空飛ぶ色いろnatsuno07

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2012.03.19  こすずめのぼうけん 


kosuzumeboken_.jpg
こすずめのぼうけん (こどものとも傑作集)
(福音館書店 1977/04/01)
ルース・エインズワース 石井 桃子 訳
堀内 誠一 絵

遠くに飛べるようになったばかりの雀の子が
飛んだはいいが、巣へ戻れなくなってしまいます。
鳩や、カラスの巣をたずねるけれど、
鳴き方が違うから、仲間じゃないといわれてしまいます。
日も暮れて、すっかり疲れて悲しくなった雀の子は
暗がりの中で、出会った小鳥に
「あなたは自分の仲間でしょうか?」と丁寧に訊ねます。
小さな子供向けの、かわいらしい絵本です。
でも、同じルース・エインズワースの
「ねこのお客」という童話集を読んだあとで
あらためて、この絵本を読むと、ちょっと感じ方が違います。

ふつうなら、声を聞いただけで、
「おかあさん」だと認識するんじゃないだろうか。、
シルエットでも匂いでもなんでも、すぐに気づく気がするのです。
なのに、たくさんの巣を回って「ここは自分の居場所ではない」
という絶望を何回か味わった雀の子は、
夕闇の中で、迎えにきた母が「母」であることに気づきませんでした。

この「おかあさんだとわからなかった」という事実は
けっこう怖いことです。
こすずめの心の中は、すっかり暗くなっています。
しかし、そうやって濃くなってしまった闇を
お母さん雀のこのことばは、いともたやすく覆すのです。
「ずっと、あなたを探していたんですよ」

怖すぎないけど、怖くないわけじゃない、
怖いけれど、救いがある、
これが、エインズワースの童話の魅力のような気がします。

関連記事 in my blog: ねこのお客

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