空飛ぶ色いろnatsuno07

ようこそ! 
本に関すること、日々のこと、いろいろです。
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文中敬称略とさせていただきます。
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author: natsuno07 ♀
絵を見ることが好き。 読書が好き。文鳥が好き。
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2012.01.27  「ベン・シャーン」展 


一週間ほど前に、神奈川県立近代美術館へ
ベン・シャーン展を見に行きました。
海辺の強風に雪が混じる寒い日でしたが、
去年の3月の東北地方の沿岸の町は
もっともっと寒かったのだろうと考えながら美術館に入りました。

冤罪裁判を題材にした
表情というものがほとんど感じられない
裁判官や、陪審員たちの絵を見たあと
次の展示室で人の瞬間的な
そして豊かな表情をとらえたたくさんの素描を見ると
なんだかほっとします。
そして、さらに進むと
ニューヨークなど1930年代のアメリカの
市井の人々を映した写真。
そして、晩年の作品の「一行の詩のためには・・
リルケ「マルテの手記」より
という版画集のための絵が多く展示されています。
この版画は、とても心惹かれるものでした。

それしても、第五福竜丸の犠牲者のポートレートが
展示されているはずなんだけど・・と思いながら、
最後の展示室に入ると
「ラッキードラゴン」の絵がありました。
人、人、人の姿を見たあとで見る
ある被爆者の絵。
「原水爆の被害者は私を最後にして欲しい。」
というその人の言葉を思い出すようでした。
その絵を前に自分はどんな表情を浮かべているのか
第一展示室の裁判官や陪審員のように
表情を失っていないか。
そんなことを考えるのでした。

神奈川では明日まで、その後
名古屋、岡山、福島で展示されるそうです。


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2012.01.27  だから決めた 


朝の連続テレビ小説「カーネーション」。
何気に面白そうだからと録画予約しておいたら、はまってしまいました。
そして、ミシン欲しい病、再発。
とはいえ、夜しかできないし、そうなると音が気になるので
どうしようかなとまた逡巡してます。

ドラマに登場する、足踏みミシンは、
祖母の家にあったのを使わせてもらった経験からすると、
なかなかに楽しいです。最初は、ちょっと難しいけれど、
コツをつかんで踏めるようになると
ミシンにのって、空を飛ぶキブン。

ドラマは、
茨木のり子が「わたしが一番きれいだったとき」
という詩に書いた戦時中、終戦直後の時代が舞台です。

だから決めた
できれば長生きすることに


茨木のり子の詩のしめくくりの明るさと共通する、
「カーネーション」の主人公の明るさを
なんだかまぶしく思うのです。
わたしの(「きれいだった」かどうかはさておき)
若かった頃は、高度経済成長も安定してバブルまっさかりで真逆の時代。
それで、すごくしあわせだったかというと
そうでもなかったし、

わたしはとてもとんちんかん
わたしはめっぽうさびしかった


ような気もします。
ともかく、やっぱり思うのです。
できれば長生きをしたいのだと。

<青字は、茨木のり子の「わたしが一番きれだったとき」からの引用です。>

茨木のり子詩集 わたしが一番きれいだったとき (豊かなことば 現代日本の詩 7)
(岩崎書店 2010/01/26)


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2012.01.20  ゴヤ展 光と影 


goya.jpg
1月29日までのゴヤ展に、行ってきました。
会場入り口で、冬の日差しに浮かび上がるスペイン王子、
フランシスコ・デ・パウラ・アントニオ
つやつやした髪が長くのびて
王女と見まごうかわいらしさ。
これと、もうひとつ会場の外側に大きく看板になっているのが
ばら色のほほをした「着衣のマハ」

これらの看板の人間とはかなり違う
グロテスクなニンゲンの「闇の世界」を描いた銅版画、
ロス・カプリーチョスの作品が実は多く展示されていました。
「理性の眠りは怪物を生む」という
絵の中は妖怪図鑑さながら。
ほかにも、
食べるために絞められた鶏数羽を丹念に写生した絵
闘牛が観客席につっこんで起きた惨事を伝える絵
ゴヤの描き出すものを見ていると、
「戦場カメラマン」が、ひたすらに写し続ける
性急なシャッター音が聞こえてくるような気がします。
下にリンクを貼ったのは、
読んでみたいと思った本です。
ゴヤの世界では、「飛ぶ」こと「浮遊する」ことは
かなり不気味な印象でした。


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2012.01.12  マローンおばさん 


marron_.jpg
マローンおばさん
(こぐま社 1996/10/25)
エレノア・ファージョン

昨夜は北風がヒューヒューとさびしげな音を立てていました。

貧しいマローンおばさんのところに
雀がやってきた冬の月曜日は、
おそらく、もっと寒い日だったのだろうと思います。
雪深く、音が消え
凍った窓に、何か気配を感じる。
そこには弱り切った雀がいました。
マローンおばさんは、雀を暖めてやります。
それから金曜日まで、マローンおばさんのところには
寒さにこごえ、飢えた動物たちが次々にやってきます。
おばさんは、気持ちよく受け入れて
自分の持つ少ないものを分けてやります。

エリナ・ファージョンの物語詩に、
エドワード・アディゾーニの挿絵。
表紙のほかはモノクロの小さな絵ですが、
スライドのフィルムを覗き込むように
じっと見ると、さびしかったおばさんの部屋が
次第に動物たちと、にぎやかで温かいものに
変っていくのがわかります。

