空飛ぶ色いろnatsuno07

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2013.07.21  つぶやき岩の秘密 


つぶやき岩の秘密
(マウスをのせると表紙にズームします。)

新潮少年文庫6巻として1970年代に出版された新田次郎の小説で、
海難事故で両親をなくした少年が、
その事故の裏に隠された、戦争の傷跡と
悲しい真実を知ることになるという物語です。
海の潮位を利用して隠されていた秘密を暴く「きっかけ」になったのは、
少年が小舟を出しては海の洞窟へ聞きに行った
「つぶやき声」のような音でした。
同じ新潮少年文庫の中の「遠い岬の物語」も
「戦争の傷跡」「少年の成長」「親の死(海難事故)」
をキーワードにした作品ですが、
サスペンス仕立てになっているこの作品からは、
また違った海の風景が見えてきます。

ラストに少年は決断します。
子供の頃読んだ時には、「そうだろうな」くらいに思いましたが、
大人になると、「ちょっと待ってぇ。」と思ったりします。
なるほど、こうして読み返してみてわかる
自分は「大人」だ、と肩を落としたりして。

別のお話ですが、黄金を手放せば飛び立てるとわかっていて
なかなか手放せない火の鳥が出てくる「まえがみ太郎」に
こんな場面があります。

「だが、わしにはできん。こがねをすてることはできぬ」
「そうかなあ、そんなもの、すてちまえばいいじゃないか。
空をとびまわるほうが、ずっといいじゃないか」
「なかなかすてられないのよ。わたしの父は八十八の倉をおいかけて
水の底までいってしまいましたもの」


最後は、まえがみ太郎が助けた「長者の娘」のことばです。
大蛇の起こした大洪水に長者はのまれてしまいました。
「お金」を前にしてどういう決断をするのか、
それこそが、自分の人生をどう生きるかということなんだよね、
と、あらためて小学生に返ったようなキモチで考えたりするのでした。

つぶやき岩の秘密 (新潮文庫)
(2012/05/28)
新田 次郎


関連記事 in my blog: 花は来年も咲くけれども, 遠い岬の物語, まえがみ太郎


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