空飛ぶ色いろnatsuno07

ようこそ! 
本に関すること、日々のこと、いろいろです。
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文中敬称略とさせていただきます。
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author: natsuno07 ♀
絵を見ることが好き。 読書が好き。文鳥が好き。
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2011.08.23  地震イツモノート 


じしんいつものおと
地震イツモノート (ポプラ文庫) 地震イツモノート (ポプラ文庫)
(2010/12/07)
地震イツモプロジェクト


先日読んだ「ミルク世紀」の
寄藤文平の挿絵です。
1995年の阪神・淡路大震災の体験をもとに
地震に備えるあれこれが、つまった文庫本。

実際に神戸で地震に被災した
阪大人間科学研究科、渥美公秀教授による
「あの瞬間を語るとき」
という文章がとても印象的でした。

生かされた者にとって、地震の瞬間は、
あの時であり、あの声であり、あの臭いであり
あの風である


この本を読むと、水がものすごく貴重なのだとわかります。
電気が復旧するまで夜はものすごく暗いのだということも。
持ち出し袋を3段階にわけました。
1.何が何でも持ち出さないと、
2.できれば持ち出したい
3.これもあったらいいかもしれない
1.は、季節で変わるので、年4回の見直しが必要だなと思っています。
近眼の人は眼鏡、
のどの弱い人は、マスク
紫外線アレルギーがある人は日焼け予防グッズ、などなど。
地震が「あるかもしれない」ではなく
地震は「ある」と思って備えはじめるきっかけをくれる
わかりやすい手引きです。

関連記事 in my blog: ミルク世紀


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2011.08.21  ねこになった少年 


nekoninattashoen.jpg
ねこになった少年 (岩波少年文庫)
(1996/11/15)
征矢 清 作 やまだ紫 絵

ニンゲンの男の子が猫になるという、
ポール・ギャリコの「さすらいのジェニー」のような話です。
猫になる男の子は日本人だけれど、
フランス人からもらった不思議な眼鏡をかけたとたん、
パリの猫になります。
(この魔法には年齢制限があります)
男の子はニンゲンであったことは忘れてしまいますが、
かつて自分がニンゲンであったことを思い出し
ニンゲンに戻ることを強く願った時には、
元に戻ると聞かされていました。

1954年の第五福竜丸事件で死んだ猫が
(実在したのかどうかはわかりません)
猫の作法「心伝え」によって
被爆の様子を伝言していくシーンが凄いです。
広島、長崎の原爆のことは知っていても
水爆実験で「死の灰」を浴びたこの船の事件を
知っている子供は案外少ないかもしれません。

やがて灰色猫(男の子)は
パリ郊外の「麦畑」のある村で、
生まれたばかりの仔猫に名前をつけようとして、
かつてニンゲンだった時の祖母の名前を思い出すのです。
祖母は、夏の朝、洗濯物を干しているときに被爆しました。
そのとき足元にいた仔猫が
ニンゲン同様にやけどをして苦しんでいた、
それをどうしてやることもできずに
つらかったと話していたことを思い出します。
そして男の子はニンゲンに戻ろうと強く思うのです。
ニンゲンとしてニンゲンが愚かなことをしていることを
「心伝え」をするために。

この地球上に生きているのは「ニンゲン」だけではない。
そのことを改めて思うのでした。

関連記事 in my blog: 緑色の猫

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2011.08.17  空間を旅するキモチ 


現代美術の展開
(マウスをのせると展覧会のチラシが見えます。)

神奈川県立近代美術館、開館60周年「現代美術の展開」を見てきました。
今はなにやってるのかなぁくらいの
軽い気持ちで出かけましたが、とっても面白かったです。
展示という「空間演出」もアートだなと思いました。

川端実の「赤の角度」「作品B」「菱形」は
どれも赤い色が使われています。
それを見ていると映画「トリコロール」の「赤の愛」に出てくる
モデル、バランティーヌの大きなポスターを思い出します。
それを、村岡三郎の「タラップ」越しにながめると
まるで、空港にいるような気持ちになります。

部屋を移るとチケットの図柄にもつかわれている
若林奮の「中に犬、飛び方」ほか、鉄や鉛でつくられたオブジェの部屋に入ります。
作品のタイトルから、スプートニク号に乗せられた犬を連想し、
すこし重苦しい気持ちに・・。
同じ人の「ハエの模型・飛び方」なんていうのを見て、
すっかり縮まった気持ちになりながら・・・

部屋をうつると、大きなガードレールがそびえています。
犬がガードレールを見るとこんな感じかなというサイズ。
湯原和夫の「無題95-4」。
その奥に、山口勝弘の「光のオブジェ Y」北代省三の「模型飛行機」「自由落下」
の、宇宙っぽい空間が広がっています。
大きなガードレールからふっと横を見ると
山本直彰の「帰還VII−我々は何処へ行くのか」
白地に墨色で描かれる誘われるような絵があります。

