空飛ぶ色いろnatsuno07

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author: natsuno07 ♀
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2017.09.23  ネロの木靴 


neronokigutsu_.jpg
ネロの木靴
(地湧社 2014/1/31)
臼田 夜半

この小説は、ネロ亡き後の、幼馴染のアロアの物語です。
登場人物たちの生きた時代が
ただの牧歌的な童話の中の「むかしむかし」な時代では
なかったということに気づかされる小説です。

ルーベンスが絵を描いた時代は、キリスト教が
プロテスタントとカトリックに分かれて争われた時代でした。
一方、ネロやネロを取り巻く人々が生きたのは、
産業革命によって、封建社会が崩れ始めていた時代。
どちらも、新旧の考え方が激しくぶつかり合っていました。
アントワープは、当時興隆をきわめた港町であり、
産業革命の先端だったそうです。

アロアの父、コゼツは村の有力者であり風車の所有者でしたが
風力から石炭へ、農業から工業へ移りつつある中、
次第に衰退の道を歩まざるを得ません。
コゼツ自身が安定的な未来を感じられないから、
まだ未熟な夢を持つネロに、
寛容さを見せることができないのです。
そして、村人たちが
有力者のコゼツに逆らいたくなかっただけではなく、
実は地域社会全体のつながりが弱くなっていて、
助け合いの機能が発動しなかったのかもしれない。
社会がネロを窮地に追いやり、
社会がネロの窮地に気づけない。
「フランダースの犬」は、
無縁社会といわれる現代にも、
どこか通じるところがある物語だったのかもしれないと
思うのでした。
ただ、アロアのその後の物語については
どうなのかなぁという感じで読んでいました。

関連記事 in my blog: アントワープ 聖母大聖堂


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2015.02.05  Nのために  


Nのために (双葉文庫)
(2014/08/23)
湊 かなえ

登場人物の誰もがイニシャルにNがあって、
それぞれが「自分以外のNのために」「うそをついている」
そのようにして、何重にも隠された真相が
すこしずつ明かされていくというミステリーです。
テレビドラマではラブストーリー風の切ない仕上がりになっていましたが、
原作は、もうちょっとザラっとしています。

ざっくり言うと、愛情過多だったり、極端なエゴイストだったりする親に
傷つけられた子供が大人になって、
彼らなりに他人と向き合って、守ろうとしたり、救おうとしたりするのに
結果的に殺人事件になってしまう。
しかも主人公は病に侵されて、人生をやり直すことさえできない。
・・という、読み終えても虚しさが残るお話です。
イヤな気分になるミステリー、「イヤミス」というのだそうです。

文庫本の表紙の絵がなかなかに素敵ですが、
これは中身を読むと、相当にげんなりな鳥かごです。
それにしても、小鳥飼ってる人ってどういうイメージいだかれてるのだろう。

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2013.05.11  猫を抱いて象と泳ぐ  


猫を抱いて
(オンマウスで、裏表紙。)
猫を抱いて象と泳ぐ
(文藝春秋 2011/07/08)
小川 洋子

伝説的なチェスプレイヤー、
リトル・アリョーヒンの数奇な一生を描いた小説にすっかり魅かれ、
しかも表紙や裏表紙に使われているオブジェが魅力的で
文庫本ではあきたらず、わざわざ単行本を探すほどの入れ込みよう、
そのまま勢いにまかせて、
10年前のベストセラー「博士・・」を読み、
おっとっと、と急ブレーキ、そんな感じでした。

「博士の愛した数式」でも、数字について「美しい」ということばで、
くりかえし表現されていましたが、
「猫を抱いて象と泳ぐ」の中では、
チェスの勝負に「美しい」ということばが使われています。
わたしはチェスの駒の動かし方ぐらいしか知らないのに
なるほど、そういうものかと思ってしまっていました。
でも、「博士の愛した数式」を読んでいると、
あれれ?という、疑問が頭に浮かんでくるのでした。

