空飛ぶ色いろnatsuno07

ようこそ! 
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2017.03.30  準備万端バルタン星人、阪本順二監督の「団地」 


danchisakura.jpg
(以前住んでいた団地は、桜がいっぱいできれいでした。)

阪本順二監督の映画「団地」を
「シンゴジラ」のあとに見ました。
深く考えずに、あっ阪本順二だと思って一緒に借りてきましたが、
シンゴジラとちょっと似たような
似てないような・・
大笑いさせられつつ、語られ過ぎない哀しさ切なさがあり
最後が嬉しい映画でした。

この映画を見ていて思ったけれど
昭和の怪獣たちは、けっこういろんな事情を抱えて
地球にやってきたものでした。
見たら気絶するような恐ろしい様子だったけれど、
他人事とは思えなかった。

団地に越してきたばかりの夫婦
(藤山直美と岸部一徳)はどこか懐かしい大人です。
二人が黙々と漢方薬をつくっているシーンがありますが、
そんなの口を開けてどんだけでも眺めていたいようです。

営んでいた漢方薬のお店をたたんでしまった二人を訪ねて
どうしてもと薬を頼みに来るお客さん(齋藤工)。
そのお客さんの薬を定期的に取りにくる宅配のお兄ちゃんが、
なぜかおなかがいつもゆるい。
必死の形相で拝借を願うやいなや、
トイレに駆け込んでいく。
「あんた、いっつもうちでトイレしてくけど、なんでなん?」
・・・・・・・

そこでそんなに笑うのか、
というくらい爆笑してしまいましたが、
そのシーンにも隠された意味があったという。
阪本順二の映画の中では、「ビリケン」にも似ている気がします。
「きみと漢方薬があればいい」って
言われてみたいものだよと思うのでした。

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2017.03.28  シンゴジラ vs 春と修羅 


GAo_.jpg
(文鳥は正面から指を出すと怒ります。)

桜が咲き始めたと思ったら、
いきなり真冬の寒さになってしまった先週末
シンゴジラのDVDを見ました。
ゴジラの生態を解析する手がかりを残した科学者
が乗っていたとおぼしき船の内部を映した
映像にちらっと「春と修羅」の本が写りました。
遺品の資料と折鶴と一緒に、
ほとんどサブリミナル効果みたいな。

いかりのにがさまた青さ

それにしても、ゴジラが巨大であっても「生物」であるならば、
行動には「理由」があるはずなのに、と思うのでした。
何故、上陸するのか。
営巣のため、産卵のため、捕食のため、越冬のため
仲間を求めて、パートナーを求めて、親を、または子を探して。
でも、ここではゴジラの行動は「不明」
そんな馬鹿な。
つい耳のあたりをこすってやると
気持ちよさそうにするんじゃないかと思ったりして。

「春と修羅」の中には、
妹の死を悼む「無声慟哭」という詩があります。

毒草や蛍光菌のくらい野原をただよふとき
おまへはひとりどこへ行かうとするのだ
  (おら おかないふうしてらべ)


ゴジラはそんなふうに、
悲しんだり喜んだり、笑ったりしないのか。
破壊的過ぎて同情の余地なしだけど、
あまりにひとりぼっちの生き物だな、と。

GAo1_.jpg
(でも基本的には、人懐っこいんです)


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2017.03.23  ぎん色いろ色ー科学館の思い出 


kagakukan2.jpg

西荻駅前の象が新しくなったり、町は変わっていくもので。
去年の夏、久しぶりに妙正寺公園の方を散歩していたら、
科学館が閉館して、取り壊しを待つばかりになっていました。
老人用の施設に建て替えられるそうです。

中学2年で、祖父母の家のある杉並に越してきた頃、
なかなか東京になじめずにいましたが、
学校から帰ってきて、ときどきこの辺りを散歩するのが好きでした。
プラネタリウムのドームと
大きな欅の木が何本もあるのを見にくるのです。
東京の地図よりも、
くわがたみたいな愛知県の地図のほうがくっきりと頭にある。
河川の名前も浄水場の名前も、
知多半島や渥美半島の特産品もすらすらいえる。
そんなわたしは、
小学生の時に連れて行ってもらった
名古屋の科学館のプラネタリウムの思い出を重ねていました。
やがて、文鳥もうちにやってきました。

