空飛ぶ色いろnatsuno07

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2012.01.12  マローンおばさん 


marron_.jpg
マローンおばさん
(こぐま社 1996/10/25)
エレノア・ファージョン

昨夜は北風がヒューヒューとさびしげな音を立てていました。

貧しいマローンおばさんのところに
雀がやってきた冬の月曜日は、
おそらく、もっと寒い日だったのだろうと思います。
雪深く、音が消え
凍った窓に、何か気配を感じる。
そこには弱り切った雀がいました。
マローンおばさんは、雀を暖めてやります。
それから金曜日まで、マローンおばさんのところには
寒さにこごえ、飢えた動物たちが次々にやってきます。
おばさんは、気持ちよく受け入れて
自分の持つ少ないものを分けてやります。

エリナ・ファージョンの物語詩に、
エドワード・アディゾーニの挿絵。
表紙のほかはモノクロの小さな絵ですが、
スライドのフィルムを覗き込むように
じっと見ると、さびしかったおばさんの部屋が
次第に動物たちと、にぎやかで温かいものに
変っていくのがわかります。

イギリスのマザーグースには、
なんにももたないばあさんがいて・・・
死んでもなにも残さなかった

(谷川俊太郎 訳)
なんていうのもあります。
このリアリズムというか、アイロニーもなかなか凄いですが、
マローンおばさんの話は
マッチ売りの少女が最期に見た
まぶしいクリスマスツリーのようなものかもしれません。
そして、それもまた凄いと思います。

この小さな本の中には、
エリナ・ファージョンがエドワード・アディゾーニにあてて
書いた詩や、英語の原詩も載っています。
死んでしまったマローンおばさんを
天国の門まで運んだ動物たちのことばは
厳かに、こころに響きます。

It’s our mother, God bless us! 
It’s Mrs. Malone
Whose havings were few
And whose holding was small
And whose heart was so big
It had room for us all


関連記事 in my blog: 銀のシギ


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