2012.08.05 ボローニャ国際絵本原画展

(誘いこまれちゃいけなかった、高島通りの林、オンマウスで、美術館の入り口に。)
ボローニャ国際絵本原画展へ行ってきました。
二度目の板橋区立美術館。今回は、西高島平の駅から徒歩
・・でしたが、三田線と並行している、高島通りというところを
ぐんぐん歩いた結果、迷ってしまいました。
高島通りというのは、プチセントラルパーク風で気持ちよいのです。
でも、そこに誘い込まれてはならず、
新大宮バイバス沿いにいかねばならなかったのでした。
途中、あ、あの・・美術館は??
と道を尋ねたら、気の毒そうに
ここからだと、遠いですよ・・と言われました。
でも、もうバス停もわからないし、とりあえず指さされた方向に歩きました。
夏の外歩きに、道順の事前確認は必須でした。反省。
へろへろになってたどり着きましたが、疲れが吹き飛ぶ楽しさでした。
こどもの本のために描かれた5枚一組の2685の応募作品の中から
選ばれた作品が展示されています。
今井彩乃、刀根里衣など、日本人の展示もありました。
スペインのビオレ―タ・ロピスの「島にこぶし」の透明感のある絵が、
とても好きでした。会場には絵本も置いてありましたが、
原画のきれいさはまた格別です。
韓国、ユン・ジンシルの「ぬいぐるみのウサギと女の子」、
チョ・ソナの「ちいさなライオン」も素敵でした。
ベルギーのマンダナ・サダットの「シカ」も好きでした。
絵だけでもつたわってくる物語の世界に、深い奥行きがあります。
イタリアのキアラ・アルメッリーニの「きいろいキツネ」は、
もちろんこの絵のための物語があるのですが、
宮沢賢治の「雪わたり」の挿絵であってもいいなと思うのでした。
どれも延々見ていたいような作品ばかりでした。
板橋は12日までで、その後、西宮、四日市、七尾、鹿児島を
巡回するそうです。
関連記事 in my blog: 安野光雅の絵本展, チャッピィの家
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