そこから移動すると、吉川陽一郎「旅行案内―砂漠編」という
壊れたプロペラみたいなオブジェの向こうに
高松次郎の「世界の壁」という白っぽい壁画。
そこから視線を左に動かすと
児玉靖枝の「深韻―雨」というタイトルの深緑の大きな絵があって
遺跡のような山本正道の「旅の記憶」のブロンズ作品がおかれています。

空間を旅してきたキモチで外に出てくると、
波音に混じって海水浴を楽しむ人たちのさざめきが聞こえてきます。

kaisuiyoku1.jpg

関連記事 in my blog: 怪人二十面相の絵


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2011.08.16  はちみつのトマトシャーベット 


はちみつ
(マウスをのせると信頼の品質保証が。)

「獣の奏者」の蜂飼いジョウンが、エリンを救うところを夢中で読んでいたら、
「ほいよ」
と、盛岡土産の蜂蜜をもらいました。
なんか本の世界から届いたような。
藤原養蜂場の、橡の花の蜂蜜です。
「橡の花」ははじめての味でしたが、ものすごく好みでした。
ありがと〜。
原発事故のせいで、いろいろ心配もありますが、
東北には、こんなに美味しいものがあるんだと知る今日この頃です。

ハチミツがあるので、雑誌のお料理のページにあった
「トマトシャーベットを蜂蜜でつくる」
を作ってみました。
種をとり、粗みじんに切って、蜂蜜と混ぜて凍らせるだけ。
トマト一個につき、大匙2杯くらい。
がっちり固まった状態を削って味見をした時は、
こりゃトマトの香りが強過ぎて、だめだな・・と思いましたが、
しゃくしゃくとかき混ぜ、空気をいれ
もう一回冷やすと、がぜん美味しくなりました。
冷凍レモンを摺りおろして香りをつけるとさらに
お菓子っぽくなります。
おやつよりは、さっぱりデザートにおすすめです。

とまと1

関連記事 in my blog: ハチミツとしょうが紅茶


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2011.08.15  野川 


主人公は、両親の離婚をきっかけに、
東京西部の河岸段丘にある中学へ転校することになります。
元サッカー部。新しい学校でも続けるつもりでしたが、
遠征試合に保護者のサポートが義務付けられると知って
国語教師が顧問をする「新聞部」に入ることに決めます。
主たる活動は「伝書鳩」の通信訓練。
わたしが主人公と同じ立場だったら、
とりあえず、鳩は面白そうだけれど、
「国語の河合はめんどうくさい」と思うだろうな
というようなことを考えながら読んでいました。

「意識を変えろ、ルールが変わったんだ」
転校先の教師にこんなことを言われたら、ちょっと引く。
そして、誰かの見たという蛍の話を聞かされたあとには、
「自分の目で見ないと気がすまないのではない。
自分の目で見たわけでもないことを、自分のものと思いたくはないだけ。」
と言いたくなると思う。

「田植えでも、乳搾りでも、ほんの一日の体験じゃだめなんだ。
そんなことより五十年も六十年も田植えをしてきた人の話を聞いたほうがいい。
牛の目の色や、馬の耳のことを、ちゃんと語れる人の話しを聞きたい」


と主人公は河合が「話」をしてくれるように頼みますが、
田植えは頭の中でするものではないし、
頭の中にお米は育たないのに。

それはともかくとして、
「国語の河合」の「螺子の話」は好きでした。
「一応覚えておく。」
そういう10代気分を思い出しつつ
鳩が出てくると、無条件に素直になる単なる鳥好き。
ようやく飛び立った伝書鳩の視界が
主人公のこころに流れこんでくるラストがとても好きでした。

野川
(河出書房新社 2010/07/14)
長野 まゆみ


関連記事 in my blog: がっこうかっぱのイケノオイ  ホタルのひかり


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2011.08.12  ぎん色いろ色ー大きくなったキモチ 


penandbun0.jpg
(ぺんぎん:おや、文鳥のおねえさん、どちらへ。)

From Aquaの夏ペンギンのおまけ4種類全部もらいました。
文鳥のおもちゃになってます。
「流しそうめん」「お昼寝」「盆踊り」「水撒き」のうち、
水撒きペンギンが、もっともお気に入りです。
柄杓の先をカミカミしまくってます。
その次に好きなのは、
中にTシャツ着ているみたいな浴衣姿の、
陽気な盆踊りぺんぎん。
手にした団扇をめちゃくちゃカミカミしますが、
ペンギンの相棒「タコ」には、手出しをしないでいます。
(単にカミずらいだけ)

