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空飛ぶ色いろnatsuno07

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2019.06.12  リスのたんじょうび 


Risutan201906.jpg
リスのたんじょうび
(偕成社 2018/09)
トーン・テレヘン 作 野坂 悦子 訳
植田 真 画

昨年の秋ころ西荻のURESICAで植田真の個展
「ぼくはきみをしらない リスへの考察」を見ました。
忙しい時期で
心に余裕もなにもないような状態だったので
静かなトーンの生き物たちの絵に
とても慰められる思いでした。

そのときに、見つけた本を
ようやく開いてゆっくり読むことができました。

さまざまな動物たちが登場しますが、
主人公は、リスと友人のアリ。
全然サイズが違う生き物なのに
挿絵の中では同じくらいの大きさです。
文鳥と人間だって、まるでサイズは違うけど、
気持ちの上では等身大。
生き物はすべて心のサイズは同じなのかもしれません。
その二人が踊っていたり、
一緒に木の枝に座っていたり。
そして
広く深い海では
ザトウクジラとカモメが踊ったりします。

普通アリは、多くのアリたちと集団生活をし、
働きづめの日々を送っていますが、
この物語に登場するアリは
ひとりぼっちの夜を過ごし
また
自分だけの宝物を持っていたりします。
この世にたった一匹のアリとして
「生まれ」
アリ以外の友人たちとともに生きています。

とても不思議で心惹かれる物語です。

関連記事 in my blog: たんじょうび


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2018.06.20  ゆくへもしらぬ 


monogusa201806.jpg

1970年代に10冊だけ出版された「新潮少年文庫」を
読み返した時、「ものぐさ太郎の恋と冒険」については、
他の作品にくらべて、なぜこの作品?という違和感のあるものでした。
どうもすっきりせず、先日再び読み返してみました。
読み返そうと思った、もう一つの理由は
昨今さかんに話題になるMe too的視点で
読むとどうなんだろうという好奇心でした。

「新潮少年文庫」の10タイトルのうち、女性作家の作品は2タイトル
阿部光子と、田中澄江によるものです。
この2作品に描かれる女性たちは
当時の慣習や世間体に翻弄されている
リアルな女性たちです。
面白いか、面白くないかというということは、置いておいて。

さて、この「ものぐさ太郎の恋と冒険」は面白い話なのです。
鬼退治、大人的に言うと、
性暴力にさらされている女性たちを
ひとりの男が勇気と愛情で助け出す話です。
でも、ものぐさ太郎の恋のアプローチの仕方が、
ほぼストーカー行為であったり、
女性があまりにも男の人の頭の中にしかいない人物像過ぎて
かぐや姫にしか思えないという非現実感もはなはだしいです。

1970年代に描かれた女性像は、
一見フェミニストな男性視線で描いてもこんな感じだった
ということを検証するつもりで読み返したのですが、
実は、読み進むにつれて、そういうことよりも、
むしろ太郎の「笛の音」が強く響いてくるのでした。
乱れきった世の中に響く
「もののあはれ」ともいうような哀調。
困難を乗り越え仲睦まじく暮らたとしても、
いつかは死に別れる、諸行無常の響き。
恋女房を失くし最後はゆくえ知れずになるものぐさ太郎も
盗人として羅生門から姿を消した下人も
どちらにしても、人の人生は終わるのだという
なんとも空しいような感覚と、この瞬間のかけがえのなさ。