リトル・アリョーヒンの名勝負について、
勝手にわかったような気になっていたけれど、
はたして、「美しい」ってなんだろうか?
と考え込んでしまったのでした。
「愛おしい」「かわいい」「綺麗」「かっこいい」などなど、
ときには、「かわいそう」「やさしい」「あたたかい」「やわらかい」
「つよい」「高い」あるいは「すごい」「面白い」
「懐かしい」「誰もがみんな」
こういうジャッジによって
ヒーローや、アイドルは出来上がるものかもしれないし、
ある程度の許容範囲を超えない限り、
人の心を楽しませるものだと思います。
たとえ博士の80分しか持たない記憶のように長続きしないとしても。

リトル・アリョーヒンの「美しい」勝負とはなんだろう。
知ったように思ってはいけない
わかったような気持ちになってはいけない
と、そのように思ったのでした。

関連記事in my blog: 博士の愛した数式


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2011.08.15  野川 


主人公は、両親の離婚をきっかけに、
東京西部の河岸段丘にある中学へ転校することになります。
元サッカー部。新しい学校でも続けるつもりでしたが、
遠征試合に保護者のサポートが義務付けられると知って
国語教師が顧問をする「新聞部」に入ることに決めます。
主たる活動は「伝書鳩」の通信訓練。
わたしが主人公と同じ立場だったら、
とりあえず、鳩は面白そうだけれど、
「国語の河合はめんどうくさい」と思うだろうな
というようなことを考えながら読んでいました。

「意識を変えろ、ルールが変わったんだ」
転校先の教師にこんなことを言われたら、ちょっと引く。
そして、誰かの見たという蛍の話を聞かされたあとには、
「自分の目で見ないと気がすまないのではない。
自分の目で見たわけでもないことを、自分のものと思いたくはないだけ。」
と言いたくなると思う。

「田植えでも、乳搾りでも、ほんの一日の体験じゃだめなんだ。
そんなことより五十年も六十年も田植えをしてきた人の話を聞いたほうがいい。
牛の目の色や、馬の耳のことを、ちゃんと語れる人の話しを聞きたい」


と主人公は河合が「話」をしてくれるように頼みますが、
田植えは頭の中でするものではないし、
頭の中にお米は育たないのに。

それはともかくとして、
「国語の河合」の「螺子の話」は好きでした。
「一応覚えておく。」
そういう10代気分を思い出しつつ
鳩が出てくると、無条件に素直になる単なる鳥好き。
ようやく飛び立った伝書鳩の視界が
主人公のこころに流れこんでくるラストがとても好きでした。

野川
(河出書房新社 2010/07/14)
長野 まゆみ


関連記事 in my blog: がっこうかっぱのイケノオイ  ホタルのひかり


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2010.10.07  夏のロケット 


夏に読もうと思っていた本をようやく読み終えました。

「20世紀も終わろうとしている現在・・」というような文章が出てきて、
あれ、今って21世紀・・とフツーに思う・・
21世紀も早10年が過ておりました。
1998年出版。
まだ同時多発テロもリーマンショックも起きていない、
21世紀がもうちょっと未来だった頃
高校天文部のOBが集まって、本気でロケットを打ち上げるという話です。

ロケット燃料のことも、なにも全くわからないわたしが、
何よりも印象的だったのは、ロケット作りにはものすごく費用がかかるということ。
しかも失敗したら、それがみんな燃えるということ。
浪費、徒労、ばかばかしい・・などなどの言葉がふわふわと浮くような。
歴史を振り返って宇宙開発に予算が投入される背景は??
ロケットとミサイルの違いは?
なんて話も出ておりました。
それにしても、
どれだけ予算を削られても、「打ち上げたい」という欲求が
どこに走っていくかわからん・・という感じは怖いものがあります。

小説の中では、莫大な資金調達できるのが、
人気者のミュージシャン(天文部OB)。
「そんな好都合な話があっていいのか」
とはいえ、ロケットのことなんか全くわからないわたしでも
ふんふんと読んでいけるわかりやすさもあって、面白かったです。
きっと、宇宙は小説より奇なり。
これだけ地球の環境変化が激しくなってくると、
宇宙開発は予算削っちゃいけない重要事項なのかも・・
ともかく50年後、100年後を生きる人たちの未来は、
今現在の延長線上にしか存在しないなぁというようなことを
考えるのでした。

夏のロケット (文春文庫)
(2002/05)
川端 裕人


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