イギリスのマザーグースには、
なんにももたないばあさんがいて・・・
死んでもなにも残さなかった

(谷川俊太郎 訳)
なんていうのもあります。
このリアリズムというか、アイロニーもなかなか凄いですが、
マローンおばさんの話は
マッチ売りの少女が最期に見た
まぶしいクリスマスツリーのようなものかもしれません。
そして、それもまた凄いと思います。

この小さな本の中には、
エリナ・ファージョンがエドワード・アディゾーニにあてて
書いた詩や、英語の原詩も載っています。
死んでしまったマローンおばさんを
天国の門まで運んだ動物たちのことばは
厳かに、こころに響きます。

It’s our mother, God bless us! 
It’s Mrs. Malone
Whose havings were few
And whose holding was small
And whose heart was so big
It had room for us all


関連記事 in my blog: 銀のシギ


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2012.01.10  龍の子太郎の古い本 


tatsunoko.jpg

子供の頃に読んだ「龍の子太郎」の本を
西荻窪の古本屋さんで見つけました。
むかし家の本棚にあった本は、歴代の持ち主に愛された結果
ぼろぼろのよれよれでした。
同じ本でもこちらは綺麗。
昭和45年102刷。
ページをめくっては、みつける挿絵に
あぁ、そうそう、と
「銀色のしぎ」の古い本を見た時と同じように
懐かしいタイムトリップしてました。
昔の本なので、箱がついてます。
箱は、龍の背に乗っている絵ですが、
本の表紙は、あやの笛の音に耳をかたむける動物たちと太郎の絵で
この絵がとても好きでした。
最初は悪者だったけど、最後には太郎を助けてくれる
太鼓好きな鬼は箱の裏にいます。

「白いりゅう 黒いりゅう」でもそうだったように、
川のシンボルでもあり水の守り神でもある龍の物語は
水路、水脈と人々の生活のかかわりの物語でもあります。
そして、龍の子太郎は、
食べるということの、喜びと
悲しさを思い知らされるお話です。
できるだけ、「喜び」に傾くように
日々人は努力をしているのだと思います。

時々、夕飯の支度、面倒くさいなぁなどと思ってしまうことを反省しながら、
龍の子太郎を再読した日の夕方は
ちょいと多い目にご飯を炊いて
ふかぁっと立ち上る湯気に、感謝するのです。

tatsunoko3.jpg

関連記事 in my blog: 龍の子太郎  銀色のしぎ


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2012.01.06  清明上河図 


今年も、お正月に東京国立博物館に行きました。
「北京故宮博物院200選」
「で、できれば西洋美術館の「ゴヤ展」に・・」
と思うも、友にひきずられ、あれよあれよと
「清明上河図」120分待ちの列の只中に。
ようやくあとちょっとのところの人垣の向こうで、
「ガラスに手や顔を触れないください」と係りの人の声。
「顔はないよね」と笑ってたら、ほんとうでした。
ものすご~く細かいので、
覗き込んでいるうちに、顔が触れそうになります。
「歩きながらのご鑑賞を・・・」
の声にうながされ、斜め45度に身体を傾けたニンゲンが
ずりずりと5メートルの距離を固まって横歩き。
妙な感じです。その間、2分ぐらい。
ともかく「見たぁ」という感じでした。

というわけで
活気にみちた川辺の町の人々の姿の絵巻物。
その絵をみるこちら側も、押すな押すなの大盛況でした。
「白いりゅう 黒いりゅう」を読み返したら、
同じ清明節という、種まきの季節からお話しが始まっていました。

下は、「美術館に初詣」の方に展示されていた
日本の屏風絵です。

tohakunoryu.jpg

関連記事in my blog: 博物館でうさぎめぐり


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2012.01.05  白いりゅう黒いりゅう 


shirokuroryu_.jpg
白いりゅう黒いりゅう―中国のたのしいお話
(岩波書店 1964/07/13)
賈 芝、孫 剣冰  赤羽 末吉 絵

あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いします。

辰年の2012年の最初は、この本。
中国の昔話が、6編入っています。
挿絵は、赤羽末吉です。

ユーモラスな「9人の兄弟」の話は、
昔絵本で読んだ「5人兄弟」の話の9人バージョンみたいです。
「あつがりや」「はらいっぱい」なんて
かわった名前の彼ら。
なかには、「ぶってくれ」なんて、おいおい・・な名前も。
んな、ばかな・・とは思うけど、
「屈しない」ということは、こういうことか、と思ったりもします。

ほかに、「犬になった王子」
あの広い広い中国大陸に穀物が育っていくのを
目の当たりにするような、
ロマンチックかつドラマチックなお話しです。

タイトルの「白いりゅう、黒いりゅう」は
黒い龍は暴れ川、白い龍は、治水工事をほどこした川なのか。
子を奪われた彫師の彫り上げた「白い龍」が
「黒い龍」と闘いますが、
一度で勝利するわけではなく、あきらめないこころと
助ける人々の力が加わることで打ち勝つことになります。
最後に、黒い龍に持って行かれたと思っていた彫師の子が
白い龍の背中に、乗って現れます。
川と少年と龍のイメージは、なんともシンクロするんだなと思うのでした。

9人の兄弟には、同じ赤羽末吉で、絵本バージョンもあるようなので、
こんど探してみようと思います。

関連記事 in my blog: 水仙月の四日

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