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空飛ぶ色いろnatsuno07

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2017.03.31  Endless Shock 2017 


teigeki_.jpg

2000年に帝劇で見てから、すっかりはまってしまったミュージカルShock。
今年も見てきました。

オフブロードウェーの劇場から、メジャーをめざす若い劇団員たち、
1幕のラスト、ジャパネスクという激しい殺陣のシーンで、
彼等の運命を大きく分ける事件が起きます。
NHKのドキュメンタリーを見て知ったことですが、
このシーンは尋常ではない消耗を強いられるそうです。
その緊迫した場面に今年から和太鼓が加わって
静かだけれど、激しい、大勢だけれど、自分しかいない
そういう戦いの雰囲気がビシビシと伝わってくるようになりました。

そして2幕。
MUGENという踊りが終わった瞬間の割れるような拍手に混ざって
男性の声で、複数ブラボーの声があがりました。
ブラボー慣れしていないので、
一瞬びっくりしましたが、まさにブラボーな瞬間。
ブラボーにブラボーなキモチ。
このシーンが芝居のラストというわけじゃないので、
下手に掛け声を入れるとしらけるし、
誰でもかけていいわけじゃないとは思いますが
歌舞伎の大向こうの掛け声みたいにグットタイミングでした。

2幕はこのMUGENの他にも素晴らしい踊りが目白押しです。
中でもエンディング間近の、「夜の海」は、
わたし的には、これぞ「帝劇」と思っている踊りです。
屋根の上のバイオリン弾きや、元禄港歌など
さまざまな演目が演じられている帝劇、
それから、有楽町、日比谷につづく街並み、人の賑わい
そういう空気感がいっぺんに感じられるような気がします。

今日の千秋楽で上演回数が1500回達成だそうです。
ただただ、心から拍手です。


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2017.03.19  身毒丸 


shintokumaru.jpg

前の記事のロルカの詩は、夕陽の中に弔鐘の音。
こちらも最後、からくり人形たちがするすると奥に消えていくと
弔鐘と聞こえる鐘の音で終わる舞台でした。
1995年に蜷川幸雄が演出した「身毒丸」とは、
台本も音楽も違う、寺山修司のオリジナル版。
「万有引力」は「天井桟敷」の流れを組む劇団で、
1978年に上演されたものに近い舞台とのこと。
三茶の世田谷パブリックシアターは
立ち見のお客さんも出て大盛況でした。

劇場内に入った瞬間からすでに芝居が始まっていて
舞台の上にはカンテラが揺れ
黒装束の人影が動いています。
アコーディオンを弾いている人もいました。
やがてからくり人形が現れるといよいよ始まりです。

まなざしのおちゆく彼方ひらひらと
蝶になりゆく母のまぼろし
てのひらに百編母の名をかかば
生くる卒塔婆の手とならむかな


昨年、三沢にある寺山修司の記念館を訪れたり、
恐山へ行ったりしたので、見たかった芝居です。
それこそ「見世物」だからなのか、
「あれはいったい何だったの?」という
よくわからない光景がいくつもあり、わかる光景もあり
最後は、門の外にはじき出されたような。
そもそも「見世物」というのは、宮澤賢治の
「祭りの晩」のようなお話の中で知っているだけです。
途方にくれて足元にぽたぽた涙を流す山男のキモチ。
でも、両脇にいたからくり人形の(役者さんが演じている)
その動きがあんまり見事で、ただただ見とれていました。
ちょっと、ムットーニの「からくり劇場」なども思い出しながら。

7月に座・高円寺で「レミング」が上演されるので、こちらも
観に行こうと思っています。

関連記事 in my blog: 寺山修司記念館,  ムットーニのからくり劇場



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2017.02.23  お勢登場 


osei.jpg

三軒茶屋のシアタートラムで「お勢登場」を観ました。
「お勢登場」「二銭銅貨」「D坂の殺人事件」
「押し絵と旅する男」などなど江戸川乱歩のはなしを
交錯させながら進んでいくお芝居です。

笑ってしまう場面もたくさんあったというのに、
やっぱり乱歩は怖かった。
「ながもち」に夫を閉じ込めたり、
自ら「のぞきからくり」の中に入り込んだり
閉所恐怖症なので、とりわけそういうのが怖かったです。
その怖さをひきずっているので、「一人二役」というお話も
仮面がとれなくなった人のような、不気味さ。
それをまた、引き出しが出たりはいったりするような
隙間から中を覗くような、
そんな舞台装置で見せてくれるのでした。

