空飛ぶ色いろnatsuno07

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author: natsuno07 ♀
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2017.06.30  ぎん色いろ色ーブンブンTokyo Girl 


tokyobun1_.jpg
(換羽もあと少し。つやつやしてきました)

羽軸でとげとげしていた文鳥はきれいになってきました。
が、飼い主は先週、帯状疱疹にやられまして。
悪魔的な痛みにのたうつ数日。
3日目が最強で、横になっても眠れず。
痛いよ痛いよと唸っていても仕方ないし、
気を紛らわすために音楽など聞いておりました。

最初に出てきたのがPafumeのTokyo Girl。
東京タラレバ娘の主題歌です。
若いときには
泣いたり、悔しがったり、野心を抱いたり、優柔不断だったり
そんな「痛い」ことがいっぱいあったけど、
喉元過ぎれば懐かしい。
ああ、この今の疼きもいつかは笑い話、のはず。

情報をかき分ける熱帯魚
平凡を許してくれない水槽で
どんな風に気持ち良く泳げたら


それを聞いていたら
くるりのデビュー曲「東京」を聞きたくなりました。
20世紀が終わるころ聞いた歌です。
又吉直樹がささえられた歌だとか。

君と上手く話せるかな
まぁいいか
でもすごくつらくなるんだろうな


この歌の中の人もつらそうですが、
よく休んだらきっと良くなるでしょう
と言っています。

東京といやぁ「東京はみなし児」って
ものすごい昭和なタイトルの歌もあったな。
カルメンマキの歌です。
マイナー進行なのに、歌詞は前向き。

思い出の時計をとめて
明日を好きになろう


そして東京といやぁ、盆踊りの定番ソング。
東京音頭。戦前1933年の歌だとか。
思えば戦時中も帯状疱疹になった人はいるだろう。
大変だったろうな。
江戸時代にもなった人はいる。室町時代だって。
ああ、やっぱり悪魔的な痛みにのたうったのかしら。
花の都の 花の都の真中で
ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ

なんでこうなる。
もっともこんな曲はiPodに入ってませんけど。

踊れBoom Boom TOKYO GIRL
大人の階段くだる帯状疱疹。
最近疲れやすいとお感じの方、ほんとご用心です。

tokyobun2_.jpg
(小鳥だって、たいへん。換羽は、だるいです)


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2017.06.18  ムットーニ・パラダイス 


mutoni_.jpg

世田谷文学館で開催されているムットーニ・パラダイス、
始まってすぐ急いで見に行きましたが、
きのうまた行ってきました。
まだ展示されていなかった、
新作のヘル・パラダイスが見られるというし、
きのう発売になった、限定500枚のDVD Vol.2に、
村上春樹の「眠り」が入っているというし、
ちょっと行ってくる、
はずが、はまり込んで帰ってきたときには西日が射してました。

土曜日ということで、大変な混雑、
まずはヘル・パラダイスの前で、
じっと始まるのを待ちました。
おどろおどろしい墓場の棺桶から出てきたのは
セクシーなドラキュラ風歌姫。
それを骸骨のバンドマンが盛り上げます。
なんてまぁ、パラダイスなヘル、でした。

しばらくあちこち見て、
またヘルパラダイスのところに戻ってくると
台にのぼって点検する人の姿が。
なんと、ムットーニさんでした。
それもそのはず、何も知らずにやってきましたが、
土曜日は、作家本人のギャラリーツアーがあって、
口上も一緒に聴くことができるのでした。
えらい混みようでしたが、絶対聞きたい。
口上がつくとまたいっそう不思議な感じで、
どこともしれないミュージックホールや劇場に
いざなわれるようでした。

この前来たときは、さらっとしか見なかった
「アトラスの回想」もじっくり見てきました。
中原中也の「地獄の天使」という難解な詩の世界です。
われは世界の壊滅を願ふ
なんて物騒なことばが聴こえてきたりします。
やがて、地球が二つに割れ昼と夜の地平が見えます。
そして、木箱とレトルトを手に持った天使が現れます。
なんのこっちゃなんですが、ものすごく美しい。
そんな美しい天使を内包した地球という星を
一瞬空に投げ上げたアトラスは、またずっしりと担ぎあげるのでした。

他にも、もう何度でも見たい作品ばかりで大変でした。
6月25日(日)までです。

関連記事 in my blog: ムットーニのからくり劇場

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2017.06.16  ベルナール・ビュフェ 1950 


buffet1_.jpg
(文鳥の目力。ひきつづき換羽中。)