あらためてよく見ると挿絵は村上豊。
夢枕獏の「陰陽師」の挿絵画家です。

関連記事 in my blog: ものぐさ太郎の恋と冒険


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2018.03.20  若草物語 世界の名著13 


wakakusamonogatari201803.jpg
若草物語 世界の名著13
(ポプラ社 1968)
オルコット 作 野上 彰 訳
伊勢田邦彦 絵

今、「細雪」を読んでいるところですが、
オルコットの「若草物語」もまた四姉妹の物語です。
こどものころ、ポプラ社の「世界の名著」シリーズで読みました。

様々に印象的な場面がありますが、
末娘のエイミーが、学校で禁止されているライムを持っていたため
先生から手のひらを鞭で打たれるという話があります。
ライムはエイミーの通っている学校で大流行していたおやつでした。
子供の時はそうまでして食べたいライムとは
いったいどんな食べ物なのだろうかと、
そのことばかり気になっていましたが、
大人になってから読み返してみると、
母親であるマーチ夫人が体罰について
「もう学校にいかなくてもいい」というほど怒っていることに驚きました。
別にエイミーを甘やかしているわけではなくて、
人間が人間に鞭をふるうということへの憤りからです。
姉妹の父親は、南北戦争で奴隷解放を主張する北軍の牧師で、
マーチ夫人もまた夫と考えを同じくしていたのでしょう。
四姉妹のことGirlsと呼ばず、Womenと呼ぶ
たとえ子供であっても独立心と誇りを持って生きる、
そんな四姉妹の物語であったのかと改めて思いました。

挿絵は、江戸川乱歩の挿絵なども手掛けていたという
伊勢田邦彦によるものです。
長女のメグに、うちの文鳥がかぶっていますが。
ルノワールの絵を思わせるような異国の少女たち、
いそうでいない端正な顔立ち
昭和ならではの挿絵の中の登場人物たちです。

関連記事 in my blog: アルプスの少女 世界の名著 20, 不思議な偶然

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2017.12.30  Review 2017 その2 


毎年寒いからパスしようかなと思う窓ガラスの掃除ですが、
やりはじめるとああ一年が終わるなぁというすっきりした気持ちになります。

ことしは「フランダースの犬」きっかけで、
昭和の古い児童文学全集をあれこれ探したり見たりしました。
インターネットのすごさは、実際に古書店に行かなくても
探している本を見つけ出せるという事。
古い本を探しているうちに、
他にもいろいろ面白そうなことを発見したりするのでたまりません。
マニアックですが、児童書の古書は奥深く面白い世界です。

古書といえば、三浦哲郎の「おりえんたる・ぱらだいす」
の他にも三浦哲郎の本を数冊買いました。
すでに文庫すら絶版の小説を何をいまさら的に
お店のワゴンで100円均一になっていたりしますが、
箱入りの装丁の美しい本たちです。
「おらんだ帽子」もその一冊。
内容だけ読みたいなら、べつに電子書籍でいいので、
古書の楽しさは、その時代のモードを感じさせる装丁の本に
出会うということでもあるかもしれません。

先日読んだ「他人をバカにしたがる男たち」の一節に
こんなことばがありました。

人は年齢を重ねることで、「喪失」への恐怖が次第に増します。
肉体的にも、精神的にも、社会的にも、
それまで当たり前のようにあったものが
段々と衰えていく現実と向き合うのは
とてつもなくしんどい作業です。
私たちは自分が考えている以上に
「今あるもの」を手放すことに恐怖を感じます。


これは「ジジイの壁」という老害が生じる
原因として述べられている箇所なのですが、
古本を探してしまう回顧趣味のようなことも
昔を失うことを怖がっているからすることなのかもしれません。
ただ、「ジジイ(ババア?)の壁」は困るけれど、
失われる前に探して確認しないと、
正しく前に進めないこともあるんだよね、と思うのでした。

review201702.jpg

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2017.07.30  雪は天からの手紙 


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雪は天からの手紙 中谷 宇吉郎エッセイ集
(岩波少年文庫 2002/6/18)
池内 了 編

以前、寺田寅彦の「科学と科学者の話」を読んだときは
すごく面白いと思ったのですが、この人に限らず漱石の門弟が
鏡子夫人を「悪妻」と「印象操作」したのでは・・
というような話を聞いてからは、つい色眼鏡で見てしまいます。

その寺田寅彦の弟子が中谷宇吉郎。
雪の結晶の研究が有名な、物理学者。
寺田寅彦と同じ編者で、少年文庫になっている本があり
読んでみることにしました。

・・・・・
果たして、寺田寅彦の話も出てきます。
原子物理学の権威である長岡半太郎が、
趣味的に書いた地球物理学の論文に対して
寺田寅彦が激怒するというエピソードです。
一途でまがったことが大嫌い、
学問の世界のなんとも封建的な風景に
颯爽と物申す的な風情です。
でも、現実に目の前にしたらちょっと嫌かも。

