空飛ぶ色いろnatsuno07

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2017.04.10  戦争と美術 画家の魂  


purahahato_.jpg
(プラハの街角で見かけた、本物の鳩を手と頭に乗せた少年像)

戦争画を描くに至った有名画家のことをも考えながら思ったものだ。
「生きる上に必要なこと」という根本的なものを忘れて、
「美」あるいは「名誉」に囚われたゆえではなかったか。
芸術の落とし穴がポッカリ開いている。
それは平凡な生活を忘れるところにあるように思えてならない。


「きままなる旅」というエッセイの中に出てくるこの文章を読んで、
司修の「戦争と美術」を読んでみようと思いました。

藤田嗣治の戦争画は、
2012年の東京国立近代美術館60周年の
「美術にぶるっ!」で初めて見ました。
「戦争と美術」の中で、アメリカ人たちが、
この絵のどこが「戦意高揚」を鼓舞する絵なのだ?
と首をかしげたと書かれていましたが、確かに。
藤田嗣治といえばすぐに思い浮かぶ
「猫と独特の白い肌をした女性の絵」
あるとき、こういう一連の絵を司修が評価すると、
「きまぐれ美術館」の洲之内 徹が、
「そうではなくて、藤田の戦争画こそが芸術だ」と言う。

なぜだろう?
まえがきですっかり好奇心を掻き立てられたところへ、
ユダヤ人であったシャガール
ナチの協力者であったレニ・リーフェンシュタール、
松本竣介と軍部のやり取りなどが紹介されていきます。
最後、あとがきには松本竣介も属した「新人画会」
の画家を訪ねて当時のことを聞くシーンがあります。
アトリエの天井を見上げながら
淡々と記憶をたどる画家の姿が印象的です。

本が書かれたのは、25年前。
著者は、ある危機感を抱きながらこの本を書いています。
25年後の現在、その危機は現実のものとなりつつあるのか。
そんな、いろいろただならない今日この頃ですが、
藤田嗣治の作品をもっと見てみたいなと思っています。
結局画家の魂というものは、伝記でもない、評論でもない
絵の中にあると思うからです。

sensotobi1.jpg
戦争と美術
(岩波新書 1992/7/20)
司 修 著


関連記事 in my blog: 生々流転,  松本竣介展

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2017.04.08  アトリー 妖精のおよめさん 



妖精のおよめさん
(評論社 1987/7/20)
アリスン・アトリー 文 三保 みずえ 訳
ユノセイイチ 絵

妖精のおよめさんの原題はThe Girl who Married a Pixieで、
Pixieは小さな妖精です。
妖精の王子にみそめられた少女は
自分も妖精となって、かなしみを忘れ、時を忘れ
陽気に暮らしていきます。
でも、ふとした瞬間、かつて暮らした人間たちの思い出が
頭をかすめていくのです。

アトリーの「妖精のおよめさん」を読み返して、
この雰囲気がまさに、「ポーの一族」だなと思いました。
イギリスのフェアリーテイル。
40年前の「ポーの一族」は
最近新たに描かれている物語に比べると、
おとぎ話の要素が強かったのです。

たとえば、「リデル・森の中」という話は
「妖精のおよめさん」の逆バージョンです。
時の止まったポーの一族の少年に育てられた少女が、
ニンゲン界に戻り、成人し結婚して子供を産み
幸せな日々を送っています。
それなのに、やはり
ふとした瞬間に、かつて自分を育ててくれた
彼らのことを思い出し、こんなことを言っては
夫にただ微笑まれるのです。

わたし昔、小鳥の巣箱にいましたの
どこか遠い森の中で 2羽の小鳥に育てられたんですよ


この童話集に載っている4つのお話は
少女が、不思議な世界や不思議な方法で
「結婚相手」と「幸せ」を見つけるというファアリーテイル、
アトリーの魅力がいちばんよく出ている物語だと思います。
ユノセイイチの挿絵がまた素敵です。
表紙絵は妖精と馬にのった少女が
荒地(ムーア)をかけていく場面です。
あたかも空を飛んでいくように見えます。
うちの文鳥も、ありえないほど上空にある真っ白な雲みたいです。

関連記事 in my blog: ロルカ詩集 優しい恋歌,  こぎつねルーファスとシンデレラ,  
ポーの一族 Flower 3月号

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2017.04.06  気ままなる旅 装丁紀行 


気ままなる旅
(オンマウスで、裏表紙です。)
気ままなる旅 装丁紀行
(筑摩書房 1986/11/20)
司 修 著 (中島 かほる 装丁)