「セツ学校と不良少年少女たち」の中に
女ビュフェとか、お岩とか呼ばれている
岩崎トヨコという人がちょっとだけ登場します。
絵の線がビュフェに似ていたそうです。

ビュフェといえば、昨年見に行った
「ポンピドゥー・センター傑作展」で久しぶりに作品を見て、
以前はかなりポピュラーだったのに、すっかり忘れていたことに
ものすごく驚いた記憶があります。
なんでこんなに記憶から抜けてしまっていたのだろうと。

わたしの記憶の中で、ビュフェといえば、
フランソワーズ・サガンです。
新潮文庫の表紙はすべてビュフェ、
背表紙がピンク色の朝吹登水子訳。
絶版になって久しいですが、
以前はどこの本屋さんでも数冊は棚差されていた文庫本です。
それを見かけなくなったことにも
実は気づいていなかったりしたほどでした。

ある微笑
一年ののち
すばらしい雲
冷たい水の中の小さな太陽
スェーデンの城

内容はすっかり忘れているのに、
並べると詩のようなタイトルと
文庫本の装丁は印象に残っています。

処女作の「悲しみよこんにちわ」は1954年の作品だそうで、
長沢節が高円寺の「サロン・ド・シャポー」で、
セツ・モードセミナーの前身となるスタイル画の教室を
開いたのが、やはり1954年とのこと。
歴史の教科書の中で知っている断片の背景には
実際に人々が生きた時代があって、
そこには「流行」という言葉に訳すとちょっと違う感じのする
「モード」があったのだなと思うのでした。
ポールエリュアールの「直接の生命」という詩から取ったという
「悲しみよこんにちわ」
この詩の「悲しみ」の部分を「モード」に変えると
また違ったニュアンスになって面白いな、
などと考えたりしていました。

kanakon.jpg
(換羽前にデジカメしたので、こちらはつやつや文鳥。)


関連記事 in my blog: ポンピドゥー・センター傑作展

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2017.06.14  セツ学校と不良少年少女たち 


setsugakko1_.jpg
セツ学校と不良少年少女たち
(じゃこめてい出版 1985/1/12)
三宅 菊子

先日、弥生美術館で長沢節のスタイル画を見てから
探し出して読みました。

三宅菊子は芸能記事のライターもしていたそうで、
まさにそんな感じに、「セツモード」大絶賛。
ただただファンでしかないという。

そういえば、弥生美術館では、
節がクロッキーをしている映像を流していました。
その筆運びは、驚くほど慎重で丁寧なものでした。
絵を描くときの姿勢と、画板の位置について
書かれている箇所がありましたが、
まさにそういう「まっすぐ」さと「妥協のなさ」
そこから、何十年たっても古さを感じさせない
風をまとったように生き生きした
人物の絵が生みだされたのだろうと思います。

この本が出版された1985年は、
平野ノラがギャグで着ているボディコンやニュートラの時代、
一方、ハウスマヌカンとか、メゾンとか言って
やたら入りにくい店もたくさんあったような気もします。
60年代、70年代の若者と比べ
「今の若者ってどうなのよ?」
てな疑問を80年代の若者に投げかけていたのかもしれません。
でも、それももうお笑いのネタになるくらい古いお話です。

関連記事 in my blog: ぎん色いろ色ー文鳥スタイル

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2017.06.12  家族手帳 Livret de famille 


kazokutecho1_.jpg
家族手帳 Livret de famille
(水声社 2013/1/10)
パトリック・モディアノ 著 安永 愛 訳

モディアノは1945年生まれの、ユダヤ系作家で、
2014年にノーベル文学賞を受賞しています。
「家族手帳」は1977年、著者が32歳の時に出版されています。

ばらばらな記憶の断片が時系列を無視して
並べられていく不思議な小説です。
そもそもいったい何の話なんだと、
最後までよくわからないまま
尻切れトンボに終わる話や、詩のような話
映像のような話、が全部で15章。
そのうちの9章は、かつてフランス語の授業で
読んだことがありました。
1965年スイスのローザンヌで、
若者たちが過ごす夏の話。
主人公は、戦後生まれであるにもかかわらず
風化することのないホロコーストの恐怖に、
たえず脅かされています。
それがもっとも顕著なのが、9章でした。

Livret de famille(家族手帳)は、
日本だと戸籍謄本のようなもので、
言葉としては、いたって事務的な響きなのだそうです。
主人公の父はユダヤ系であったため、
身元を隠すため、実際とは異なる名前で届けられています。
その誰とも知らないような別人の名や、
それを形見と呼ぶよりほかに何も残っていない
記憶の遺品のようなものが
脈絡なく並べられている、そういう小説です。
14章で主人公は、たまたまみかけた不動産広告が
かつて幼い頃暮らしたアパルトマンだったため再訪します。
夜、暗いセーヌ川をすべる川船の光が
部屋の中を一瞬明るくします。
その光に、主人公は「かつての家族」を
ありありと思い出しています。

