空飛ぶ色いろnatsuno07

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author: natsuno07 ♀
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2015.11.09  放浪記 ふたたび 


Moji5.jpg
(関門海峡)

仲間由紀恵の「放浪記」をシアタークリエで観てきました。
この夏にちょうど門司で林芙美子ゆかりの展示品など見てきたところ、
そこにTRICKの山田奈緒子がオーバーラップして
絶対観たいなと思ったのです。

主演女優が若返ったら、放浪記の背景がぐっと古びて感じられました。
すでに「時代劇」の領域です。
帝劇より舞台も近いし、
門司にもあった、レトロな町並みに入り込んだようです。
若返り、若返りと言うなよって感じですが、
若返ったので、
危なっかしさといけなさと
可愛げと明るさと人恋しさがくっきりしてました。
「日夏京子め何を言う」
あんな雑魚寝状態の安宿で、人の迷惑顧みず
夜中に原稿を埋めていた芙美子が、
いつか、寝る暇もなく執筆に追われるほど出世して
書斎でうたた寝をしているのが
「しあわせじゃない」
わけがあろうか。
あの日あの晩、あんなに一心不乱に原稿を埋めていた芙美子にとって
「物書き」になれないほうがよほど不幸なんじゃないだろうか。
そんな「しなやかさ」と
「がむしゃらさ」が感じられる、
まだまだ元気な芙美子でした。

秋はいゝな
朝も夜も
私の命がレールのやうにのびて行きます。
(詩集 蒼馬を見たり 「秋のこゝろ」)



門司
(大正時代の門司港の街並みを再現した海峡レトロ通り。)

関連記事 in my blog: 放浪記 その1, 木村荘八展

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2015.11.03  門司港の林芙美子 


門司
(旧三井倶楽部の階段。マウスをのせると、階段の下の玄関が見えます。)

今年の8月、ちょいと用事があって博多へ行ったとき、
半日だけ時間があったので門司港まで足を伸ばしました。

レトロな駅舎が有名な門司港駅は、改装中。
プラットホームの屋根や、洗面所にレトロのよすがを見てきました。
まずは駅の目の前にある
旧三井倶楽部のレストランで、焼きカレー。
この洋館の二階には、
アインシュタイン博士の泊まった部屋だとか
林芙美子の記念室がありました。
そんなに時間がないので、さっと見るつもりでしたが、
けっこう見ごたえがあって、はまってしまいました。
関門海峡の向こうの下関とこちら側の門司と、
林芙美子の出身地には説が二通りあるそうです。
中落合の書斎を再現したコーナーでは
デスクに座ると見えただろう庭が写真パネルで再現されています。
そして三井倶楽部の窓からせいせいとした海が見えています。
林芙美子にはこのあっけらかんとした
海のほうが似合うかなぁなんて思うのでした。

そこから歩いて5分くらいのところにある関門海峡ミュージアム。
半信半疑で入ってみると
これまた相当に面白かったです。
壇ノ浦の戦いを題材にした
人形作家の作品の展示がなんともすごかったです。

門司
(今年の春ごろに移転したという雰囲気ある中華屋さん跡。)

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2015.11.01  Hotel Paris プラハ その2 


カフェ・ド・パリ
(ロビーから見たカフェ・ド・パリ。
マウスをのせると、パリ・ケーキが見えます。)

プラハ旅行は去年の7月。
日照時間が長く8時すぎても明るい季節です。
ホテルパリの窓を開けていると
天文時計の鳴る音が聞こえてきました。
昼間あちこち歩き回って、荷物を置きに戻ったり
夕方再度出かける前にシャワーが浴びられるのも便利でした。
お風呂のバスタブもゆったりして、気持ちよかったです。

古びたエレベーターも雰囲気がありましたが、
果実の絵があしらわれた壁画や、色ガラスの窓がある
階段も趣がありました。
アールヌーボーならではの
植物のツルのようにくねくねとした曲線や、
葉っぱや虫を思わせる造形が随所にみられます。

ホテルからはどこへもだいたい歩いていくことができ、
地下鉄B線ナームニェスティー・リプブリキ駅の入り口はすぐ眼の前。
A線のムーステクも歩いて5分くらいです。
ついた日の夜も、早速旧市街広場の方まで歩いていってみました。
建物はライトアップされ、バンドが出ていてものすごい喧騒でしたが、
通りを一本中に入るとさほどうるさくはなかったです。

ホテルの一階には、毎朝そこで朝食バイキングをやっている
レストラン・サラ・ベルナールと、カフェ・ド・パリがあります。
レストランは、落ち着いたブルーの色調で、
窓から朝の光がふんだんに差し込んで気持ちよかったです。
カフェ・ド・パリは中に入ってみたのは、夜遅くでバータイム、
ではありましたが、
1904年から続いているというチョコレートケーキのパリケーキを頼んでみました。
ケーキに斜めにささっているのは、チョコレートのスプーン。
もはやオブジェ。海外の甘いものは概ねなんだか良くわからないけれど、
ホテルオリジナルのお皿の模様など、気分を楽しんできました。
夜の薄暗い照明は、独特の古き良きヨーロッパの雰囲気、
ただ昼間のほうが内装の美しさを堪能できたと思うので、
ケーキとお茶なら昼に入っておけばよかったかなと思うのでした。

初めてにして、最後かもしれないプラハ旅行
このホテルに泊まったのは正解でした。
またじわじわと思い出しながら、プラハ旅行の想い出を書きたいと思います。

ホテルパリ玄関
(マウスをのせると、シャンデリアにズームします。)

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関連記事 in my blog:  Hotel Paris プラハ その1




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