司修の絵をはじめて見たのは
子供の時読んだ「つぶやき岩の秘密」の挿絵でした。
絵本も多く手掛けている人ですが、
この本の中に出てくるのは、大人の本ばかり。
読んだことがあったのは、
三浦哲郎の「白夜を旅する人々」と「木馬の騎手」
大江健三郎の「洪水はわが魂に及び」でした。
それ以外は知らない本ばかりなので、本の見た目を
ネット検索しながら読みました。
行く先は、日本各地、スリランカ、ポーランド、メキシコシティなどなど。

いろいろ面白かったのですが、
壇一夫の「火宅の人」にまつわる「夜の旅」が好きでした。
新宿のバー「風紋」へ壇一夫のことを聞きに行くと、
太宰治も知っているというママが出てきます。
他に花園神社のお祭りで見世物小屋の蛇娘を見たとか、
唐十郎の赤テントの芝居に行ったとか。
神社の階段でギリシア悲劇を上演してたとか。
そして、酔っぱらった夜更け、
もう飲み屋なんぞ開いているわけもなく、
水道工事で大きく掘った道の穴を
しゃがんで覗き込み「大変ですねぇ」
などと云って2時間も見続けている


先日観てきたばかりの「身毒丸」に出てきた
不思議な穴の話みたいです。
蛇女の見世物なんて、わたしの子供の頃にはなかった
と思っていましたが、知らないだけで新宿にはあったらしい。
酔っ払いの話は、
武田百合子の御茶ノ水、聖橋の話も好きです。
なんでだろう。

kimamanaru1.jpg
(カバーを取った。 蛇じゃないよ。文鳥だよ。)

関連記事 in my blog: つぶやき岩の秘密,  身毒丸, 冬の花火

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2017.04.04  祖父の人形 


sofunoningyo0.jpg
祖父の人形 原田栄夫人形作品集
(オニール原田芽 2015/7/9)
原田 栄夫

先日、荻窪のTitleでみつけたこの本
ぺらぺらめくっているうちに、
すっかりこころ奪われて、買ってきました。
そうしたら、数日後に
実際のお人形の展示と販売があるというので
もう一度出かけてきました。

砂糖菓子みたいにみえるお人形たち
ピンク色の模様のきりんや、もっときれいな色のきりん
「腕を前からうえに高くあげ」たラジオ体操風な招き猫、
ちょっと笑っている猫、すっきりした白馬。
どれもいつまでも見ていたくなる人形ばかりです。
香月泰男の人形とはまた違う紙の優しさ。
うちにきてくれたにわとりは、
ユーモラスな表情でありながら
威厳と気品があります。

あとがきによると原田栄夫さんは立原道造と同い年だそうです。

おぼえてゐたら! 私はもう一度かへりたい
どこか? あの場所へ(立原道造 夏の弔い)


荻窪北口にはわたしの記憶の中だけでも
5軒の本屋さんがありました。
時期は前後しますが、
みずほ銀行の近くに公生堂
荻窪新興マーケットの中にあった文化堂
つい2015年1月まであった荻窪ブックセンター
名前がわからないけど
ちょっと外れて寿通り商店街の本屋さん
四面道近くにあった共栄堂
どのお店も、よくある「町の本屋さん」でした。
そのほかには傘屋さん、和菓子屋さん
喫茶葉山 喫茶キャッスル、
金物屋さん、みんなもうない。
昔はアーケードだったけれど今はすかんと空が見えています。

sofunoningyo.jpg
(文鳥は裏表紙の象と一緒に)

関連記事 in my blog: だれも知らない国で,  時の雫


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2017.04.02  もじもじこぶくん 


もじもじこぶくん
(オンマウスで、勇気を出したコブタくん。)
もじもじこぶくんーこどものとも
(福音館書店 2016/04/01)
小野寺 悦子 文 きくちちき 絵

年度末でいっぱいいっぱいになっていましたが、
新入学、新入社の季節なのですね。
ヒトゴトながら、ドキドキします。

この絵本、昨年4月に出たものです。
シャイなコブタくんは、アイスクリーム屋さんに
やってきたものの、なかなか注文できず、
せっかくお姉さんが声をかけてくれても声が出ず
そうこうするうちに、
サイだの、ワニだの、ライオンに象に、
キリンも、あっなんか文鳥みたいな鳥まで
どやどや押し寄せ
がんがん先を越されてしまいます。

