空飛ぶ色いろnatsuno07

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2016.09.08  張子の白文鳥 


張子文鳥
(オンマウスで、ズームします。)

檸檬に乗っかった梶井基次郎、と
河童に乗っかられている芥川龍之介
そして、
文鳥の背中に乗った夏目漱石。

先日、雑司ヶ谷の旅猫雑貨店で開かれていた
だるま職人矢嶋美夏個展「張子と文学」の作品です。
他にも、カフカ、宮澤賢治、啄木、ポール・ギャリコなどなど。

いろいろ迷ったあげく、やっぱりどうしても欲しくなって、
文鳥に乗った夏目漱石に来てもらうことに。
「文鳥」という短編は、実は文鳥を飼っている人間からすると、
なんてこったい、です。
餌の替え忘れで死なせてしまうなんて、言語道断。
しかも下女を怒りつける明治の男の暴君ぶり。
あげくのはてには、
「たのみもせぬものを籠に入れて、しかも餌をやる義務さえ尽くさないのは残酷の至りだ」
というハガキをあてつけがましく書いて、下女に投函してこいと言う。
なんたる幼児性。

でも、その結末に至る前の
文鳥を描写した文章を読むに、
どれだけ微に入り細に入り文鳥を眺めていたか、
どれだけその愛らしさにやられていたか
どれだけ仕草に心を持っていかれていたか
コトバとは裏腹な入れ込み様が見えてくる
・・のです。

漱石41歳の作品、その10年後には漱石もこの世を去っています。
雑司ヶ谷霊園に眠っています。
空でも眺めているような姿勢で
文鳥の背中にふんわり乗っかっている漱石。
「悔いるということ」
をほんの短い作品のなかに描ききった文豪を
文鳥がおんぶしている。
とってもほのぼのする張子です。

もっとも、うちの文鳥は怖がって、
ぜんぜん近くに行きませんけど。

ほんもの文鳥
(オンマウスで、別の画像に変わります。)

関連記事 in my blog: ピトロクリの谷
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2016.09.04  あべ弘士の動物王国展 


bessekai.jpg
新世界へ
(偕成社 2012/11)
あべ 弘士

ちひろ美術館は西武線上井草駅から10分くらい。
うちからは歩くと40分くらいはかかりますが、
荻窪からバスに乗って、青梅街道の混雑に巻き込まれて
ああ、いつになったらつけるの?と思っているうちに
40分くらいたってしまうし、思い切って徒歩で行ってみました。
ちょっとしたいい運動になってキモチよかったです。
企画展は「あべ弘士の動物王国展」(11月6日まで)

二階には動物を主役にしたねぶた絵が
部屋の4面に飾られていて、それはそれは迫力がありました。
一階の部屋では、アクリル製?のフラミンゴの群れもいて
大きな飛び出す絵本のようです。

なんといっても心奪われたのが、
北極からイギリスや北海沿岸の越冬地にむかう
カオジロガンの「渡り」を描いた「新世界へ」という絵本の原画でした。
かぎ型に、さお型に群れの形を変えながら
飛行していくカオジロガン、
下界の風景も海、雪原、山脈、とさまざまに変化していきます。
そして、圧巻なのがウミガラスの群れと
入り乱れながら飛んでいく風景でした。
オロロン鳥とか北のペンギンなんて呼ばれるウミガラスは、
北海道では絶滅危機に瀕しているそうです。
そんなウミガラスが大群で飛んでいる景色はもう夢のようです。
「ここがかれらの世界だ」
岩肌にたくさんのウミガラスが止まっているコロニーを見下ろし
カオジロガンはさらに先へ飛んでいきます。
300kmを1ヵ月かけて飛び続けるのだそうです。
かっこいいなぁ。
動物王国
(館内にも動物がいっぱい。オンマウスで、別の画像が見えます。)

関連記事in my blog: ライオンのながいいちにち

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2016.09.03  妖怪たちの存在感 



戦国時代のハラノムシ―『針聞書』のゆかいな病魔たち
2007/4/30
長野 仁 (編集), 東 昇 (編集)

江戸東京博物館でやっていた「大妖怪展」をお盆の頃に見に行きました。
もう終わってしまっているので、今更ですが、ほんと面白かったです。

なかでも「針聞書」と「姫国山海録」に登場する皆様方
それぞれに、厄介だったり剣呑だったりする性質があるようですが、
ほのぼの感と不気味可愛いさを漂わせていました。
たとえば「針聞書」に出てくる肝臓にとりつくというソリの肝ムシは、
うちの文鳥もときどきこんな顔しますよ
みたいな表情をうかべて、わーい、と腕を広げているのです。
すっとこどっこい感が半端ない。
もしお医者さんに行って、
「ごらんなさい。あなたの体のなかにはこれがいる」と見せられたら、
自分よりお医者さんを哀れに思ってしまいそうです。

すっかりハラノムシに惹かれて、本を買いました。
「針聞書」のめんめんは、九州博物館から来ていたのでした。
この本の中で「蛇型」としてまとめられているムシたちは、
どいつもこいつも似た感じですが、その形態ゆえに
「文字」のようでもあります。
文字にも力がこもるという意味を考えたりしました。

8月はまだウォークラリー中だったので、
隅田川の厩橋の方まで散歩しました。
風景はすっかり変わったでしょうが、
川があることは江戸の昔も今も変わりません。
夜の隅田川はなんだか底知れない感じで
流れも速そうだし怖いのでした。
暗闇から現れたらたとえジバニャンだって怖い、
その怖いと思うキモチは大切なこと
忘れてはいけないこと、
妖怪たちの存在感はそこにあるのだなと
なんだかしきりに思う
妖怪展の帰り道でした。

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