空飛ぶ色いろnatsuno07

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2016.08.28  卒業の夏 


卒業の夏
(マウスを乗せると、原書のペニントン。)
卒業の夏
(学研 1972)
K.M. ペイトン 作 久保田 輝夫 訳
装丁 中地 智

夏のオリンピック、なんだかんだ見てましたが、
水泳競技を見ているといつも思い出すのが「卒業の夏」

パトリック・ペニントンを主人公にした三部作の最初の物語で
原題はPennington's Seventeenth Summerです。
反抗的かつやる気なしの素行不良。しかも喧嘩早い。
そんな彼ですが、体育の教師は彼ゆえにサッカーと水泳で優勝できると思っているし
音楽の教師は彼のピアノの才能について
「神よ、これほどの天賦の才をかくも悪用する少年をゆるしたまえ」
なんて絶望してるんだか惚れ込んでいるんだかなんだかよくわからない。
つまり、ちょっと「ワル」だけど、
かなりかっこいい男子。

停学処分のため出場できないはずの
水泳大会にまさに飛び入り、がんがん競争校の選手を
追い抜いていくというシーンがあります。
躍動感のある場面の描写を得意とするペイトンだけあって
何度読んでも白熱するのです。

写真の翻訳本は、1972年に学研から久保田輝夫の訳で出版されたもので、
今は絶版になっています。
表紙の絵がとても好きで、今見ても
子供のころのわくわくがよみがえります。
原書のペニントンより断然かっこいい。

その後の彼は、ピアニストの道へと進み、
こんな感じだったのにタキシードを着るようになります。
翻訳が出版されるどころが、原書も絶版になっていました。

二部はThe Beethoven Medal
三部はPennington's Heir

関連記事in my blog: バラの構図,  めぐりくる夏

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2016.03.10  10冊のタイムカプセル 


新潮少年文庫
(マウスをのせると画像が変わります)

ダンボールの中にしまいこんであった児童書を
引っ張り出してきて2年がかりで読んだ「新潮少年文庫」10冊。
「つぶやき岩の秘密」「ユタとふしぎな仲間たち」
「蛙よ木から降りてこい」
はテレビドラマになったり、ミュージカルになったりしましたが、
もう何十年も前のことです。
今は数冊が新潮文庫に残っているのみ。

1960年代の児童書は、
川端康成のような大作家が編集委員として名をつらね、
それはそれは立派な全集物が作られていますが、
そういうのとは違います。
今でいえば、宮部みゆき、恩田陸、石田衣良、森絵都、
村上龍や、村上春樹などのような作家が、
子供か青年を主人公にした中編小説を書き
「少年文庫」として10冊にまとめた、そんな感じ。

10の物語には、いくつか共通したテーマがありました。
人は何と戦うのか。
負けるということはどういうことなのか。
勝つとはどういうことなのか。
ほんとうに「強い」というのはどういうことか。
いかにして、未来と向き合うのか。

1960年代後半からは、ベトナム戦争が泥沼化し、
国内では公害問題も深刻でした。薬害事件もありました。
そして、「世界の国からこんにちわ」でむかえた1970年代。
オイルショックがあり、浅間山荘事件があり、ロッキード汚職事件がありました。
2010年代の子供たちもまた、
原発事故、少子高齢化などなど厳しい時代の中にいます。
福島原発の廃炉作業は、今赤ん坊としてお母さんに抱っこされている人が
わたしの年になってもまだ終わっていないかもしれない。
ユタと不思議な仲間たちには、
江戸時代、度重なる飢饉で「間引き」された子供の霊が出てきました。
どれだけ時代が変わっても、つねに子供たちは厳しい現実にさらされています。
ほんとうに「強い」というのはどういうことか。
いかにして、未来と向き合うのか。
10冊のタイムカプセルを開いて、「元」子供は考えこんだりしていました。

関連記事 in my blog:
1 誰も知らない国で
2 ユタと不思議な仲間たち
3 めっちゃ医者伝
4 遠い岬の物語
5 花は来年も咲くけれども
6 つぶやき岩の秘密
7 古城の歌
8 蛙よ木から降りてこい
9 進化への航路
10 ものぐさ太郎の恋と冒険

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2012.07.14  進化への航路 



ビーグル号で探検の旅に出た若き日のダーウィンの物語。
船長とダーウィンが出会う場面が印象的です。
船長の家を訪ねてきた青年ダーウィンは、
庭で犬に話しかけています。犬と話すことができるという。
それを聞いて、乗船を断るつもりでいた船長は、
一緒に航海に出てもいいと思うのでした。

1831年から5年にわたるビーグル号航海の間、ダーウィンは
密林調査、地層観察、化石発掘、植物採集、昆虫採集などなど、
ひとつのことだけでも5年かかりそうなことを
数か月ごとに、場所を移動しながら遂行していきます。
カラバゴス諸島もめぐっています。
タフだなぁと、驚くばかり。

本の冒頭で、アブラハム・リンカーンと同い歳でもあることが
さらっと触れられていますが、
ダーウィンもまた「奴隷制度」に反対していたそうです。
当時「奴隷制度」に賛成する人たちにとって、
その制度を失うことは、経済的な破綻を意味したとか。
人間はいつの時代も、経済と命を秤にかけているのかもしれません。

