空飛ぶ色いろnatsuno07

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2018.05.08  はしっこに、馬といる―ウマと話そう II 


hashikkoni201805.jpg
はしっこに、馬といる―ウマと話そう II
(カディブックス 2015) 
河田 桟

尻屋岬の寒立馬は本州北端の馬ですが、
この本は日本列島最南端の与那国島の馬のお話。
馬語手帖の続編です。
与那国馬も野生の馬だそうですが、
その群れからはぐれてしまった仔馬カディと
成長を見守る著者の間に
コミュニケーションができあがっていくまでの
心の流れが描かれています。

颯爽と本のページを
駆けて行ったかと思うと、
気持ちよさそうに休んでいたり
草を食べていたりする挿絵の馬に
いざなわれながら
詩集のようにも、絵本のようにも
何度もくりかえし読みたくなる本です。

たとえば寄せてはかえす波のように、
つながりながら、変化しながら、
たがいを育んでいくようなこと、
地面に結びついているようなこと
「野生」には
そういう質もあるような気がしています


ある固定した状態を守るだけではなくて、
一緒に「変化」していくということも
また「自然」であるということ。

読みながら、どうしてだか
「風の又三郎」の中で嘉介が
逃げた馬を追っかけて行く場面が
思い出されて仕方なかったのですが、
最後のほうに、カディとは
「与那国」の言葉で「風」を意味するというのを見つけ
ガラスのマントが光ったような
そんな気持ちになったりもするのでした。

関連記事 in my blog: 馬語手帖―ウマと話そう, 風の又三郎


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2018.05.06  尻屋岬 諦めの旅ではあった 


尻屋岬灯台
(オンマウスで、灯台の周りにいる寒立馬。)

おととしの夏に下北半島めぐりをした時、
恐山や仏ヶ浦と同じくらい楽しみにしていたのが
寒立馬が見られるという尻屋岬でした。
馬は必ず見られるわけではないそうで、
しかも、その日は朝から雨が降っていましたから
半ばあきらめかけていたのですが、
昼過ぎから、あっという間に青空が見えはじめ
岬につくと灯台のまわりには
草をはむ寒立馬の姿がありました。

旅行した時は気づきませんでしたが、
三浦哲郎の短編「海峡」によると、
尻屋岬には、海難事故に遭難した人の慰霊碑があるそうです。
これも気づきませんでしたが、
青森出身の歌人鳴海要吉の歌碑もあるそうです。

諦めの旅ではあった
 磯の先の
  白い灯台に
   日は映していた


三浦哲郎は歌碑のことは何も書いていませんが、
この鳴海要吉の歌は
短編「海峡」とも、長編「白夜を旅する人々」とも
すこし共鳴しているような気がします。
何で行った時、ちゃんと見てこなかったろうと後悔しきりです。
撮ってきた画像を見てみると、
たしかに遠景にちっさく歌碑も写っています。うーむ。

ともあれ、そのときは
青い空と白い灯台とぐるっと海に囲まれる感覚と
寒立馬と崖に咲いているスカシユリに夢中だったのでした。

尻屋岬灯台
(スカシユリ。オンマウスで、寒立馬。仔馬もいます。仔馬に近づくと母馬が怒るので危険です。)

関連記事 in my blog: 蕪島でウミネコとお近づきになる


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2018.05.04  恐山 


osorezan0.jpg

三浦哲郎の短編集「愁月記」に収められている「海峡」は、
青函連絡船から投身自殺を図った姉を思いながら
「わたし」が下北半島を旅する話です。
潮の流れの速いこの海峡では、難破する船も多く
亡骸が流れ着く場所には慰霊碑があるのだそうです。
そこに姉もまたたどり着いているのではないか
そんな思いから、「わたし」は
人づてに聞いた慰霊碑を尻屋岬で探します。
その後に、恐山を訪ねるのでした。

おととし青森旅行をしたときに、下北半島も巡ってきたので、
読みながら風景をありありと
思い浮かべることができました。
恐山というのは、さぞや恐ろし気なところかと
思っていましたが、
日差しが強くて、暑かったせいか、
エメラルドグリーンの宇曽利湖が、
南国のビーチのようだと思うのでした。
カラフルな風車がカラカラ回り
白っぽい火山灰の土に、
硫黄の黄色が浮かびあがっています。
にぎやかに話している団体さんの方から
時々大きく笑い声が聞こえてくるし、
思っていたのとは違う明るい風景でした。

小説にも出てくるイタコの口寄せは順番待ちで、
1時間から2時間の余裕を持って入らないとダメみたいでした。
温泉もあって、なんとも異世界に紛れ込みそうな
鬼太郎のお父さんがお湯につかっていそうな。
こちらも時間があればぜひ入ってみたかったです。
湖のほとりには、鐘があって時折澄んだ音を響かせていました。
東日本大震災で亡くなった方の鎮魂のために
建てられたそうです。

osorezan1.jpg

関連記事 in my blog: 仏ヶ浦 飢餓海峡の舞台


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2018.05.03  愁月記 


shugetsuki201803.jpg
(題字・著者 挿画 松本勝)
愁月記
(新潮社 1989/12/10)
三浦 哲郎

重荷を負った長い人生を今、終えようとしている母
郷里へ急ぐ私の心に去来する幾多の思い (箱帯より)


表題作の「愁月記」、他6編の短編集です。

「愁月記」は1985年5月、今から33年前に
文芸誌「新潮」に発表されました。
危篤の知らせを受けて故郷へ駆けつける「わたし」は、
窓外の風景を眺めながら、母親が元気だったころの
ふとした瞬間をとりとめなく思い出しています。
やがて、列車が故郷に着くころになって
それまで曇り続きだった空に
立待月(十七夜)が光っているのをみつけます。
その明るさにもかかわらず「わたし」は
かつて飛脚が「たちまちつく」ことをもじって
十七屋と呼ばれたということを思い出します。
そして、自分が到着したとたんに(たちまち)
母親が亡くなるのではないか
そんな不吉な思いにかられます。