大人になってからは、
変化ということに怖気づかなくなったけれど、
変わらないことを守りたい気持ちもあります。
どうしようかと途方にくれることがあります。
そんなとき、いるんだかいないんだかわからないくらいの軽さで
文鳥はふっと、飛んできてわたしに止まります。

それにしても、小学校教育ってすごいと思います。
よく「転勤族あるある」で、盛り上がるのですが、
小学校の3,4年で勉強する地理が一生頭に残る。
で、あんたどこの人なのよ、って言われちゃうんだよねという。

科学館
(オンマウスで、画像が変わります。
建物って空っぽになると、あからさまに寂しげになります。)


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2017.03.21  ダンボの見たピンクの象と西荻の象 


Dumbo.jpg

西荻の南口のこじんまりしたアーケードに
30年以上前からぶらさがっていたピンク色の象が
新しいつるんとした象に変わりました。
なんでピンクの象やねん、というと、
それはそもそも商店街の出口付近にあった「西荻餃子」さんの
商標が象だったからです。
緑の西荻象と、ピンクの餃子象が仲良しな
「味自慢、西荻名物」でした。
ああもう夕飯何にしようというときに
なんとも魅惑の昭和な店先でしたが、
2015年に閉店されました。

ところで、1941年のディズニー映画「ダンボ」にも、
ピンクの象が出てきます。
英語の慣用的な表現で「酩酊状態」を
「ピンクの象が見える」というのだそうで。
水桶の中にシャンパンの壜が落ちたことに気づかず
飲んで酔っ払ったダンボが、ピンクの象の幻覚を見るのです。
次々に出てきて伸びたり縮んだりぶれたり
めまぐるしく踊りまくる、不思議なシーンです。
時代的には、第二次世界大戦中。
子供向け映画として単に
「酒などならん」という意味なのかもしれませんが、
ダンボにこんな斬新な絵が隠れていたことが驚きでした。

ちなみに西荻の旧ピンクの象は
先日、桃井の原っぱ公園に飾られていました。
緊急時にはヘリポートにもなるという広々した公園。
「西荻ラバーズフェス」という
(よせよ照れるじゃないか)なネーミングの催し物で人がいっぱい
風で砂埃がまいあがっており、
ピンクの象は子供たちにじゃれつかれながら、
これからいよいよ本当に空を飛ぶのだよ
というような、なんだかしわしわした笑顔でした。
どこかで緑の象と仲良く暮らすのだと思う。

(追記:すみません、ピンクの象の由来は、餃子屋さんではないそうです。
ただ、また聞きなので、これ以上、ここには書きません。
わたしの思い込みで文章を書いてしまいましたが、
そのときに感じたことなので、そのまま残します。
旧象さんが消えたのはさびしいけれど、
防災上の理由での撤去は仕方ないと思います。2017-4-2)

関連記事 in my blog: 阿佐ヶ谷七夕,
 ウォルト・ディズニーの約束 十和田市現代美術館 大宮エリーの商店街美術館

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2017.03.19  身毒丸 


shintokumaru.jpg

前の記事のロルカの詩は、夕陽の中に弔鐘の音。
こちらも最後、からくり人形たちがするすると奥に消えていくと
弔鐘と聞こえる鐘の音で終わる舞台でした。
1995年に蜷川幸雄が演出した「身毒丸」とは、
台本も音楽も違う、寺山修司のオリジナル版。
「万有引力」は「天井桟敷」の流れを組む劇団で、
1978年に上演されたものに近い舞台とのこと。
三茶の世田谷パブリックシアターは
立ち見のお客さんも出て大盛況でした。

劇場内に入った瞬間からすでに芝居が始まっていて
舞台の上にはカンテラが揺れ
黒装束の人影が動いています。
アコーディオンを弾いている人もいました。
やがてからくり人形が現れるといよいよ始まりです。