夏ペンギンのおまけと一緒に映ると
まったく恐怖の白い怪鳥ですが、
ほんとうは、チビッコで、
体重も23グラムからちっとも増えません。
前に飼っていた文鳥は、「豆乳」が大好きだったので、
「背がのびるかも?」と豆乳おすすめしてみたけれど、
「ふうん」って感じで、興味なさそうでした。
自家製小松菜栽培中。
こんどは怖がらずに食べてくれるかな。
たくさん食べて大きくなろうね。

penandbun1.jpg
(ぶん:ぺんぎんのおにいさん、お水くださいな。)

関連記事 in my blog: 豆苗のしあわせ,  夏ペンギン涼み


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2011.08.10  なつのいちにち 



今日は猛暑日だそうで、昼に外に出たら、
「なんじゃこりゃ」な暑さ。
先週あたりは、すこし気温が低かったので楽でしたが、
あれで夏が終わるわけはなかった・・。

この絵本、「なつのいちにち」は
「夏っていいなぁ」と思える
いつか見た風景がいっぱいです。
駆け上がる神社の石段
高台から見下ろす青々とした水田
牛の声の聞こえる牛舎、川の音
「夏ってやだなぁ」になりがちな今日この頃に
「やっぱり、夏っていいかも」
ということを思い出せてくれる絵本です。

ことしの夏、いまのところ良かったことは・・。
先日初「すいか」しました。
文鳥は最初、びっくりして逃げましたが、
いつものように、とりあえずカジカジして確認したとたん、
いっきに目が輝いて、くちばしをつけてちゅうちゅうしてました。
嬉々とした声をあげるのが、かわいくて
「すいか」がなんかやたらに美味しく感じてしまいました。
小松菜もなんとか本葉が出ました。

なつのいちにち
(偕成社 2004/07)
はた こうしろう

関連記事 in my blog: すいかのたび


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2011.08.09  ムーミンとお三時 


8月9日は長崎原爆忌。
6日の広島原爆忌の慰霊式典は、土曜日だったので
久しぶりにTVニュースでLIVEで見ました。
夏休みで家にいる、小学生以来ぐらいかもしれないと
思いながら、あらためていろいろ考えたりしました。
ところで8月9日は、ムーミンの日でもあるそうです。
作者のトーベ・ヤンソンのお誕生日なんだとか。
「遊び」と、「家のこと」用に使っている
ムーミンの手帳に書いてあります。

この手帳、ちょっとよれよれしています。
3月の地震があった時、たまたまデスクの上に開いていて
そこに紅茶のカップがひっくり返り、びしょびしょになりました。
紅茶色にかわったページに
中止で見に行けなくなった観劇の予定や、
地震翌日にもかかわらず、
ちゃんと来てくれた配水管掃除の予定などがあって、
いろいろ思い出されるので、そのまま使っています。

先日、西荻窪駅のPlatinoで、
ムーミンのカップに入った焼き菓子を発見。
つい買ってしまいました。
椰子の花が欲しいムーミンママのため木登りするムーミン。
のぼってみたら、そこをプライベートビーチならぬ
プライベート椰子の木として占有している
「へび」みたいな生き物がいてびっくり。
ムーミンはステンと落っこちてしまいます。

ムーミンコミックのどこかに、ある話だろうと思うので、
こんど探してみようと思ってます。

ムーミンカップ
(マウスをのせると、ムーミンが・・。)

関連記事 in my blog: 忘れていたコト


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2011.08.08  鼓笛隊の来襲 その2 


kotekitai0_.jpg

「鼓笛隊の襲来」の中の「校庭」という短編は、
次に閉じ込められる人を見つけるまで、閉じ込められ続けるという
「雪のかまくら」の怪談を彷彿とさせる話です。
その中にこんな一節がありました。

時間の連続という観点からすれば、小学生の私と
今の私とは確かに同一人物だ。
だが、三十年以上の時を隔てた
二人の「私」は、まったく別の存在であり、
別の世界を生きる「別人」であると言っても過言ではない。
子供の頃というのは、大人になってからとは
全く違う思考と判断基準と記憶とによって構成されているのだ。
(三崎 亜記 「校庭」)


昔読んだ児童書を再読すると、
かつての自分と、今の自分が、いかに「別人」か
思い知らされることがあります。
この箇所は、ストーリーの恐ろしさとは別に、
なるほどと思いながら読んでいました。

「鼓笛隊の来襲」に収められている九つの短編にはどれも、
「百鬼夜行抄」に出てきた、「家の中に突然現れる線」のような、
怖いような、そうでもないような現実があります。
あまり怖くないものから、背筋がぞっとするものまで。
「校庭」は何よりも「気づかない」怖さを感じさせる物語でした。

