空飛ぶ色いろnatsuno07

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2017.08.15  古い旅の絵本ー 8月15日に思うこと 



古い旅の絵本―茂田井武画集
(JULA出版局 1999/12/15)
茂井田 武
(表紙絵は、雪の日のレマン湖)

前からほしいなと思っていたこの画集を
古本屋さんで手にいれました。
戦争末期、茂田井武から出版前の原画(折本)を託された編集者は、
外套に専用の内ポケットを縫い付けて
避難の時には必ず持って逃げたそうです。

青いソフトに降る雪は過ぎしその手か囁きか
「古い旅」という題とあいまって
白秋の詩を思い浮かべる表紙絵は
レマン湖の雪景色なのだそうです。
レマン湖といえば、先日読んだ、「家族手帳」
湖のほとりにあるローザンヌの街で
夏を過ごす若者の話が描かれている章がありました。
かつてフランス語の授業で読んだところです。

自分もこんな女性になりたいと思うような憧れの教授の講義でした。
いまでもありありと覚えているのですが、あるとき
「もし、日本にまた徴兵制度が復活するときがあったら、
あなたがた、自分は女性だから関係ないと思ってはいけない」と
強い口調で先生がおっしゃいました。
先生の目の前にいるわたしたちは、
先生が終戦を迎えたころと同じくらいの年齢でした。
先生の同年代の男子は、男子だからという理由で徴兵検査を受け、
召集され、戦地で負傷する、飢餓にくるしむ
マラリアにくるしむ、凍傷にくるしむ、人殺しをする、
男子だから・・
それは、女子に学問など必要ないというのと同じくらい理不尽。
もう他界されているし、
自分は断片的な言葉を覚えているだけなので、真意は不明です。
でも「家族手帳」をテキストに選んだということは、
強い「反戦」の思いを持たれていたと思います。

わたしの描きたい絵は印象のレンズを通して焼き付けられた
脳中の印画というべきもので、記憶にひっかかって抜けないもの
過去の印象の鮮やかなものたちである。


これは、本のあとがきに引用されている茂田井武のことばです。
印象のレンズの向こうに、
たとえば、夜のセーヌをすべっていく遊覧船の明かりが見える。
(「家族手帳」のワンシーンです。)
あるいは戦禍の中、外套の内ポケットに絵本をかかえて
必死に逃げていく人の姿が見える。
さまざまな、人々の日常。
フランス語の授業をしている先生の姿。
授業中、居眠りをしている自分の姿。
それは記憶にひっかかって抜けないもの
過去の印象の鮮やかなものたちです。

終戦から72年たった今、また「戦前」にリセットされた感のある今
ほんとうに守りたいと思うものを
どのように守るのか
もっと考えなきゃいけないんだと思うのでした。

関連記事 in my blog:  光の時代,  家族手帳 Livret de famille, 青いソフトに


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2017.03.09  スズキコージの「ブレーメンのおんがくたい」 


buremen2.jpg

ブレーメンのおんがくたい
(ミキハウス 1987/11/20)
絵 スズキ・コージ 訳 池田香代子

絵本の楽しさは、ひとつのお話でも描く画家によって
思いもかけない世界がひろがっているということかなと思います。
「ブレーメンのおんがくたい」
このスズキ・コージの絵本が大好きです。

歳を取って、「役立たず」扱いされている
ロバと犬と猫とニワトリが、このままでは殺されてしまう
と危機感を抱き
連れ立ってブレーメンへ逃避行、
最終的にはブレーメンは行かなかったけれど、幸せにくらすという
ヒューマンスペクタクルサスペンスファンタジー。

この絵本では、特に、ブレーメンをめざす
動物たちの後ろ姿が好きです。
音楽隊というより、バンドな感じ。
それから、どろぼうの隠れ家をのっとって、
がつがつごちそうを食べているところも好きです。

スズキコージの絵だと、
どうも動物たちが、オラ アミーゴ
とか言っていそうな気がしますが、
グリム童話なので、よおく見るとやっぱり
ドイツの森深くの隠れ家の景色で
フクロウもたくさん飛んでいます。

ブレーメンの音楽隊は、もうひとつ
ハンス・フィッシャーの絵本も好きなので、
それはまた今度。

buremen0.jpg

関連記事 in my blog: サルビルサ, るんぷんぷんー昔話おとぎ話の行進

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2016.05.15  はしれ、トト! 