占領下のパリでは、影からあまりにどぎつい光へと
光から闇へと、人はいとも簡単に移っていってしまう


関連記事 in my blog: 戦争と美術 画家の魂

あらすじは(続きを読む)から。 ご参考までに。
←続きを読む



2017.06.10  おんどりのねがい 


おんどりのねがい
(オンマウスで、カモメに囲まれた一家。)
おんどりのねがい
(岩波書店 1971/12/7 )
ゆの せいいち

自然史博物館展で、モアの全身骨格を見ました。
500年前、ニュージーランドで絶滅した飛ばない鳥だそうで、
大きいものは高さ3メートルというから、キリンみたいです。
展示されていた骨格はそこまで大きくはなかったですが。

さて、この絵本は、やはり鳥だけど飛ばないニワトリが
空を飛んでみたいと願って一日だけ飛ぶお話です。
いつも飛べないことでくやしい思いをしていたおんどりでしたが、
ある夜、それをかわいそうに思った月が、
一日だけ空を飛べるように太陽に頼んであげると
約束してくれます。

翌朝おんどりは念願かなって、
めんどりとひよこ二羽を連れて空へ飛びあがります。
めんどりとひよこには「飛べる魔法」がかかってないので、
電車ごっこみたいにおんどりと綱でつながってます。
森を越え、田畑を越え、街を、都市を越えて、
ついには海の見える港まで飛んでいきます。

しかし魔法は、太陽が空にいる間のみ。
帰り道は日が暮れて途中から徒歩になってしまいます。
その帰り道のニワトリ一家がなんともいとおしいです。
まるで、休みの日に遠出して
帰りはラッシュに巻き込まれてのろのろ進む車みたい。
楽しかったけれど、ちょっと疲れて
いつも暮らしている日常も悪くないなと思えているような。

最初のページに
おんどりとめんどりの間にひよこ二羽はさんで
正面を向いている絵があります。
まるで「家族写真」のようです。
おんどりのねがいは、実は空を飛ぶこともさることながら、
ちょっと家族みんなで旅行をしたいなという願い、
だったのかなと思えてくるような。
ほのぼのとするお話でした。

関連記事 in my blog: ロルカ詩集 優しい恋歌,  祖父の人形


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2017.06.08  始祖鳥とDo the right thingなこと 


daieishizenshi1_.jpg
(背後の始祖鳥の気配にふりかえる うちの文鳥、換羽中で頭がつんつんです。)

始祖鳥の化石が見られるのも今週末まで。
やっと行ってきました。
混んではいましたが、はじまったばかりの頃よりは
ましだったみたいです。

展示されているはく製や、模型は
ちょいと怖いような、不気味なような、恨み骨髄のような。
サーベルタイガーの骨、なんてのもありましたが、
わたしはもっぱら鳥を集中的に見てきました。
始祖鳥やドードー鳥、モアが、
自然史博物館の中で動き回る映像が流れていました。
まるでハリーポッターの魔法がかかったようです。
絶滅した鳥類ではウミガラスやリョコウバトの標本もありました。
玉虫色に光るハチドリの群れの標本は、
なんだかバッタみたいでした。

こういう特徴的な動物の他に、
長い歴史の中では、それほど珍しくもなく、
なくなったことにさえ気づかれずに
いつの間にか消えていった
たくさんの動植物があるのだろうと思います。
いったい何を守って、何を守らないかを
どうやって決めるんだ・・てなことを考え出すと
自然保護というのも、そんなに簡単な話じゃないのだなと思ったりします。

外来種や、害虫を
駆除する前に繁殖させない
乱獲を防止する
などがベーシックな方法なんでしょうが、
やみくもに駆除したり
きれいだから守る、かわいいから愛でる、
そんな感情的な向き合い方ではなくて、
冷静で、ほどよい距離感で自然と向き合いたいなと。

なんだか、もうぺっしゃんこになっている
始祖鳥の化石を見て
そんなことをしきりに思ってしまうのでした。

オーデュボンの絵は、思っていた以上に大きくて凄かったです。
図鑑というより、もう魔法の書みたいな。
それこそ夜な夜な、鳥たちが飛び立ちそうです。
他に、ジョン・グールドという鳥の博物画を描く人がいると知り、
こちらも興味しんしんです。

大英自然史
(オーデュボンのショウジョウトキ。オンマウスでジョン・グールドの「ヒマラヤの鳥」)