関連記事 in my blog: 鼓笛隊の来襲 その1,  眠れぬ夜の 2


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2011.08.04  鼓笛隊の襲来 その1 


kotekitai_.jpg
鼓笛隊の襲来 (集英社文庫)
(2011/02/18)
三崎 亜記

今年もナツイチの集英社文庫。
三崎 亜記の「鼓笛隊の襲来」を読みました。
短編集です。

「鼓笛隊の襲来」は、まるで台風のように
赤道で生まれた鼓笛隊が、やってくるというお話。
この鼓笛隊がとても危険で、
通り過ぎたあとの被害甚大なのです。

ブラスバンドの「ワシントンポストマーチ」
「ボギー大佐」なんかを思い浮かべながら読みました。
フツーに楽しそうなんだけどなぁ。
たしかに、度を超えた高揚感は、危険かもしれませんが、
曲が「コバコバーナ」なんかになったら、
そりゃもう、浮かれて、ついて行っちゃいます。

クラリネットを落としたはぐれ鼓笛隊員と会う
最後のシーンが好きでした。
子供が拾って渡してあげると、
お礼のようにして、クラリネットを吹く隊員。
きっと「クラリネット・ポルカ」です。
クインテットのフラットさんを思い浮かべてました。
というわけで、わかったようなわからないような
「鼓笛隊の襲来」でした。

他には「「欠陥」住宅」、
「象さんすべり台のある街」が
アメリカの画家、エドワード・ホッパーの絵の世界のようで、好きでした。
三崎 亜記の小説は、私、妻、娘という日本語より
I, My wife, My daughterという言葉のほうが
しっくりくるような気がするなと
思いながら読んでいたからかもしれないです。

関連記事 in my blog: 動物園, フラットさんのクラリネット, 動物の謝肉祭


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2011.08.03  夏ペンギン涼み 


谷川連峰の天然水、From Aquaのおまけ、をもらいました。
畳に大の字のお昼寝ペンギン。
店頭でもらったときは、腹巻ペンギンかと思ってましたが、
なるほど。
豚の蚊遣りが懐かしい。

袋から出そうとすると、
早速寄ってきて
期待に目を輝かせてカジカジしていた文鳥は、
飼い主が組み立てるのももどかしく、
昼寝ペンギンと
しばし戯れておりました。

まだWebの広告紹介にはアップされてないけれど、
2011年夏バージョンの車内ポスターは、
頭のお皿が、ひまわりの花みたいな河童と
雲に乗ってトンボをおっかけているペンギン。
見てると、なんだかとっても和むのです。

大の字
(マウスをのせてね)

関連記事 in my blog: とんぼつりペンギン


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2011.08.02  がっこうかっぱのイケノオイ 



頭のお皿は一円玉より小さいくらい、
リコーダーの音が聞こえてくると、葉っぱの上でダンスを踊ってみせる
そんな、手のひらサイズの「カッパ」を見つけたら、
りく君ならずとも、歯磨き用のコップに捕獲して家に連れ帰りたいというもの。
名前は「イケノオイ」、名付親はアンドレくん。
「池の匂い」と言えない、まだ日本語苦手な男の子。
そんなだから、「池に返してあげなよ」と、りく君を止めようとしていたのか
「ジブンがとんぼ捕獲作戦で捕まえたんだぞ」と
カッパを奪い返そうとしていたのかよくわかりません。

同じニンゲンでも、しゃべる言葉がちがったり、
歯が抜けていて、発音が悪かったり、
恥ずかしがり屋さんすぎて、何も言えなかったり、
伝えることは難しい。まして、カッパ。
りく君は、この小さなカッパに夢中だけど、
カッパは何も食べてくれないし、ついにはぐったり石の上でへばっています。

誰しも、小さいころに経験していること。
大好きだから、うちに連れてきたのに、だんだん弱ってしまう生き物。
しかも、りく君はすでに「とかげ」で経験済みだったので、
それはそれは、かなしい気持ちで、ごめんね、と思うのです。
でも、こんどは無事回復。
そのうえ、カッパは池の中に連れて行ってくれます。
そこは、伝えることの難しさがないフシギ世界。
りく君は、何故カッパがぐったりしてしまったか
何故回復できたのか、理由を知ることができました。
石の上に「体育ずわり」している河童のなんてかわいいこと。

そういえば、最近、金魚ってうれしいと踊るんだよ、というはなしを聞きました。
話してくれた人は、なぜか自らその踊りを踊ってました。
う〜む。また金魚も飼いたいなぁ。
アンドレくんのTシャツにはAmigoのロゴ。
アミーゴ!と、ラテンなキブンで踊りたくなるような挿絵が楽しい本です。

がっこうかっぱのイケノオイ
(童心社 2010/12/25)
山本 悦子 文 市居 みか 絵

関連記事 in my blog: 野川

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