すっかり気おされていると
足元で小さな声をはりあげている誰かがいる
誰?
こぶくんは、この子のために
勇気をふりしぼって・・

絵がとても可愛らしくて
アイスクリームも美味しそうだし、
よかったよかった。
善福寺公園に行ったら、桜がだいぶ咲きだしていました。
ちょっと空気が冷たいので、桜味アイスみたいな。

kobukun_03.jpg

関連記事 in my blog: みんなうまれる


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2017.04.01  変わらぬ光誰がためぞ 読みたい本 


jihanki_.jpg
ボクハソンケイスル ジドウハンバイキヲ ソンケイスル 
如月小春のAnotherを読んで、つい撮りたくなった夜の自動販売機)

前回の読みたい本の「なじかは知らねど」は
「ローレライ」の歌詞で、
今回のは滝廉太郎「荒城の月」3番の歌詞です。
1番2番では「過去の栄光はどこに?」と歌われていますが、
3番になると、「今も昔も変わらない月の光は
誰のためだろう」となる。
垣に残るは ただ葛

この頃、母の時代の人が歌っていた歌の
文語体の歌詞が好きです。
母の世代の人たちの書いたものも読みたくなります。
今の内にちゃんと聞いておかなきゃと思う、
後輩社員みたいなものなのか。
3月に読んだのは
三浦哲郎の「おりえんたる・ぱらだいす」
司修の「きままなる旅 装丁紀行」
どちらも古本屋さんでみつけた本でしたが、面白かったです。
「きままなる旅」でちょっと触れられていたことが気になって
司修の「戦争と美術」を読み始めています。
三浦哲郎は、その司修が装丁したという「おろおろ草紙」を読んでみたい。
わかっていないことがあるのに
「昔は・・」なんて軽々しく言わない自分でいたいと思っています。

こちらは母世代じゃなくて、先輩世代。
「如月小春の精選戯曲集2」をだいぶ読み進みました。
7つ戯曲が収録されています。
昨年12月の17回忌に出版された本です。
阪本順二の映画「団地」に出てきた変な宇宙人みたいな
アンドロイドみたいな登場人物がいっぱい。
心に水が注がれるような気持ちで読んでいます。

すぐパラレル読みしてしまうので、
ちょっと一冊一冊落ち着いてと思っています。

記事 in my blog: なじかは知らねど 読みたい本

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2017.03.31  Endless Shock 2017 


teigeki_.jpg

帝劇ミュージカルSHOCK
今年も見てきました。
千秋楽1500回公演まであと少しの
栄えある1497回公演でした。

今年は一幕ラストの殺陣のシーンに
和太鼓が加わり、不思議なことに
かえって静けさが生まれました。
しかもその和太鼓が舞台を見下ろす位置にあるので
空間がぐっと広がる感じ。
ライトは青みがかり
「つわもの」の方々の凄みがいや増しました。
どれだけかっこよくなれば気が済むんだぁと
こころの中で叫びます。

そしてこの日は、2幕のMUGENという踊りのあと、
割れるような拍手にまじって
客席の男の人たち数人から掛け声があがりました。
ブラボー慣れしてないので、一瞬びっくりしましたが
「よく言った。まだ舞台終わってないけど、その通りだ」と思いました。
2幕のクライマックスは、百億の昼と千億の夜状態。
十二神将かはたまた阿修羅なのかという
この世ならぬ雰囲気になっていきます。

そして箱に入れて持ち帰りたいといつも思う「夜の海」は
ひそかに「ザ帝劇」と思っている踊りです。
かつて帝劇で見たことがある元禄港歌や
屋根の上のバイオリン弾き
他にもわたしの知らないいろんな舞台の輝きが
見えないけれど感じられる
そして劇場を出ると、日比谷から大手町、有楽町から銀座
変わっていく人や風景の中に
変わらない賑わいやざわめきがあって
そして今ここにこの舞台が上演されている
そういう時空を超えた奥行きが感じられるのです。

と、まぁ魂が抜けきりますし、このブログは
もともと絵本や児童書のことを書こうと思ってはじめたので
今までは書いていませんでしたが、
最近は演劇のことも書いているので
正直な壊れっぷりをお伝えしました。
といっても全然お伝えできてません。
テレビのニュースとか、DVDなんかでは伝わりません。
劇場で見ないと全然わからないと思います。

伝わらないから仕方なく1500回とか
階段落ちとかニュースにするのね、
なんてつい言いたくなりますが、それもスゴイことです。
ただただ拍手。
そして心の中でブラボーを言ってきました。

関連記事 in my blog: 放浪記 その2

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