なんでも作者によるとお勢という「完全犯罪」の女は、
明智小五郎のライバルだったそうです。
お勢はさまざまな話に
怪人二十面相さながら、姿を替え、声を替え
現われては消えていく。
お勢だけではなくて、ほかの登場人物も
あるときは被害者、あるときは加害者として
回転でもしているようにくるくると姿を変えます。
たとえば、川口覚演じる松村は、
探偵とも作者ともいえるような雰囲気をたたえていましたが、
最後にはお勢の完全犯罪の片棒を
意図せず手伝うはめになってしまう男に姿を変えてしまいました。
お勢を演じているのは黒木華、そして
片桐はいりは、ある時は夢遊病者、ある時は刑事
またある時は・・。

黒木華と片桐はいりの澄んだ声が魅力的でした。
さまざまな抑揚をつけて
水の入ったガラスに光が反射するような感じ。
ああ私の探偵は玻璃の衣裳をきて
こひびとの窓からしのびこむ

てな感じで、
萩原朔太郎の詩、「殺人事件」さながらでした。


関連記事 in my blog: 「乱歩・白日夢」, ぼくらは少年探偵団, 富士ファミリー


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2017.01.23  水の国のガリバー 


mizunokuni0.jpg

ドールズタウンに出てきた「変な魚」の佐藤昭二、
幸太の空想の友達を見て思い出した
結城座の「水の国のガリバー」もスズナリで上演されました。
1995年5月~6月です。
この年は、阪神淡路大震災と、地下鉄サリン事件のあった年でもありました。

古いパンフレットを本箱から探しだして見ると、
ここにもドールズタウンと同じように人形遣いの旅芸人
「おかめ」と「ひょっとこ」がいました。
そして同じように「ひょっとこ」が「おかめ」に聞かせるように
人形たちの物語が始まったのでした。

水の国には幸太と同じように
今いる現実から逃げ出したいと思っている三姉妹とその恋人たち
空想の友達(カカチ)と遊ぶ姉妹の弟がいました。
最後には恋人たちの何人かが自ら命を絶ち、
弟は友達の実像を探しはじめたとたんに失ってしまう。
舞台には本物の水が張られていて
身投げした人物の人形が水に浮いたような記憶があります。
チラシと一緒にファイルしてある覚書にはこんなことが・・。

 ぴちゃんと音をたててシーラカンスの幻燈が水面から飛び出して
 劇場の壁を泳いでいく
 サチの人形がじっとみつめている線香花火
 エビスの人形が引いていく自転車
 ヒルコのポケットの中のネズミ
 ヒルコはかわいい
 水びたしのアジア、
 岸から遠く泳いで仰向けに空を見ている夏の少年たち
 迫ってくる戦火
 燃えていく手の平の上の街
 カカチ カカチと叫んで探しながら
 でもやっぱり 確実に失う時代
 水に浮かんでいる彼女の人形をひきあげる
 彼の人形をひきあげる

あまりに断片的すぎてさっぱりわからないので、
22年前の自分に「何のなぞなぞよ?」と聞きたい気持ち。
スタインベックの「二十日鼠と人間」の設定が使われているそうなので、
こんど読んでみようかなと思っています。

関連記事 in my blog: ドールズタウン


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2017.01.22  ドールズタウン 


結城座の「ドールズタウン」を下北沢のスズナリで見ました。

第二次世界大戦末期の日本、関西の海ぎわの町、
高台の鉄橋の上に10歳の少年幸太と少女真理子がいます。
真理子は浴衣姿に麦わら帽子の金髪の女の子。
怖がりの幸太に比べると、いさましく明るい子ですが、
祖父はハーフの彼女が人目につくのを恐れ家の外に出したがりません。
真理子は鉄橋から見える遠い景色を見て歓声をあげます。
でも幸太はこんな町は嫌いだ、無くなってしまえと言う。
そして空想の世界にすむ「魚」の佐藤昭二に頼んで
さまざまな冒険の旅へ真理子を誘います。

鉄橋から見れば小さくて、おもちゃのように見える町では
日々の暮らしがあります。
幸太の母は、夫を戦争で亡くしたあと
間借り人を置いて何とか暮らしを立てています。
幸太は母親には憎まれ口をきくのに、間借り人の河島には懐いています。
路地にはおばちゃんたちに話し声。
苦しくても、不幸でも「笑う」、無理に笑うわけではなくて
ごく自然に笑える人々の暮らしがそこにあります。

