空飛ぶ色いろnatsuno07

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2016.06.09  父が愛したゾウのはな子 



父が愛したゾウのはな子
(現代書林 2006/9/14)
山川 宏治 著

海外から東京へ出張してくる人に、
ジブリ美術館に行きたいとよく言われます。
いきおい井の頭公園もFamous Parkになっていて、
Park SideのYakitori Restaurant?なんて問われて
ん? ヤキトリレストランって・・なんて思ったりします。
昨年の暮れには、そんなFamous ParkのMiserable Elephantとして
はな子さんは話題になってしまいました。
都知事さんが海外でリッチなホテルに泊まっても、
象はこんな狭いところにいるThat’s Tokyo’s status。
やるせない話です。

先日の若冲展では、江戸時代の市井の人がどんな風に
象という摩訶不思議な生き物に
想像を膨らませたかわかって面白いようでした。
1949年、テレビもなかった終戦後の日本のこどもたちも
似たりよったりだったことでしょう。
戦災孤児や、戦地で息子や夫を失った母親たちがたくさんいた時代。
そういう時代に平和という「イメージ」を背負って迎えられた象。
その象が、どういう生き方をしたかが
この本「父が愛したゾウのはな子」にはわかりやすく書かれています。
そして「イメージどうこう」の問題ではなく、
現実に象にかかわった飼育員の方たちの
生き様に、胸を打たれます。

はな子さんは愛されていたのは確かですが、
ものすごく正しい飼われ方をしたかどうかはわかりません。
でも、現場で必死で
より良い環境をめざした人たちがいたことは間違いありません。

ラストに空から象舎を見下ろしている写真があります。
はな子さんがいて、来園者がいて、桜が咲いています。
のどかな春の風景です。
退職されて間もなく亡くなった飼育員、山川清蔵さんの魂が
見下ろしているようです。
「平和に見える」、「ほんとうは平和じゃない」
どっちだろうか、どっちにしても大人たちは
がんばらないとなと思うのです。

関連記事 in my blog: 動物園にできること, 動物を守りたい君へ

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