そのほかにも、研究費が国から回ってこないことや
権威ある人々との交遊録とか。

というわけで、
耳を切断されたうさぎや、
チョコレートを無理やり食べさせられて死んだうさぎの
「いたましさ」しか記憶に残らなかったという残念感はありました。
ドミトリーともきんずで、兎を飼っていた中谷博士とは
似ても似つかない感じでした。

関連記事 in my blog: ドミトリーともきんす, 科学と科学者の話



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2017.04.08  アトリー 妖精のおよめさん 



妖精のおよめさん
(評論社 1987/7/20)
アリスン・アトリー 文 三保 みずえ 訳
ユノセイイチ 絵

妖精のおよめさんの原題はThe Girl who Married a Pixieで、
Pixieは小さな妖精です。
妖精の王子にみそめられた少女は
自分も妖精となって、かなしみを忘れ、時を忘れ
陽気に暮らしていきます。
でも、ふとした瞬間、かつて暮らした人間たちの思い出が
頭をかすめていくのです。

アトリーの「妖精のおよめさん」を読み返して、
この雰囲気がまさに、「ポーの一族」だなと思いました。
イギリスのフェアリーテイル。
40年前の「ポーの一族」は
最近新たに描かれている物語に比べると、
おとぎ話の要素が強かったのです。

たとえば、「リデル・森の中」という話は
「妖精のおよめさん」の逆バージョンです。
時の止まったポーの一族の少年に育てられた少女が、
ニンゲン界に戻り、成人し結婚して子供を産み
幸せな日々を送っています。
それなのに、やはり
ふとした瞬間に、かつて自分を育ててくれた
彼らのことを思い出し、こんなことを言っては
夫にただ微笑まれるのです。

わたし昔、小鳥の巣箱にいましたの
どこか遠い森の中で 2羽の小鳥に育てられたんですよ


この童話集に載っている4つのお話は
少女が、不思議な世界や不思議な方法で
「結婚相手」と「幸せ」を見つけるというファアリーテイル、
アトリーの魅力がいちばんよく出ている物語だと思います。
ユノセイイチの挿絵がまた素敵です。
表紙絵は妖精と馬にのった少女が
荒地(ムーア)をかけていく場面です。
あたかも空を飛んでいくように見えます。
うちの文鳥も、ありえないほど上空にある真っ白な雲みたいです。

関連記事 in my blog: ロルカ詩集 優しい恋歌,  こぎつねルーファスとシンデレラ,  
ポーの一族 Flower 3月号


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2012.07.04  「ユタとふしぎな仲間たち」の表紙 


ユタと不思議な仲間たち
(マウスをのせると表紙にズームします。)

先日、いわさきちひろ美術館でも展示されていた
香月泰男の「玩具」を初めて見たのは、山口県立美術館でした。
シベリア・シリーズの絵を見るために入ったところ、
一緒に展示されていた「玩具」に見覚えがあり
家に帰ってから確かめると、やはり・・。
何度もの引越しにもかかわらず残った
「新潮少年文庫」の表紙が香月泰男のブリキの玩具を使った装丁でした。

「新潮少年文庫」は1970年代に出版されています。
三浦哲郎の「ユタとふしぎな仲間たち」
新田次郎の「つぶやき岩の秘密」
水上勉の「蛙よ木から降りて来い」などなど、趣のある作品が10冊。

わたしの一番好きな「ユタとふしぎな仲間たち」の表紙は、雪の景色です。
初夏から秋にかけてのお話しなので
こどもの頃からずっと、「?」と思っていました。
三浦哲郎といえば、青森でしょう・・
青森といえば、雪深いでしょうということで、こうなったのかな。

こうして、あらためて表紙を見るのも楽しいけれど、
せっかくだからこれを機会に
「新潮少年文庫」を読み返してみることにしようと思っています。

関連記事 in my blog: ユタと不思議な仲間たち,  母のまなざし 父のまなざし


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