空飛ぶ色いろnatsuno07

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2012.07.14  進化への航路 



ビーグル号で探検の旅に出た若き日のダーウィンの物語。
船長とダーウィンが出会う場面が印象的です。
船長の家を訪ねてきた青年ダーウィンは、
庭で犬に話しかけています。犬と話すことができるという。
それを聞いて、乗船を断るつもりでいた船長は、
一緒に航海に出てもいいと思うのでした。

1831年から5年にわたるビーグル号航海の間、ダーウィンは
密林調査、地層観察、化石発掘、植物採集、昆虫採集などなど、
ひとつのことだけでも5年かかりそうなことを
数か月ごとに、場所を移動しながら遂行していきます。
カラバゴス諸島もめぐっています。
タフだなぁと、驚くばかり。

本の冒頭で、アブラハム・リンカーンと同い歳でもあることが
さらっと触れられていますが、
ダーウィンもまた「奴隷制度」に反対していたそうです。
当時「奴隷制度」に賛成する人たちにとって、
その制度を失うことは、経済的な破綻を意味したとか。
人間はいつの時代も、経済と命を秤にかけているのかもしれません。

ダーウィンは「命」の奇跡と不思議に魅せられた人でした。
進化論をとなえたダーウィンが、なお「神の存在」を否定しなかった
というのもうなずける気がします。
表紙の香月泰男のオブジェは、
ガラパゴスに上陸したダーウィンとイグアナらしきもの。
画像の左端にいるのは
ガラパゴスフィンチならぬ、うちのフィンチ(白文鳥)です。

関連記事 in my blog: 「ユタとふしぎな仲間たち」の表紙,  
母のまなざし 父のまなざし


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