Star Red
(マウスをのせると、中庭の白バラが見えます。)

はしれ、トト!
(文化出版局 2013/7/7)
チョ ウンヨン作 ひろまつ ゆきこ訳

上井草の「ちひろ美術館」で「はしれ、トト!」の原画展を見てきました。
馬のぬいぐるみ、トトが大のお気に入りの女の子が
おじいちゃんと一緒に競馬場に行ったときのお話。
「聖コージズキンの誘惑展」を見に行ったのも
ちょうど去年の今頃で、庭の若葉や花々がきれいでした。

競走馬たちはまるでレスラーのようです。
ポスターの絵は馬たちがゲートに入ったところ
絵本では見開きになっていて緊張感が高まります。
どさくさにまぎれてシマウマもいますな。
女の子がぬいぐるみのトトに似ていると思ったのは
画像一番左端の白い馬。眼が点になってます。
ページをめくると一斉に走り出します。
トトがいない、トトがいない
おっとトトが飛び出しました・・・が、この絵本の表紙。

展覧会では、本ができるまでのスケッチや、
参考にした写真なども展示されていました。
競馬場に集まる大人たちはどんな?
馬の走っている姿ってどんな?
女の子は最終的には競馬には飽きてしまい
ぬいぐるみのトトに勝るトトはなしと思ったようです。

馬は哺乳類の中ではいちばん羽根が似合うと
わたしは思います。
もっかうちの鳥は、羽根の整備中です。


関連記事 in my blog: 母のまなざし 父のまなざし, サルビルサ


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2015.12.21  ペチューニアのクリスマス 


petuniachrist_.jpg
ペチューニアのクリスマス
(復刊ドットコム 2012/11/9)
作・絵 R.デュボアサン 伏見 操 訳

神保町の東京堂ふくろう店があった頃、そこの児童書売り場には
冨山房がお隣にあることもあって、冨山房の児童書がたくさん並んでいました。
そこに、ペチューニアのシリーズ絵本をみつけ、
いつか買おうと思っているうちに、ふくろう店が閉店、
絵本も品切れなのか、絶版なのかなかなか本屋さんでみかけません。
そこで今は古本屋さんで見つけると、おおと思って買ったりしています。

太らされ売られるばかりになっているガチョウのチャールズに
一目ぼれしたペチューニアは、彼を助けるべく
クリスマスリースを売ってお金を稼ぐというお話。
絵本にはそこまでは書かれていませんが、
フォアグラはクリスマスのご馳走なんだそうで、
「太らされている」チャールズはまさにフォアグラのため。
もうすでに二重あごのおデブさんです。
高級食材として「価値」のあるチャールズを農場主が
そう簡単に手放すわけはありません。
一度は、連れ立って逃げるも、また連れ去られてしまいます。
そこでペチューニアは一生懸命クリスマスリースを作って
お金を貯めることにするのです。
日本でいえば、尾頭付きで塩焼きになりそうな鯛くんを
しめ縄売って助けようとする鯛ちゃんみたいな感じでしょうか。
食べられそうな恋人のためにがんばるペチューニアの姿が
もうなんともいえず、いじらしい。
合間に好きで好きでたまらないチャールズのことを思って、
地面にハートの絵をかいていたりするところも。

ペチューニアの絵本のことを書くのに、
シリーズ最後のお話からはじめてしまいましたが、
ペチューニアがとっても好きなので、
最後の話を一番最初に書いておくと、終わりがないように思えて
いいかな、となんだか思います。

