空飛ぶ色いろnatsuno07

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2012.03.05  ねこのお客 


nekonookyaku1.jpg
ねこのお客―かめのシェルオーバーのお話 1
(岩波少年文庫 1996/12)
ルース・エインズワース作 河本 祥子 訳

動物に優しいキャンディさんの家の動物たちは
新参者のカメのシェルオーバーが可愛がられるのに腹を立て、
眠っている間に生き埋めにしてしまいます。
そもそも土の中で冬眠するカメは、生き埋めなんてへっちゃら、
「眠っているうちに、なぜか土に潜っちゃいましたよ。」
と、土から這い出してきます。
そして、動物たちに「お話し」を聞かせてあげると言います。

その、いちばんめの話しが「ねこのお客」。
寒い冬の晩、一人で暮らすおじいさんのところに
やせ細った黒猫がやってきます。。
この猫は、おじいさんと分け合うこともなく食べ物を食べつくして
翌朝、姿をかき消してしまいます。

「生き埋め」にされたカメのシェルオーバーがするこの話
エドガー・アラン・ポーの「黒猫」を思い出します。
かの有名な、壁に妻の死体を埋める、という話。

ポーの「黒猫」の霊は、酷いことをした主人公を追い詰め復讐をとげます。
エインズワースの黒猫も、貪欲におじいさんのものを奪っていきますが、
その猫を「友」と呼んだおじいさんに、すべてを返し
姿なき「ぬくもり」として存在しつづけます。

雪の朝の黒猫とおじいさんは、短い会話をかわしますが、
そのあとは永遠に「目に見える」姿では出会うことはありません。
その朝の、雪の冷たさと、
輝きがありありと感じられるような気がします。
現実に動物を助け、愛され
天国の門に運ばれていくマローンおばさんの話とはまた違うMystic Storyです。

関連記事 in my blog: マローンおばさん


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