でもある時それが空から降る大量の爆弾によって焼き払われるのです。
川を下って海に出れば何とかなる
そう言って幸太の背を押した母が火に飲まれていく。
母の人形が火の中でシルエットになり燃え上り
あたりに焦げ臭い匂いが漂います。
「こんなん絶対にあかんことや」と思う。
真理子もまた祖父に閉じ込められた蔵から出ることができずに
死んでしまいました。河島のおじちゃんも逃げ遅れました。

ラジオ体操の曲が少し哀しみをおびて
変調したように聞こえていたとある夏
鉄橋の風に吹かれていた少年と少女。
その姿が消えると等身大の旅芸人「おかめ」と「ひょっとこ」がいます。
魚の佐藤昭二のせいで、
昔見た「水の国のガリバー」を思い出すなぁと思っていたら、
作者が同じでした。

dollstown2.jpg
(うちの文鳥が掴んでいるのが幸太、
その横が佐藤昭二、おじいちゃん、真理子。
文鳥の左にいるのは青洟の子。あとからパンフを見ると幸太はお母さん似でした。)

関連記事 in my blog: 早春の「真夏の夜の夢」


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2016.12.30  Review 2016 その2 


今年はこんなお芝居を観ることもできました。

3月  野鴨中毒
10月 あの大鴉、さえも
11月 遠野物語 奇ツ怪 其の三
11月 るつぼ
12月 エノケソ一代記

つまらないと思ったものはひとつもありませんでしたが、
いちばん心に残ったのは「野鴨中毒」。
鳥たちの慟哭は、ニンゲンたちの嘆きでもある
その悲しみの風景を見たような作品でした。

夏休みには旅もしました。
かつて読んだ児童文学の舞台を訪ねる
岩手、青森への旅行は、物語の風景を見たというより
知らなかった世界を改めて知ったという感じでした。
遠野物語の脚本家が、遠野は懐かしい風景だ
とプログラムに書いていましたが、
わたしの場合は、岩手、青森は未知の感覚の方が強く
異世界を感じました。
むしろ、柳川や門司には懐かしさがあったので、
あんがい南にルーツがあるのかもしれません。

来年は、学生時代に観た芝居の脚本などを
また読み返してみたいなと思っています。

oogarasu.jpg
「あまちゃん」のアンベちゃん、
「トト姉ちゃん」の東堂センセイなど、ドラマでも好きでしたが、
舞台の片桐はいり、素敵でした。


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2016.12.16  エノケソ一代記 その2 


enokeso1.jpg

エノケソを演じた猿之助をいちばん最初に観たのは
1992年12月の歌舞伎座。
そもそも歌舞伎を見るのが生まれて初めてでした。
連獅子の子獅子の精の踊りがあまりに素敵だったので、
芝居がはねてから、「あの人は誰だったのだろう??」
と一緒に行った人と話していたら、
後ろからきた和服姿の粋なお姉さまが
「あの人は、亀治郎といって踊りの名手ですよ」
とにこやかに言い残し、風のように去って行ったのでした。
なんなんだ、あのキラキラした感じは・・。
初めての歌舞伎と四代目猿之助(亀治郎)と
あのファンとおぼしきお姉さまは、セットで鮮やかな記憶です。
そしてエノケソ一代記を見ているうちに、いつのまにか
あの粋なお姉さまが吉田羊とダブってきました。
吉田羊演じる奥さんの希代子さんは、
ほかの誰でもない「エノケソ」のファン。
ファンというのはなんとキラキラして幸せなものか。

物語は昭和32年から38年
「ひょっこりひょうたん島」は、昭和39年以降に放映されているので
ちょっとずれますが、なんとなく
トラヒゲがエノケソで、くちっぱがドンガバチョ。
希代子さんはサンデー先生みたい。
ひょっこりひょうたん島の頃の日本は
高度経済成長期でがむしゃらな大人たちがいっぱいいました。
その一方で、植木等みたいな無責任男的な部分もありました。
良くも悪くも。
この良くも悪くもの加減がいつも難しい。

エノケソのブラックユーモアな展開に笑いつつ
どんなにがむしゃらだからといって
どんなにファンだからといって
そうまでしなくてもいいじゃないかという。
キラキラ幸せ方向に行くのか、不気味方向に向かうのか
むずかしいな、と思うのでした。


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