まなざしのおちゆく彼方ひらひらと
蝶になりゆく母のまぼろし
てのひらに百編母の名をかかば
生くる卒塔婆の手とならむかな


昨年、三沢にある寺山修司の記念館を訪れたり、
恐山へ行ったりしたので、見たかった芝居です。
それこそ「見世物」だからなのか、
「あれはいったい何だったの?」という
よくわからない光景がいくつもあり、わかる光景もあり
最後は、門の外にはじき出されたような。
そもそも「見世物」というのは、宮澤賢治の
「祭りの晩」のようなお話の中で知っているだけです。
途方にくれて足元にぽたぽた涙を流す山男のキモチ。
でも、両脇にいたからくり人形の(役者さんが演じている)
その動きがあんまり見事で、ただただ見とれていました。
ちょっと、ムットーニの「からくり劇場」なども思い出しながら。

7月に座・高円寺で「レミング」が上演されるので、こちらも
観に行こうと思っています。

関連記事 in my blog: 寺山修司記念館,  ムットーニのからくり劇場

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2017.03.17  ロルカ詩集 優しい恋歌 


Yasashii0.jpg

ロルカ詩集 優しい恋歌
(1975/7/10 サンリオ出版)
小海永二 訳 油野誠一 絵

これまた古書でみつけた本は「ロルカ詩集」
40年以上も前に出版された
ギフトブックという名の小さい本。
油野誠一(ユノセイイチ)が挿絵を描いています。

サンリオ出版は、かつてポップな詩集を出版していて
谷川俊太郎や寺山修司の詩集もありました。
谷川俊太郎は、南桂子や司修
寺山修司は上野紀子が挿絵を描いています。
ロルカの詩集は全ページカラー。
ユノセイイチの絵は、
こども向けの絵本で見るより大人びた雰囲気で、
写真とコラージュだったり布切り絵だったり、
いろいろおもしろいことになっています。

ぼくの部屋から噴水が聞こえる・・
ではじまる、「グラナダ1850年」という詩がとても好きなのですが、
それは載っていません。
スペイン内乱のさなかに生きた詩人が、
自分の生まれる前のグラナダを夢想する詩です。
もし載っていたら、どんな挿絵がついたのだろう。
この本の中では、「晩鐘」という詩が好きです。

黄色い
塔の中で
鐘という鐘が弔鐘を鳴らす


夕暮れのもの悲しい光の中、鐘が響いています。
「うみのがくたい」の見せてくれる夕暮れの海の輝きとは
また違った音のようです。

優しい歌
(晩鐘の挿絵、マウスを乗せると、別のページにアンダルシアの娘さんたち。)

関連記事 in my blog: まじょのおとしもの, 南桂子のハシビロコウ

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2017.03.15  うみのがくたい 


うみのがくたい
(マウスを乗せると、海の生き物たちの演奏が始まったところ。)

うみのがくたい こどものとも傑作集
(福音館 1964/2)
大塚 勇三 作 丸木 俊 絵

あゆみBOOKSのブックカバーは、象の他に
花から飛び出すクジラの絵もあります。
それで思い出したこの絵本。
50年以上前の絵本で、丸木俊の絵がとても素敵です。

ある船では働いている人たちが音楽が好きで
ゆうがたになると甲板で合奏していました。
音楽が始まると、いつの間にかクジラや鮫やイルカも集まってきます。
海の生き物たちも音楽を楽しんでいました。
あるとき船は嵐に襲われ・・

この絵本とは真逆の話ですが、
人語を理解するようになったイルカが
政治的謀略に巻き込まれる古いSF映画「イルカの日」の
テーマ音楽を思い出します。
澄んでいて、輝いていて、物哀しい。

丸木俊と聞くと、「原爆の絵」の人という印象が強かったのですが、
はじめて古書でこの絵本を見たとき、あの「絵図」とはかけ離れた
美しさと可憐さに驚きました。

関連記事 in my blog: つつじむすめ,
 平塚美術館 香月泰男のシベリアシリーズ


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2017.03.13  あゆみBOOKS 小石川店 


ayumi.jpg

「閉店する時にしか、本屋さんへの愛を
爆発させることができないなんて
さみしいじゃないか!」
あゆみBOOKS小石川店が、
3月19日に閉店を前にこんなキャッチフレーズで
フェアをしています。