関連記事 in my blog: すずらん通りの東京堂

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2014.09.21  ぼくのふとんはうみでできている 


トースト

「てつぞう」にちょっと似た白い猫を飼っている「ぼく」
のふとんはとてもスゴイ。
海の時もありますが、猫にも、トーストにもなります。

ある夜、ふかふかトーストのふとんを
夜中に現れた真っ青な象が全部食べちゃいます。
さむいよぉ。
(そろそろ明け方冷え込んだりするようになってきたので
すごくわかる気がします。)
大きな「森のふとん」をもっている象は、一緒に寝ようと言ってくれるけど
象も大きいので、「ぼく」がはみ出してしまいます。しかも
「はながけっこうさむいんだよ」

なんて象も恨めしそう。
そこで「ぼく」は森のふとんからはみ出た象の鼻を海のふとんで覆ってあげます。

とてつもなくダイナミックなうねりを繰り広げた夜があけると
朝の食卓に、すてきな本物のトースト。
最後のページの、猫と並んでトーストを食べている絵が
めちゃくちゃ好きです。

トーストといえば、西荻「えんつこ堂製パン」の、
「白神はるゆたかパン」という食パンが美味しいです。
ひと月に一回お店に並ぶ「季節のひとさじ」というびん詰の
「ローズマリー香る桃のプレザーブ」をのせて食べたのは
それはそれは美味しかったのでした。

bokunofuton.jpg
ぼくのふとんはうみでできている
(あかね書房 2013/07)
ミロコ マチコ


関連記事 in my blog: おはよう、つちたち

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2014.05.14  ぼくがとぶ  


bokugatobu.jpg
ぼくがとぶ
(絵本館 2013/02/12)
佐々木 マキ

思いつきで、ブログタイトルを「空飛ぶ・・」なんてつけましたが、
わたしは、自分が飛ぶのじゃなくて、飛んでいるのを見るのが好きです。
飛行機の発着なんか飽きずに眺めてしまいます。
水鳥が次々に水面をけって飛び上がる瞬間や、
ツバメが不意に頭上を横切って行く瞬間も。

さて佐々木マキワールドなこの絵本、
飛ぶための苦心も努力も挑戦もびっくりするくらい淡々としてます。
でも「ぼく」を見ている周囲の表情の中に、
その驚きが映っているのです。
「ぼく」が苦心して作った飛行機で
ようやく飛び上がって下を見下ろすと
野良仕事中のお母さんとお父さんが
最初はびっくり、次は心配そうに、
ついには「気をつけて」とでもいうように遠ざかって行きます。
やがてぼくが北極の銀世界へまでも飛んできたとき
氷の上のセイウチのみなさんが、
またまた、びっくり、呆然、そして「おぉ」と近づいてきます。
この離陸と着陸の感じを楽しみながら読むのがとてもいいのです。

うちの文鳥は、換羽中、
尾羽が減っていて、バランスもとりずらくなっています。
いつも以上の羽繕いに大わらわで、
ヒスを起こしたり、げんなりしたりしています。
なにしろ、自分が飛行機であり、操縦士でもあるわけだから
なかなか大変そうです。

関連記事 in my blog: へろへろおじさん

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2014.03.25  ベルナルさんのぼうし 


berunaru.jpg
ベルナルさんのぼうし
(BL出版 2014/02)
いまい あやの

この作家の絵が好きで、特に小鳥の絵が好きだと思っていたら、
この絵本にはそれはそれは小鳥がたくさん、
表紙の絵からもわかるように、ベルナルさんの帽子に巣を作ってます。

ここまで色んな小鳥に好かれるとは。
いったいどんな帽子かというと・・
・・とても不思議な帽子なのです。
とはいえ帽子の持ち主ベルナルさんは特に鳥好きでもなく、
いたしかたないぞ、ふに落ちないぞ
という感じで、帽子をかぶり
あげくのはては、なぜか手にコマドリを乗せて歩いていたりします。

そして冬がきて。
ベルナルさんがどうなって、そして帽子がどうなったか。
このブログの画像だとわかりにくいですが、
ベルナルさんの手にしたカップには白い小鳥が入っています。
わたしには文鳥に見えるけれど、どうなんでしょう?
孤独を愛するベルナルさんと小鳥たちの肖像画です。

関連記事 in my blog: チャッピイの家

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