空飛ぶ色いろnatsuno07

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author: natsuno07 ♀
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2017.05.04  いとし京都めし 


karasu.jpg
いとし京都めし 1
(祥伝社 2017/3/15)
魚田 南

烏が人間の青年に姿を変えて、
京都の食べ物を味わうというお話。
カラスは、文鳥と同じ「スズメ目」に分類されるだけあって
好奇心が強くて、人懐っこい。
そんな可愛げがたっぷりの主人公が、
美味しそうに、ぱくぱく食べているのを、
目を細めて見てしまいます。
他にも人間の青年に姿を変えている鳩ってのもいて、
こちらはなかなかにクールで美形。
しかも、味の説明が上手です。
でもって、二羽ともお酒はだめ。
お酒を飲むと、元の姿にもどってしまいます。

お話に出てくるお店は実際どんなだろうと、
ネットで検索してみると
行ったこともないのに、懐かしいたたずまい。
行ってみたいなと思うお店ばかりでした。
中でも、マダム紅蘭のさくらの東坡肉
前田珈琲のナポリタン、が食べてみたい。
2巻が楽しみです。

関連記事 in my blog: せやし だし巻 京そだち

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2017.02.01  ポーの一族 Flower 3月号 


poenoichizoku201703.jpg

昨年5月、久しぶりに読んだ「ポーの一族」の新作は、
前にも書きましたが役者が変わった気がするし、
もっと言えば演出が変わったくらいの違いがありました。
たとえば、イギリスに逃げてきた
ユダヤ人の少女がシューベルトの「春の夢」を
久しぶりに使うドイツ語で歌い出す場面などは
昔だったらもっとダイナミックなコマ割りと
繊細な背景で盛り上げていたように思うのです。
でも、「脚本」はやっぱりあの萩尾望都に違いない。

いまだ違和感は消えませんが、
同族(バンバネラ)ファルカの登場など、
話がぐっと面白くなってきました。
「自分に用があるときは鴉に言ってくれ」
と言っていたファルカのコトバを思い出して、
エドガーはたわむれに空を飛ぶ鴉に叫びます。
「ファルカ 来てくれ」。
そこにちょうどやってきた少女ブランカが
「誰か呼んでいた?」と聞くと
「思い出を呼んでみてた・・」とエドガーは答えます。
気障なセリフだ。でもかっこいいんだな。

エドガー・ポーツネルは、詩人ポーから来ている名前。
失われた少女Lenoreと、Never Moreという名の鴉が出てくる
ポーの「大鴉」という詩がオーバラップしていくんでしょうか。
そもそもエドガーとアランは
失われた少女メリーベールの記憶を共有する間柄。
何百年という歳月に、一人の少女の面影に重なる
たくさんの少女たちが現れては消えていきました。

ユダヤ人の少女ブランカはどうなるのか?
そして現れたファルカは、迫力のオネェ
かつカラス天狗のようで、得体が知れません。
敵なのか、味方なのか。

関連記事 in my blog: 春の夢 ポーの一族

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2016.06.15  まだまだ重版出来 


重版出来!(4)
(小学館 2014/9/30)
松田 奈緒子

TVドラマの重版出来は、
新人編集者、コグマこと黒沢心が
ロイヤルストレートフラッシュ!
みたいなミラクル重版出来を決めて終了しました。
そんなうまい話があるか、このばかちん
と思いつつ涙が禁じえない感動ものでした
原作漫画とは違う展開だったそうで、
原作の方ではどうなっているんでしょう。

最後に超ベテラン漫画家 三蔵山先生が
出版賞の受賞の記念パーティで
「みんなに助けられてこの賞がとれた」とスピーチしてました。
仕事ってそういうものだろうなと・・でも。
尊敬できる上司
親身になってくれる同僚
いろいろ教えてくれる取引先の人たち
自分を慕ってくれる後輩
それがセットで準備されている職場なんてない。
そもそも自分がダメダメだったりする。
そういう中でもがいたり、喜んだりしている。
そこを、嘘っぽくなく
しみじみと感動させてくれるドラマでした。

わたしがいちばん好きだったのは、
「つぶしの安井」の異名をもつ編集者の回でした。
安井は、毒りんごでも持って現れそうな「やな感じ」。
黒沢心とは、魔法使いvs赤頭巾の様相。
過去は、熱心でヒューマンな編集者だったけれど、
「雑誌の廃刊」という辛酸をなめてからは数字至上主義。
極端から極端に走っちゃった人なんですね。
で、組んで仕事をした新人漫画家から
「道具にされたくない、漫画を嫌いになりたくない」
と、きっぱり次の仕事を断られてしまう。
その時の彼の泣いているけど笑ってもいる
そんな「複雑な無表情」にかぶって
ユニコーンの主題歌が

わりとーむかーしから ためといて
たまに読み返す頭ん中


と来た日には、もう。泣けて、泣けて。
この話は原作では4巻です。
安井さんの雰囲気をよくもまぁうまく出しているなという
安顕さんの芝居もすごかったのでした。

関連記事 in my blog: 重版出来

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2016.06.13  おやすみカラス また来てね 


matakite.jpg
おやすみカラスまた来てね。 1
(小学館 2016/6/10)
いくえみ綾

20年以上の歳月を積み重ねて
ようやく店が軌道にのったところで命を落とした
先代の店長のまぼろしなのか、ほんとうにいるのか、
真っ白なカラスにいざなわれ
とあるバーのマスターとなった
十川善十くん(24)のお話。
白々と夜明けを迎える繁華街、そこは札幌。
鼻につんとしみるような空気の感じ
笑えるけど、そこはかとない叙情が沁みます。