わたしは、あゆみBOOKSのブックカバーが好きで、
荻窪と高円寺のお店によく行ってましたが、
今は文禄堂と名前が変わり
違うデザインのブックカバーになりました。
それでブックカバー目当てに
田町駅前にある、あゆみBOOKSへ、
時折出かけたりしています。
小石川店は知らなかったのですが、
フェアが面白そうなので、行ってきました。
東京ドームと文京区シビックセンターと中央大学に近い場所。
こんにゃく閻魔のある通りです。

フェアは今わたしのはまっている夏目漱石に関する本や、
お店で対談があったという絲山秋子のサイン本
ジャンルはさまざま
ポップだけでも十分面白いぞな本が並んでいました。
いずれ買う予定だった本とフェアの中の面白そうな本に
カバーをかけてもらって、ほかほか抱えて出てきました。

そのあと、中央大学の横の坂を上って
昔神保町にあった、エスワイルというケーキ屋さんをめざしたら、
こちらはすでに違うお店になってました。
ああ。

関連記事 in my blog: 御茶ノ水 茗渓堂のブックカバー

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2017.03.11  ニンゲンも文鳥も助かるために 


Bosai.jpg

震災から6年が経ちました。
昨年、津波の被害が大きかった大槌町へ行き、
実際に、大槌町役場の前に立つと、言葉がありませんでした。
どれだけ備えていても、
どれだけ津波の怖さをわかっていても
瞬間的には「固まって」しまうだろうと思うのでした。
それでも、どう備えるか
目の前のことから、折々に考えるようになりました。

最近、職場の備蓄品の中から
消費期限切れ直前のカンパンが放出されました。
欲しかったらあげますとのことなので、
もらって食べたところ、こりゃまずい。
だんだん気にならなくなって、仕事中にぽりぽり。
でも、あまりに不評だったからか
他に安いのがみつかったからなのか、
会社の備蓄はカンパンから、ビスケットに変わりました。
味も大事ですが、
消化不良になったり、体質に合わなかったり。
食べ物は身体的、精神的な支えにもなるので、
じっくり考えておいたほうがいいなと思っています。

家では、備蓄全部の水が同じ日付で古くならないよう、
月一回こまめに入れかえることにしました。
ちびちび開封できる500mlのペットボトルにしました。
他には、文鳥が寒さに弱いので、
カセットガスのストーブを買いました。
すぐに思い浮かぶ指定避難場所以外の
よく知らない避難場所にも
実際に歩いて行って見ました。
ここは広いけど、広いだけに人が押し寄せそうだなとか
怪我をしたら病院が近いからここだなとか。

また先日、職場でAEDの使い方と心臓マッサージ
止血など応急手当の講習会を受けました。
心臓マッサージは1秒間に2回押さなければいけないとかで、
ほんの15秒くらいやっただけでも、消耗しました。
誰かが心臓マッサージをしていたら、その人任せにしないで、
途中変わってあげたり、
他に助けてくれる人を呼んできたりも必要だなと思いました。

ほかにもまだまだ。
防災に関しては、タラレバ娘も悪くない。
沢山の、たら、ればな想像力を駆使して備えなきゃと思っています。

関連記事 in my blog:  地震イツモノート, ぎん色いろ色ー命あること,  三陸鉄道にも乗ってきた

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2017.03.09  スズキコージの「ブレーメンのおんがくたい」 


buremen2.jpg

ブレーメンのおんがくたい
(ミキハウス 1987/11/20)
絵 スズキ・コージ 訳 池田香代子

絵本の楽しさは、ひとつのお話でも描く画家によって
思いもかけない世界がひろがっているということかなと思います。
「ブレーメンのおんがくたい」
このスズキ・コージの絵本が大好きです。

歳を取って、「役立たず」扱いされている
ロバと犬と猫とニワトリが、このままでは殺されてしまう
と危機感を抱き
連れ立ってブレーメンへ逃避行、
最終的にはブレーメンは行かなかったけれど、幸せにくらすという
ヒューマンスペクタクルサスペンスファンタジー。