関連記事 in my blog: 南極アイス, オーデュボン・アメリカの鳥

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2017.06.06  ワニあなぼこほる 


waniana2_.jpg
ワニあなぼこほる
(イースト・プレス 2010/10/28)
石井 聖岳

金魚鉢を頭にのせたワニが、
スコップもって、「ぎっひっひ」
なんて、現れるので、何のための穴掘りかと思っていると
だんだん、話が大がかりになって、
他のワニもぞろぞろ集まってくるし、
掘削機械も入って、すごいことになっていきます。
穴掘りは相当大変そうですが、
お昼ご飯をばくばく、がしがし食べて
ちょいとお昼寝を「ぐほー」とか「スピー」とかして、
穴だけじゃなくて、なにやら鉄骨を組んで
建物も作られていきます。
途中探してみると、ときどき
作業現場に小さく小さく金魚鉢もあります。
そして、最終的にこの穴ぼこは・・・
ワニがいっぴき
金魚といっしょに
「ぎっひっひ」

てな感じで、プールになるのでした。

金魚もワニも気持ちよさそう。

そういや、村上春樹の「騎士団長殺し」でも
がんがん穴を掘ってましたが、
金魚といっしょに「ぎっひっひ」な感じではなかったなあ。
穴ぼこもいろいろです。

作家のサイト「机のうえの」を見に行ったら、
以前、西荻のURESICAでやっていた「えかきのこけし」で見た
鳥のこけしが載っていました。
ことしもURESICAで
「こけしのえかき」(これでいいのか)
があるようです。

関連記事 in my blog: おむかえワニさん,  きんぎょのトトとそらのくも,  力いっぱいきりぎりす


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2017.06.04  影について 


kagenitsuite0_.jpg
影について
(1993/11/25 新潮社)
司 修 作

画家らしい切り口、
色、光、形、音、影、白、点
について、それぞれ2つの短編で描かれます。

偽悪的とも露悪的とも、
自虐的とも他虐的ともいえる小説です。
少年時代、蝉や蛙のような無害な生き物をいたぶった光平が、
結婚して、赤ん坊を抱き命の重みを知ると、
危険なスズメバチを殺すことをためらいます。
そういう「感傷的」な勘違いというか、
自分にとって、本当に危険なものとそうでないものを
見分ける能力がダウンしている状態、
誰かに反発しながら、
けっきょく自分がされたことと同じことをする状態。
それはもう、どんな時代にもありうることなんだろうさ
ということなのか。

著者が絵本にするならまずこれだと思ったという
「セロ弾きのゴーシュ」も
ある意味「動物虐待」な話ではあります。
楽団の中で劣等感を抱えるゴーシュが
訪れる動物には、えばったり、意地悪をしたりする。
そういえば、わたしはこの話それほど好きじゃないんだな
ということを思い出したりしていました。
特にカッコウがガラス窓に何度もぶつかるところが痛い。
最後にゴーシュは謝るけれど、
カッコウの恨みは残るなぁ、などということを
メラメラ考えていました。

人間は心で感じ、心で生き、心の病いを持つが
人間の体のどこを探しても心は見つからない。
「いのち」は見つけられるのに形とすることができない。

そうなのか。
装幀は著者によるもので、とても素敵だと思います。

関連記事 in my blog: 気ままなる旅 装丁紀行

あらすじは(続きを読む)から、ご参考までに。
メモ程度です。
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2017.06.01  千の天使と読みたい本 2017年6月 


Juneumi_.jpg

昼間の明るい時間が長いこの季節、好きです。
あんまり本を読むって感じでもなくなりますが。

先日、日本橋から東京駅の方に向かって歩いていたら、
もうくらくらするほどの日差し。
ちょっと行くとビル建設中、
またちょっと行くとビル建設中
3年後のオリンピックの頃には、
ずいぶん風景が変わるのかなと思います。
一方、マンダリンオリエンタル東京のエンタランスに
大きな暖簾が揺れているのを見て
江戸の頃の日本橋はどんなだったのだろうと思ったりもしました。
藍色に白く型抜きした紋の入った暖簾をさげた
大店が並んでいる通りの向こうに
富士山が見え、川べりでは柳が風に揺れ、
今頃だったら、ツバメが飛び交っていたり、
もしかすると夜になると、螢が飛んだりもしたかもしれません。

さて、先月読んだ小説は、「難しい」のばかりでした。
今月は「アメリカの鳥」のオーデュボンの伝記と
中谷宇吉郎の「雪は天からの手紙」
それから、三宅菊子の「セツ学校と不良少年少女たち」を
読もうと思っています。
みんなレトロな本です。

関連記事 in my blog: 千の天使と読みたい本 2017年5月

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