空飛ぶ色いろnatsuno07

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2016.11.17  平塚美術館、香月泰男のシベリアシリーズ 


hiratsukagetsu0.jpg

新潮少年文庫を再読してから
じわじわ気になっていた香月泰男の絵が見られるというので
平塚美術館へ行ってきました。
去年、「画家の詩、詩人の絵」をやっていた美術館です。
とても遠い気がしていましたが、東海道線で品川から45分。
そんなにめちゃくちゃ遠いわけじゃないのでした。
シベリア抑留時代の記憶を描いた絵が57点あるうち、34点。
前に、「いわさきちひろ美術館」で数点見たことがありましたが、
個別に数点見るよりも、一連の作品として見るほうが
より、心に迫るものがありました。
絵の横に、香月泰男による説明のプレートがあり、
その言葉にも、はっとさせられるものがありました。

黒い画面に、青が印象的な「雲」は防毒マスクの目の部分に
空が映っています。
また、似た感じの「青の太陽」は、
蟻が巣から青空を見上げた絵だそうです。
召集され匍匐前進の訓練を受けながら、
蟻が巣に帰ることができることを画家は羨んだのでした。
「個人の意志」がいっさい無視される戦時中
自分の精神のバランスを保つために
画家は、青空を、夕陽を、朝陽を、夜空をみあげていたようです。
兵士たちは戦地で様々なものと戦うけれど、
そのうちの一つが郷愁だと「月の出」「日の出」という絵の
説明に書かれてありました。

ほかに広島の原爆と向き合った画家夫婦の作品も展示されていました。
丸木俊は、やはり新潮少年文庫の水上勉の小説に挿絵を描いています。
この方にもじわじわと惹かれているところでしたが、
この原爆の絵は、じっくり見たいというものではありません。
丸木俊という人がなぜこの絵を描かなければならなかったのか
その事実に心が痛むばかりです。

平塚はわたしの思っていたのとはだいぶ違う町でした。
駅から美術館に向かう道の途中に公園や神社があって
紅葉がきれいでした。
開館して25年だそうですが、とてもきれいでほっとする空間でした。

香月
(オンマウスで、ロビーのユニコーン。どーんと二頭いました。)


関連記事 in my blog: 画家の詩、詩人の絵,  母のまなざし 父のまなざし, 10冊のタイムカプセル

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