ドラマ「重版出来」の中で
書店員の河さんおすすめのマンガの絵を描いていた
いくえみ綾の新刊。
瞬間にひかれる「役者」さん
見てみたら、脚本と演出もいいな。そんな感じでした。

それにしても、わたしなどは
白いカラスになって遠くから見守るくらいの位置に
なりつつあるというのに、
歳をとったからといって、
白いカラスの領域に達することができるわけじゃない。
いくつになろうと、
まだまだなんだなぁと・・。

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2016.05.30  春の夢 ポーの一族 




「ポーの一族」の復刻版の限定BOXが、
発売と同時に売り切れていたので、
これはキケンだわ、と最新作の載るFLowerは予約しました・・・
が、「しまったぁ。会社あてにしちまったぁ」で週末はお預けとなり
本日ようやく手に取りました。

早速ページをくくると
萩尾望都の絵が相当変わったので、
役者が違うくらい、印象が違いました。
でもまぁ、40年たって俳優が同じわけがないわね、
と妙に納得をしながら読み始めました。

舞台がヨーロッパなのに登場人物がめちゃくちゃ日本語しゃべってる
昭和少女漫画の世界。
タイトルの「春の夢」は
シューベルトの歌曲集「冬の旅」の中の一曲から来ています。
ドイツ語の歌詞ですが、シャンソンのようにも
ジャズのようにも聞こえます。
舞台は第二次世界大戦中、
はぐれた小鳥のような心細い目をしている
ユダヤ人の少女が登場します。
後編は悲しい展開になるのでしょうか。
ほんとに、このサイズの少女漫画雑誌を開くのは久しぶりです。

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2016.05.23  アメリカンパイ 


Star Red
(マウスをのせると、かじってます。)

1976年で幕を閉じていた「ポーの一族」の新しい話が
40年ぶりに登場とあって、気になる今日この頃。
久しぶりに萩尾望都作品を読み返したりしています。

今はもう絶版なのか版元品切れなのか
「アメリカン・パイ」というマンガがあります。
1976年「プリンセス」2月号3月号に掲載されたもの。
「ポーの一族」のラストストーリー、「エディス」は
「別冊少女コミック」1976年4月号から6月号なので、
これもまた40年前の作品です。

舞台はアメリカのマイアミ
ぱっとしないミュージシャン、グランパが、
行きがかり上面倒を見ることになったリュー。
そばかすだらけでどうみても男の子、でも実は女の子。
リューが好きな歌はドンマークリンの「アメリカンパイ」。
そんな彼女があるときライブハウスの前座で歌うと
驚くほど沁みる歌声で観客を沸かせます。
前編はコミカルで笑えます。
海が開けて、空が大きくて
明るさと気楽さと解放感に満ちています。
が・・・。

古い古い歌が
だれがつくったのかわからないくらい古い歌が
それをつくった人のこともすべて忘れさられ消え去っても
その歌が残っているように・・


「詩人の魂」というシャンソンをアレンジして
グランパがライブハウスで歌っています。
その横でリューがグランパを見つめています。
このシーンは冒頭とラストと同じものですが、
ストーリをたどり終え
ラストに改めて聞く彼の歌はなんと切々と響くことか。
久しぶりに読んでやっぱりいいなぁと思うのでした。
古いけどいい映画
そんな感じです。


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2016.05.09  萩尾望都SF原画展 


StarRed2.jpg

「もっと家の中を片付けたり、掃除をしたり、
するはずだったんだよね、一週間前は・・・」
と言っていても仕方ない、
吉祥寺美術館でやっている
「萩尾望都SF原画展」へ出かけてきました。
元少女の頃に好きだった漫画の世界。
特にこの「スターレッド」は好きでした。
ちょいとボケてますが、こうしてならべると
白い髪、赤い瞳の主人公「セイ」は文鳥っぽい女の子です。
気が強くて、ひたむきなところも。

萩尾望都の原画を見るのは初めてでした。
色の入っているものも、黒インクだけで描かれているものも
想像していた以上の美しさ。
よく、こういう風に動かしていくことを
思いつくよなぁというダイナミックなコマ割りです。
原稿はだいたいA3くらいの大きさなので、
そのダイナミックさが際立ちます。
あらためて本をだしてきて読み返しましたが、
最初のセイとエルグの「最悪の出会い」のシーンなど
原画のきれいさを見たあとだと
「印刷もうちょっとがんばれよ」と言いたくなります。
文庫サイズの本も出ていますが、
最低でも雑誌と同じA4サイズで読みたいものだと思うのでした。

「ポーの一族」の新しい話が今月末出るそうで楽しみです。
そしてフラワーコミックスの復刻版も出るのだとか。
なーんと、わたくし懐かしさに負けて
昨年中野ブロードウェーで古書を衝動買いしちゃったんですよね。
ハガキ入りの限定ボックスはすでに予約でいっぱいみたいです。

関連記事 in my blog: スター・レッド
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