空飛ぶ色いろnatsuno07

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2016.11.12  耳鳴りのうた 



(大昔のチラシです。)

下北沢の小劇場「スズナリ」に初めて行ったのが、
30年以上も前の「戸惑いの午后の惨事」でした。
「あの大鴉、さえも」と同じ、竹内銃一郎の作品です。
空き地で「がまの油売り」の口上を練習している二人組が
組織的な殺人の目撃者となってしまい
それを金で口止めされてしまうという話でした。

芝居のラストで、主人公の「わたし」が
蝦蟇の油売りの口上の代わりに
石原吉郎の「耳鳴りのうた」という詩を朗々と吟じます。
俺が忘れてきた男は
たとえば耳鳴りが好きだ

石原吉郎は、香月泰男と同様に
第二次世界大戦後、シベリアで捕虜になり
強制労働をさせられた人です。
この詩のラストの方に、「棒紅」という言葉が出てきます。
その男が不意にはじまるとき
さらにはじまる
もうひとりの男がおり
いっせいによみがえる男たちの
血なまぐさい系列の果てで
棒紅のように
やさしく立つ塔がある


わたしはこの棒紅の意味がずっとわからなかったのです。
当時、広辞苑など、あれこれ調べました。
でも該当する言葉に出会えず、
詩に出てくる岬という言葉と
別の「本郷肴町」という詩から
棒鱈を思い浮かべていましたが、全然意味が通じません。

先日「大鴉」を見に行ったとき、ふいに思い出して
ネット検索したら、なんとすぐにわかりました。
リップスティックのことでした。
ちょっと考えればわかりそうなものですが、
俺だとか、男たちだとかいう言葉からは連想できませんでした。
でも、ようやくああ、なるほどと。
芝居の最初と最後に、まるでマクベスの三人の魔女のような
キャバ嬢風の女たちが、無邪気に空き地に種を植えていく意味も
今はわかるような気がします。

30年ぶりに、謎は解けたぞ。
桃栗3年柿8年、ワタシのオオバカ30年でした。


関連記事 in my blog: 画家の詩、詩人の絵2 明るい午前の自然が

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