そのほかは、
ヒカダの記憶 (1985年6月 文學界)
からかさ譚 (1986年6月 新潮)
夜話 (1984年1月 文學界)
居酒屋にて (1988年5月 新潮)
海峡 (1987年1月 新潮)
病舎まで(1985年1月~7月 すばる)

「病舎まで」は、「露草」というタイトルを改題して
短編集に収められています。
青い色の花をお見舞いに持って来たという娘に
ツユクサかと聞く病床の「わたし」
「露の命」ということばを連想して娘は真顔で怒ります。
「そんな花持ってくるわけないじゃない」
かつて「わたし」が息子として十七夜の立待月に
不吉を感じていたのとどこか似ています。
でも、呑気な父である「わたし」は、
「あいつはツユクサが嫌いなのか?」と
娘が帰ったあとで妻に尋ねています。
それもまた、ほほえましいような。

最初と終わりの短編の中に静かに流れている時間
瞬間でありながら、永遠を感じさせる
家族のポートレートです。

関連記事 in my blog: メリー・ゴー・ラウンド 短編集「木馬の騎手 」より


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2018.05.02  黄色ずきんちゃん 


munari20180400.jpg

先日神奈川県立近代美術館の、
ブルーノ・ムナーリ展で見た絵本
「黄色ずきんちゃん」
小鳥が可愛いなぁと思っていたら、ミュージアム・ショップに
絵本がありました。
図録とどちらにするか、考えたあげく絵本にしました。
文章はイタリア語。
Googele翻訳で読んでみました。

高層ビルの立ち並ぶ大都会に暮らす
「黄色ずきんちゃん」はおうちのベランダにパン粉を
まいてやるので、黄色いカナリアと大の仲良し。
交通量の多い、危険な道を通って
ペントハウスに暮らすおばあちゃんを訪ねるとき
信号待ちしているオオカミが
「可愛いね、乗ってかない?」なんて声をかけてくるのだけど
カナリアの助けを借りて、ちゃんと逃げられます。

ママはどうやら読書好きなようです。
おばあちゃんからママへ
青白のストライプの包装紙につつまれた本のプレゼント
黄色ずきんちゃんは、行きも帰りも
ちゃんとお届け物のお手伝い。
おばあちゃんの頃は大変だったのね、
なんて黄色ずきんちゃんが思っているところがあるので、
おばあちゃんはもしかして赤ずきんちゃんなのだろうか・・
この辺はちょっとよくわかりませんでした。

ムナーリの絵本には、他に「緑ずきんちゃん」というのもありました。
カエルが登場していて、
「黄色ずきんちゃん」とは対照的に緑深い静かな環境が舞台です。
こちらも素敵な本でした。

黄色ずきんちゃん
(黄色ずきんちゃんがおばあちゃんのところに持って行く、レモン、グレープフルーツ、
ガルダ産オリーブオイルの入った黄色いバスケット。
オンマウスで、本の包みを抱えおばあちゃんのところから帰るところ。)

関連記事 in my blog: ブルーノ・ムナーリ展 神奈川県立近代美術館


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2018.05.01  2018年5月 読みたい本 


Tokyotower201804.jpg

むかしは夏がいちばん好きな季節でしたが、
最近は5月のこの季節がいちばん好きです。
先日東京タワーに行ったとき、
鯉のぼりがいっぱい風の中を泳いでいました。

今月読みたいなと思っているのは、
「村上さんのところ」、
平積みになっているのを、ちらちらと見たところ面白そうです。
それから宮部みゆきの「あやかし草紙」。
「三島屋変調百物語 シリーズ第一期完結編」
と書かれてます。
完結編というからには何かが終わるけれど
第一期というからには第二期がある
ということで、終わるような始まるような・・。
三島屋シリーズは出版されるたびに
出版社が違って、装丁も変わるのですが、
今度の装丁はなかなかに素敵です。


関連記事 in my blog:  2018年4月 読みたい本, あんじゅう


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2018.04.30  フランス絵本の世界 東京都庭園美術館 


teien20180403.jpg
(ナタリー・パラン画 旅行小史;子供向け「乗り物の歴史」)

庭園美術館では、「フランス絵本の世界」
の企画展が新館で行われていました。
初めて見る絵本ばかりでしたが、
知っていたのは、「象のババール」のシリーズ
あとは、ジューヌ・ベルヌの本が
いくつか展示されていました。
「海底二万哩」や「80日間世界旅行」などなど。
とても立派な装丁で、
独特の雰囲気を醸し出していました。
他には「レ・ミゼラブル」の、
コゼットやジャンバルジャンの絵姿もありました。

今回特に惹かれたのは、ナタリー・パランという画家でした。
いちばん上の画像、赤い服を着た女の子が鳥かごを持って
ロバにまたがっている絵がステキです。
ちょっと茂田井武の「トン・パリ」にも似ているような。

すべてではありませんが、いくつか
フラッシュなしの撮影がOKになっている本がありました。
ユーモラスな動物たちがいっぱい。
展示は6月12日までです。

teien20180409.jpg
(レオポルド・ショヴォー画 「ロワトレのものがたり」)
teien20180410.jpg

(パンジャマン・ラビエ画 「黄色ネズミのコント集」「緑色ウサギのコント集」)

teien20180408.jpg
(パンジャマン・ラビエ画 「動物たちの私生活の情景」


関連記事 in my blog: ブリュッセル マンガ博物館,  
奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人


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