空飛ぶ色いろnatsuno07

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2017.01.22  ドールズタウン 


結城座の「ドールズタウン」を下北沢のスズナリで見ました。

第二次世界大戦末期の日本、関西の海ぎわの町、
高台の鉄橋の上に10歳の少年幸太と少女真理子がいます。
真理子は浴衣姿に麦わら帽子の金髪の女の子。
怖がりの幸太に比べると、いさましく明るい子ですが、
祖父はハーフの彼女が人目につくのを恐れ家の外に出したがりません。
真理子は鉄橋から見える遠い景色を見て歓声をあげます。
でも幸太はこんな町は嫌いだ、無くなってしまえと言う。
そして空想の世界にすむ「魚」の佐藤昭二に頼んで
さまざまな冒険の旅へ真理子を誘います。

鉄橋から見れば小さくて、おもちゃのように見える町では
日々の暮らしがあります。
幸太の母は、夫を戦争で亡くしたあと
間借り人を置いて何とか暮らしを立てています。
幸太は母親には憎まれ口をきくのに、間借り人の河島には懐いています。
路地にはおばちゃんたちに話し声。
苦しくても、不幸でも「笑う」、無理に笑うわけではなくて
ごく自然に笑える人々の暮らしがそこにあります。

でもある時それが空から降る大量の爆弾によって焼き払われるのです。
川を下って海に出れば何とかなる
そう言って幸太の背を押した母が火に飲まれていく。
母の人形が火の中でシルエットになり燃え上り
あたりに焦げ臭い匂いが漂います。
「こんなん絶対にあかんことや」と思う。
真理子もまた祖父に閉じ込められた蔵から出ることができずに
死んでしまいました。河島のおじちゃんも逃げ遅れました。

ラジオ体操の曲が少し哀しみをおびて
変調したように聞こえていたとある夏
鉄橋の風に吹かれていた少年と少女。
その姿が消えると等身大の旅芸人「おかめ」と「ひょっとこ」がいます。
魚の佐藤昭二のせいで、
昔見た「水の国のガリバー」を思い出すなぁと思っていたら、
作者が同じでした。

dollstown2.jpg
(お弁当つけてどこ行くうちの文鳥が掴んでいるのが幸太、
その横が佐藤昭二、おじいちゃん、真理子。
文鳥の左にいるのは青洟の子。あとからパンフを見ると幸太はお母さん似でした。)

関連記事 in my blog: 早春の「真夏の夜の夢」

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