空飛ぶ色いろnatsuno07

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2012.08.30  蛙よ、木からおりてこい 


kaeruyo0.jpg
1970年代の児童書、「新潮少年文庫」を再読してます。
水上勉のこの作品は、現在「新潮文庫」で
「ブンナよ、木からおりてこい」のタイトルで出版されています。

椎の木の高いところに、
「ほかの蛙たちにはやってこれない別天地」を見つけた蛙のブンナは
そこで一晩過ごすという冒険をします。
しかし、なんとそこは、トビが巣に餌を運ぶ際に使っている中継地点でした。
ブンナは身を隠しますが、
カエルの天敵でもある蛇が、スズメが、モズが・・。
半殺しで連れてこられる獲物たちの、
むき出しのエゴと、あらわになった弱さを、垣間見ることになります。

ブンナが死んだねずみから沸いた虫で生き延びる場面は、
宮澤賢治の「よたかの星」の中で、
ヨタカが飛びながら、羽虫食べる場面と似た不思議な美しさがあります。
生きるということは、「食べていく」「食べさせてもらう」こと、
トビに連れ去れる獲物たちの
悲しい声を耳の底に感じるような物語です。
そうだ、「飢餓海峡」の著者だった・・と改めて思うのでした。

表紙の木をのぼっていく、少年蛙のブンナのオブジェは香月泰男が、
挿絵の繊細な生き物たちの姿は丸木俊が描いています。

ブンナよ、木からおりてこい (新潮文庫)
(1981/08/27)
水上 勉

kaeruyo1.jpg


関連記事 in my blog: よだかの星, めっちゃ医者伝, うさぎのいえ


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