空飛ぶ色いろnatsuno07

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2017.02.09  ダーシェンカのいる風景 


平和広場
(プラハにあるチャペック兄弟の碑、JOSEFは兄の方で画家です。彼は収容所で命を落としました。
反対側にKAREL。オンマウスで、ズームアウトします。)

わたしは、カレル・チャペックの童話しか読んだことがありませんが、
彼はジャーナリスト、あるいは劇作家として、ナチズムに抵抗し、
ゲシュタポに捕まる直前に亡くなったそうです。
伴田良輔訳「ダーシェンカー愛蔵版」のあとがきには
以下のような文章があります。

互いの生活のささやかなディテールを知り、
同じ人間として普通の生活をしていることに想像力を働かせてみれば
戦争などはじめられるはずがない


『ダーシェンカ』は、動物たちとともにある普通の生活、
あたりまえの日常がどれほど大事でいとしいものかを伝えてくれます。
・・・大きな得体の知れない暴力によってそうしたものが消えてしまわないことを
チャペックは願っていました。


果たして「大きな得体の知れない暴力」は
お互いの日常を理解しあうことで防げるかどうかはわかりません。
他者の窮状を知れば知るほど、
差別や警戒心や蔑みが増すということもあるだろうし、
他者の幸福を知れば知るほど
妬み、憎しみを増すということもあるでしょう。
ダーシェンカの駆け回る庭、
そんな平和な風景こそ、稀有なのだと思えたりします。

判田訳では、ダーシェンカの成長を促す声が
「自然の声」とされていましたが、
栗栖訳では「どこからともなく聞こえる声」と訳されていました。
どちらであっても
ダーシェンカが強く幸せに生きる方向に導いてくれる声に
平和への道を尋ねたいような気がします。

プラハに行ったとき、チャペックの碑を見に行きました。
ナームニスティー・ミールという地下鉄駅から
上にあがってくると
木々の緑が美しく、子供たちが楽しそうに遊んでいました。
木の幹につかまって、かくれんぼをしている子もいました。
ダーシェンカがそうであったように、
どこの国でもかわらない
無邪気でうるさくて、元気な子供たち。
その地下鉄駅はチェコ語で、「平和広場」を意味するのだそうです。

chapeck0.jpg


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