空飛ぶ色いろnatsuno07

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2013.08.12  だれも知らない国で 


だれも知らない国で
(マウスをのせると表紙にズームします。)

ブランコのむこうで (新潮文庫)
(1978/05/29)
星 新一

1970年代に「新潮少年文庫」として出版された10冊の本の
第一巻にあたる「だれも知らない国で」は、
現在、「ブランコのむこうで」と改題され、文庫になっています。
「新潮少年文庫」の表紙は、
香月泰男のブリキのおもちゃを使ったデザインですが、
大人になって山口県立美術館で、
この第一巻の空中ブランコをしている道化師と似た作品を見たとき、
あっこれはもしかして・・・と気づいたのでした。

「だれも知らない国で」は、
ある少年が自分とそっくりの少年を追っかけているうちに
ひとの夢の中にさまよいこんでしまうという物語です。
自分の父親の夢から始まって、病院で闘病生活をする少年の夢、
子供を亡くした母親の夢、失職中の男の夢、自殺者の夢、
催眠術にかかっている人の夢、彫刻家の夢、赤ん坊の夢。
大人になって読むと、彫刻家の夢が印象的です。
完璧と理想を追い求めた一人の芸術家は、
最後の作品として何を作り出そうとしているのか。

少年が砂の山だと思ったものは、彫刻家が
大理石を削り続けたことでできたものでした。
その時、彫刻家は言います。

「知らなくていいことさ。わたしにとっては意味のある砂だが、
ほかの人にとってはただの砂にすぎない」


最後の作品もさることながら、
その砂の山もまた美しいものだとわたしには思えてなりませんでした。

関連記事 in my blog: 「ユタとふしぎな仲間たち」の表紙


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