお近づきになる


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2018.05.04  恐山 


osorezan0.jpg

三浦哲郎の短編集「愁月記」に収められている「海峡」は、
青函連絡船から投身自殺を図った姉を思いながら
「わたし」が下北半島を旅する話です。
潮の流れの速いこの海峡では、難破する船も多く
亡骸が流れ着く場所には慰霊碑があるのだそうです。
そこに姉もまたたどり着いているのではないか
そんな思いから、「わたし」は
人づてに聞いた慰霊碑を尻屋岬で探します。
その後に、恐山を訪ねるのでした。

おととし青森旅行をしたときに、下北半島も巡ってきたので、
読みながら風景をありありと
思い浮かべることができました。
恐山というのは、さぞや恐ろし気なところかと
思っていましたが、
日差しが強くて、暑かったせいか、
エメラルドグリーンの宇曽利湖が、
南国のビーチのようだと思うのでした。
カラフルな風車がカラカラ回り
白っぽい火山灰の土に、
硫黄の黄色が浮かびあがっています。
にぎやかに話している団体さんの方から
時々大きく笑い声が聞こえてくるし、
思っていたのとは違う明るい風景でした。

小説にも出てくるイタコの口寄せは順番待ちで、
1時間から2時間の余裕を持って入らないとダメみたいでした。
温泉もあって、なんとも異世界に紛れ込みそうな
鬼太郎のお父さんがお湯につかっていそうな。
こちらも時間があればぜひ入ってみたかったです。
湖のほとりには、鐘があって時折澄んだ音を響かせていました。
東日本大震災で亡くなった方の鎮魂のために
建てられたそうです。

osorezan1.jpg

関連記事 in my blog: 仏ヶ浦 飢餓海峡の舞台


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2018.05.03  愁月記 


shugetsuki201803.jpg
(題字・著者 挿画 松本勝)
愁月記
(新潮社 1989/12/10)
三浦 哲郎

重荷を負った長い人生を今、終えようとしている母
郷里へ急ぐ私の心に去来する幾多の思い (箱帯より)


表題作の「愁月記」、他6編の短編集です。

「愁月記」は1985年5月、今から33年前に
文芸誌「新潮」に発表されました。
危篤の知らせを受けて故郷へ駆けつける「わたし」は、
窓外の風景を眺めながら、母親が元気だったころの
ふとした瞬間をとりとめなく思い出しています。
やがて、列車が故郷に着くころになって
それまで曇り続きだった空に
立待月(十七夜)が光っているのをみつけます。
その明るさにもかかわらず「わたし」は
かつて飛脚が「たちまちつく」ことをもじって
十七屋と呼ばれたということを思い出します。
そして、自分が到着したとたんに(たちまち)
母親が亡くなるのではないか
そんな不吉な思いにかられます。

そのほかは、
ヒカダの記憶 (1985年6月 文學界)
からかさ譚 (1986年6月 新潮)
夜話 (1984年1月 文學界)
居酒屋にて (1988年5月 新潮)
海峡 (1987年1月 新潮)
病舎まで(1985年1月~7月 すばる)

「病舎まで」は、「露草」というタイトルを改題して
短編集に収められています。
青い色の花をお見舞いに持って来たという娘に
ツユクサかと聞く病床の「わたし」
「露の命」ということばを連想して娘は真顔で怒ります。
「そんな花持ってくるわけないじゃない」
かつて「わたし」が息子として十七夜の立待月に
不吉を感じていたのとどこか似ています。
でも、呑気な父である「わたし」は、
「あいつはツユクサが嫌いなのか?」と
娘が帰ったあとで妻に尋ねています。
それもまた、ほほえましいような。

最初と終わりの短編の中に静かに流れている時間
瞬間でありながら、永遠を感じさせる
家族のポートレートです。

関連記事 in my blog: メリー・ゴー・ラウンド 短編集「木馬の騎手 」より


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2018.05.02  黄色ずきんちゃん 


munari20180400.jpg

先日神奈川県立近代美術館の、
ブルーノ・ムナーリ展で見た絵本
「黄色ずきんちゃん」
小鳥が可愛いなぁと思っていたら、ミュージアム・ショップに
絵本がありました。
図録とどちらにするか、考えたあげく絵本にしました。
文章はイタリア語。
Googele翻訳で読んでみました。

高層ビルの立ち並ぶ大都会に暮らす
「黄色ずきんちゃん」はおうちのベランダにパン粉を
まいてやるので、黄色いカナリアと大の仲良し。
交通量の多い、危険な道を通って
ペントハウスに暮らすおばあちゃんを訪ねるとき
信号待ちしているオオカミが
「可愛いね、乗ってかない?」なんて声をかけてくるのだけど
カナリアの助けを借りて、ちゃんと逃げられます。

ママはどうやら読書好きなようです。
おばあちゃんからママへ
青白のストライプの包装紙につつまれた本のプレゼント
黄色ずきんちゃんは、行きも帰りも
ちゃんとお届け物のお手伝い。
おばあちゃんの頃は大変だったのね、
なんて黄色ずきんちゃんが思っているところがあるので、
おばあちゃんはもしかして赤ずきんちゃんなのだろうか・・
この辺はちょっとよくわかりませんでした。

ムナーリの絵本には、他に「緑ずきんちゃん」というのもありました。
カエルが登場していて、
「黄色ずきんちゃん」とは対照的に緑深い静かな環境が舞台です。
こちらも素敵な本でした。

黄色ずきんちゃん
(黄色ずきんちゃんがおばあちゃんのところに持って行く、レモン、グレープフルーツ、
ガルダ産オリーブオイルの入った黄色いバスケット。
オンマウスで、本の包みを抱えおばあちゃんのところから帰るところ。)

関連記事 in my blog: ブルーノ・ムナーリ展 神奈川県立近代美術館


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2018.05.01  2018年5月 読みたい本 


Tokyotower201804.jpg

むかしは夏がいちばん好きな季節でしたが、
最近は5月のこの季節がいちばん好きです。
先日東京タワーに行ったとき、
鯉のぼりがいっぱい風の中を泳いでいました。

今月読みたいなと思っているのは、
「村上さんのところ」、
平積みになっているのを、ちらちらと見たところ面白そうです。
それから宮部みゆきの「あやかし草紙」。
「三島屋変調百物語 シリーズ第一期完結編」
と書かれてます。
完結編というからには何かが終わるけれど
第一期というからには第二期がある
ということで、終わるような始まるような・・。
三島屋シリーズは出版されるたびに
出版社が違って、装丁も変わるのですが、
今度の装丁はなかなかに素敵です。


関連記事 in my blog:  2018年4月 読みたい本, あんじゅう


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