この絵本では、特に、ブレーメンをめざす
動物たちの後ろ姿が好きです。
音楽隊というより、バンドな感じ。
それから、どろぼうの隠れ家をのっとって、
がつがつごちそうを食べているところも好きです。

スズキコージの絵だと、
どうも動物たちが、オラ アミーゴ
とか言っていそうな気がしますが、
グリム童話なので、よおく見るとやっぱり
ドイツの森深くの隠れ家の景色で
フクロウもたくさん飛んでいます。

ブレーメンの音楽隊は、もうひとつ
ハンス・フィッシャーの絵本も好きなので、
それはまた今度。

buremen0.jpg

関連記事 in my blog: サルビルサ, るんぷんぷんー昔話おとぎ話の行進

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2017.03.07  クレヨンサーカスがやってきた 


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クレヨンサーカスがやってきた
(1979/6/1 こどものとも 福音館)
鴨居 羊子 作・絵

西荻の古書店「にわとり文庫」で見つけました。
鴨居羊子の絵本。
絵が素敵で、前から欲しいなと思っていたのです。

サーカスといっても、象もライオンもいない「クレヨンサーカス」
団員は、カラスとロバと、子豚と犬、それから娘のクレヨン。
ある日、オオカミがクレヨンサーカスのテントの前で行き倒れます。
ご飯をもらい、オオカミも一緒に働くことになります。
「みみきち」なんて名前もつけてもらって。

ニンゲンにも、このみみきちみたいな人っていると思います。
ある日ふらっとやってきてなんとなく働き始めて、
「自分には合わないかもなぁ、この仕事。」
なんていいながらも、そこそこ周りと上手くやって
そして、職場がいい感じに儲けを出せるようになり
祝い酒でもしようか、
てな日に、またふらっと姿を消してしまう。
「こんどは俺らしいことができそうな気がする」とかなんとか。
でも、またそのうち戻ってくるよね、
って、職場の人は思っている・・そんな人。

表紙は団長がみんなを記念撮影しているところ。
うちの文鳥も割り込んでいます。
クレヨンサーカスはこじんまりしているけど、
おしゃれだし、努力もしているし
働きやすそうな雰囲気もあるし、
こんな就職先悪くないと思う・・
でも、やっぱり向き不向きも大切ですけど。

関連記事 in my blog: もうねむたくてねむたくて


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2017.03.05  おりえんたる・ぱらだいす 


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おりえんたる・ぱらだいす
(文藝春秋 1971/4/20)
三浦 哲郎 著 (装幀 河内 正之)

おりえんたる・ぱらだいすは1945年の敗戦を迎えた日本、
地名は蜂ヶ谷市となっていますが、
おそらくは八戸市を舞台にした物語です。
八戸といえば、大きな漁港に響くウミネコの声のイメージでしたが、
実際行ってみると、三沢に近く
当時は、米軍兵士が多く訪れた町だったようです。

物語は二部に分かれていて、
一部が「おりえんたる・ぱらだいす」
二部が「おふぇりあ昇天」
それぞれが独立した短編小説で、登場する人物は同じです。
一部では、終戦直後の蜂ヶ谷市の赤十字病院に
産婦人科研修医として派遣された青年の
とまどいと、その病院の世話にならざるを得ない人々の生き様が描かれます。
「パンパン」という言葉の意味がわからない研修医に、
「それぐらい知っていてください」と不機嫌に言う看護師。
予防したり、検査したり、治療したり、延々と続く医療行為。
その向こうに、娼婦にならざるを得なかった戦災孤児の少女
特攻隊の生き残りとして酷いうつ症状に苦しむ兵士
強姦や略奪、偏見や蔑み、
相変わらず暴力に支配された日常があります。
混乱のさなかの人々のスナップショットを
次々に掲示板に張り出していくようなそんな描かれ方をしています。

二部は、米軍相手の娼館を営む女の物語です。
火事で焼ける娼館を前に
「空襲、空襲、退避、退避」とつぶやいていた娼婦が
突如「お母さん」と叫んで火に飛び込んでいくラストなどは
作り過ぎかというという気もちょっとしましたが、
戦災孤児の多くが、空爆で親とはぐれた子供たちであり、
親が火に巻かれたのを目撃したというトラウマをもつ子供であり
今もなお、こういう子供たちがいることを考えれば
もっと現実は壮絶でしょう。