ダーウィンは「命」の奇跡と不思議に魅せられた人でした。
進化論をとなえたダーウィンが、なお「神の存在」を否定しなかった
というのもうなずける気がします。
表紙の香月泰男のオブジェは、
ガラパゴスに上陸したダーウィンとイグアナらしきもの。
画像の左端にいるのは
ガラパゴスフィンチならぬ、うちのフィンチ(白文鳥)です。

関連記事 in my blog: 「ユタとふしぎな仲間たち」の表紙,  
母のまなざし 父のまなざし


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2012.01.05  白いりゅう黒いりゅう 


shirokuroryu_.jpg
白いりゅう黒いりゅう―中国のたのしいお話
(岩波書店 1964/07/13)
賈 芝、孫 剣冰  赤羽 末吉 絵

あけましておめでとうございます。
本年も、どうぞよろしくお願いします。

辰年の2012年の最初は、この本。
中国の昔話が、6編入っています。
挿絵は、赤羽末吉です。

ユーモラスな「9人の兄弟」の話は、
昔絵本で読んだ「5人兄弟」の話の9人バージョンみたいです。
「あつがりや」「はらいっぱい」なんて
かわった名前の彼ら。
なかには、「ぶってくれ」なんて、おいおい・・な名前も。
んな、ばかな・・とは思うけど、
「屈しない」ということは、こういうことか、と思ったりもします。

ほかに、「犬になった王子」
あの広い広い中国大陸に穀物が育っていくのを
目の当たりにするような、
ロマンチックかつドラマチックなお話しです。

タイトルの「白いりゅう、黒いりゅう」は
黒い龍は暴れ川、白い龍は、治水工事をほどこした川なのか。
子を奪われた彫師の彫り上げた「白い龍」が
「黒い龍」と闘いますが、
一度で勝利するわけではなく、あきらめないこころと
助ける人々の力が加わることで打ち勝つことになります。
最後に、黒い龍に持って行かれたと思っていた彫師の子が
白い龍の背中に、乗って現れます。
川と少年と龍のイメージは、なんともシンクロするんだなと思うのでした。

9人の兄弟には、同じ赤羽末吉で、絵本バージョンもあるようなので、
こんど探してみようと思います。

関連記事 in my blog: 水仙月の四日

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2010.10.14  13歳の沈黙 


13nochinmoku.jpg
13歳の沈黙 (カニグズバーグ作品集 9)
(岩波書店 2001/11)
E.L. カニグズバーグ 作  小島 希里 訳

宇宙って・・と考えることは、
「森の奥で倒れる木の音を聞く」をうんと遥かかなたに延長させたような。
・・誰も見ていないし、誰も聞いていない事実。
「13歳の沈黙」という小説の中にも
「森の奥で倒れる木」というエピソードがでてきました。
哲学的な背景のある喩え話だそうです。

もちろん、「森の奥で倒れる木」の音を聞くことだけが真理を知ることではないし、
倒れる=傷つくという意味もケースバイケースで、
「ほんとう」のことと、「ほんとうであって欲しいこと」と
「ほんとうだとは思いたくないこと」の
どれを「ほんとう」と呼んでいるのか、よくわからなかったりします。

原題は、Silence to the Bone
知覚過敏で冷たいものが歯にしみるような、痛い感じ。
「クローディアの秘密」の著者の小説なので、面白いかなと思い読み始めましたが
全体的には、どうかなぁという感じでした。
はたして思春期の男の子のココロを
「女性の頭」で理解できるものなのか。
結局「ほんとう」って何?という疑問の堂々巡りが始まります。
わたしが共感できたのは、主人公の少年の姉マーガレット。
彼女の言うところの「象牙細工の贈り物」の話は
シニカルで、ユーモアがあって、
でも、感覚的に「ココロの傷」として理解できるのでした。

関連記事 in my blog; クローディアの秘密


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2010.09.26  世界遺産・知床がわかる本 


北海道旅行では、知床半島まで足をのばしました・・
って、いつの話かというと、
旅行は1か月前。まだまだ夏の陽気でした。
9月に入ってから、3日まとめて1日くらいの感じで時間が過ぎていきます。
時間ってなんだろう・・なんて思ってしまいますが、
知床半島の原生林は
また違った意味で、時間の荘厳さを感じる風景でした。

旅行に行く前から読もうと思っていた岩波ジュニア新書を
帰ってきてからようやく読みました。
わたしは特に鳥が好きなので、見たかったなぁと思った
オジロワシ、エトピリカ、ウミガラス、そしてクマゲラ。
(ちなみに、オジロワシは旭山動物園で見ました。
高い位置の止まり木を飛び移る瞬間、あぁ・・かっこいいと。)

そんな知床の多くの野生動物が、
深刻な絶滅の危機にさらされているということ
その保護の意味でも世界遺産とされていることが
淡々と説明されています。
ただ通り過ぎただけとしかいえないような旅行者でも
とてつもなく心打たれる風景の深さ。
そこで、静かに消えつつある彼ら。

「遊覧船についてくるカモメに餌をやらないように」
そういう注意のアナウンスが流れても
やっぱり餌をやっている人がいました。
ただ知らないだけなのか、知っていてもやっているのか。
ついてきては、きれいな滑空をみせる
カモメはずっと見ていたい
でも、見ていたいためにはしてはならない、小さなことがいっぱいある・・。
できることからはじめなきゃ。
そんなことを改めて考えるのでした。

世界遺産・知床がわかる本 (岩波ジュニア新書)
(2006/09)
中川 元


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