この小説は三浦哲郎が「ユタと不思議な仲間たち」を書いたのと同じ
1971年に出版されています。
ユタは1971年の小学生ですが、
1945年には著者の三浦哲郎の方が小学生でした。

関連記事 in my blog: 八戸の三浦哲郎文学碑, ユタと不思議な仲間たち, ドールズタウン

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2017.03.03  ロミオとフリージアのある食卓 



(劇団綺畸の上演のチラシ)

「イプセンの「野鴨」はロミオとジュリエットの変奏曲という説もある」
という文章を読んだ時、
「ロミオとフリージアのある食卓」という
如月小春の芝居のことを思い出しました。

フリージアというごく日常的な花と
ロミオという劇的な役柄が飾られている食卓。
静物画のようなタイトルのこの芝居、
静かで無機的な長いセリフがあったあと、
さりげなさや日常性をやたらに強調しながら、
「ロミオとジュリエット」の舞台が始まります。

30歳目前の樹里絵津都(ジュリエット)は
路美夫(ロミオ)の登場の遅れにやきもきしています。
そこにやってきた、三越の荷物配達のバイト。
このバイトはわけもわからず、路美夫の役を押し付けられ
巻き込まれていきます。
演じているのは「中野区」のひとびと、
北野神社例大祭の催し。

「野鴨」の中では幸せそうな一家の裏を
グレーゲルが暴き立てますが、
奇夜比由烈徒(キャピュレット)家の和やかさには
「裏」もへちまもありません。
そもそも芝居なのですから。
路美夫だけは、あたかも自分が「演者」であることを知らない
・・ようにも見えますが、
「門多牛(モンターギュ)さん」側での演出だろうと
奇夜比由烈徒(キャピュレット)家では言っています。
だから観客は、路美夫役の若者が困惑し、否定し、
帰らせてくれと喚いたり迎合したりするのも
演技かもしれないと思っています。
そして彼だけが最後には「ほんとうに死んでしまった」ようだけれど、
それもまた芝居なんだろう、と心の中では思っています。
家同志の争いに巻き込まれ、人を殺し、また人を殺し
そして死んだ若者「ロミオ」のように見える。
そんなに立派でもないし、
ごく自然で「さりげない」、どこにでもいそうな若者だと。

如月小春は2000年に44歳で亡くなってしまいました。
2000年というのは、まだまだインターネットのURLだとか、
メールアドレスということばが耳新しかった頃です。
ネット通販がここまで進化して
宅配による物流がパンクしそうになる・・・なんて。
2017年の現在を
如月小春だったらどんなふうに見るのだろうと考えます。
今、他の戯曲も読んでいます。
見ていない舞台ばかりですが、台本だけでも
十分面白い作品の数々です。

関連記事 in my blog: 耳鳴りのうた

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2017.03.01  ぎん色いろ色ーおきな草 


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近所の花屋さんで、「おきな草」発見。
もうちょっと濃い色のほうが正統派「おきな草」、
でもこの淡い紫いろの花もきれいです。
葉っぱの形が、金魚鉢の中にはいっている藻みたい。
金魚にも、小鳥にもなじむ感じです。
宮澤賢治の童話にも登場します。
おきなぐさはその変幻の光の奇術の中で夢よりもしずかに話しました。
たんぽぽみたいに綿毛になって種を飛ぶ時、
仲良しのヒバリがまっすぐ空に飛んで
花のために別れの歌を囀りました。
短い童話ですが、描写がとても美しいのです。
というわけで、お花屋さんにみつけたら素通りできませんでした。
今は花が綿毛化するのを楽しみに待っています。

おきな草を見せたところ、うちの文鳥は例によって警戒態勢に。
わたしの手をぐっと力を入れて掴んでいます。
この小鳥も飛びますが、まだまだそんなに遠くへも、高くへも
行かないでよね、とお願いしてます。

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関連記事 in my blog: ぎん色いろ色ーネムノキが来た


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