空飛ぶ色いろnatsuno07

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2015.04.24  詩の楽しみー作詩教室 


shinotanos.jpg
詩の楽しみ―作詩教室 (岩波ジュニア新書 52)
(1982/09/20)
吉野 弘

言葉で名指したものはすべてわかっているつもり、という
この日常的な言葉意識は、
言葉によって行うものの見方や、表現法にも
類型化を招き入れるようになります。
たとえば、よく晴れた空のことを、
”抜けるような青空です”と表現して
それで満足できる物の見方です。


少し引用が長くなってしまいましたが、
詩人、吉野弘の「詩の楽しみー作詩教室」を久しぶりに読み返しました。
「自分が知っていると思っていることは、
ほんとうに自分が知っていることなのか」
それに気づくとき、詩は生まれるものだ、と詩人は言います。
炭鉱事故のドキュメンタリー番組から生まれた
「豊かに」という自作の詩についての文章を読んでいると、
詩人の視点と、ジャーナリスト視点は似たものがあるなと思ったりします。

震災直後、テレビ報道番組では、
「資料映像」として、それこそ「抜けるような青空」のもとにある
「福島第一原発」の事故前の映像をくりかえし流していました。
あの晴れ晴れとした「事実とは違う映像」は、
無力感としてわたしには伝わってきました。
他の感じ方をした人もいると思います。
あの映像を流していた側の意図もよくわからないし、
意図などはなかったのかもしれませんが。

人が人でなくなるのは 自分を愛することをやめた時だ
自分を愛することをやめる時
人は他人を愛することをやめ 世界を見失ってしまう
自分があるとき 他人があり 世界がある
(奈々子に)


生まれたばかりの娘に話しかけている、吉野弘の有名な詩です。
リンゴのほっぺの赤ちゃんに話しかけるには
難しすぎるかもしれない「ことば」。
「表現というものは、対象を愛することからはじまるのだ」と
詩人はこの本の中で書いています。
それを読みながら、
「表現の自由」とは何のことをいうのか、改めて考えるのでした。

最後に「ではお元気で!」と詩人は書き残しています。
「はい。」と姿勢を正して返事をしたくなります。
昨年お亡くなりになったそうですが、
永遠に生き続ける言葉というものがあると感じられるのでした。

関連記事 in my blog: 日記をつける

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2013.09.07  はじめて小鳥がそらをとんだとき 


つり橋わたれ 光村ライブラリー (7)
(2002/03)
樺島 忠夫、宮地 裕 他

小学生の頃使った教科書の中に
まどみちおの「ああどこかから」という詩があって
その詩がとても好きでした。
郵便屋さんがやってくるのを庭のすずめと、
垣根のデンデンムシが見ているけれど、彼らには手紙はなくて、
郵便屋さんがごめんよというように帰っていく、というような詩です。
今みたいにネットで検索できない頃には、
遠い記憶の中で淡い水彩画のような挿絵の、
垣根に乗ったカタツムリ、郵便屋さんの自転車の印象が残っているのみでした。
それを探し当てたときのうれしかったこと。
同じ教科書にはもうひとつ、原田 直友の詩も載っていました。
「はじめて小鳥がそらをとんだとき」

はじめて小鳥がとんだとき 森は、しいんとしずまった。
木々の小えだが、手をさしのべた。
うれしさとふあんで、小鳥の小さなむねは、
どきんどきん、大きく鳴っていた。


こどもの頃は、「学校」っぽい「卒業式」っぽい(=堅苦しい)
なぁんて思っていたような。だから、忘れていました。
でも、今読むと、よいなぁと思うのです。
その当時の自分が何を思って、いまもそのかけらみたいなものが
残っているのか考えると、なかなか不思議です。
光村ライブラリー7に載っている
「うぐいすの宿」という民話も長くこころに残っていました。


関連記事 in my blog: 「くまのこ」と「しっぽ」,  空への質問


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2010.08.19  空への質問 


soraeshitsumon.jpg
空への質問―高階杞一詩集 (詩を読もう!)
(大日本出版 1999/11)
高階 杞一 詩 おーなり 由子 絵

空への質問
というタイトルに惹かれて手にとった詩集。
羽のやわらかな感触が思い浮かぶような
鳥の挿絵がとても好きでした。

巻頭に「準備」という詩があります。

「初めての位置
初めての高さを
こどもたちよ
おそれてはいけない」

初めての位置や高さを
おそれるキモチを
忘れて欲しくはないと思うのも
また大人。
二つの方向からこどもたちに
飛び立って欲しいと思うものなのだろうと思いました。

「発見」という詩では、詩人は
小さい頃の自分が階段を降りながら
笑っている夢をみます。そして

「なんだかこころの中がぬくもってきた」

と感じています。
わたしは小さい頃の自分が笑っている夢をみたら
少しカナシイかも。

それが元少年と元少女の違いかしら
なんて
空へ質問したくなります。


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2009.10.12  昔の村へ たしかめにゆく 


そなちねのき
ソナチネの木
(青土社 2006/07)
岸田 衿子


「秘密の花園」を読み返し始めてから、
いつか見た、鳥の飛んでいる温室の風景をしきりに思い出しました。
メリーが花園の鍵をみつけるきっかけになったのが
コマドリだったからだと思います。
その温室はわきから二階に上っていけるようになっていて、
時間によってはスコールのような散水を見ることができました。
その温室のことを思い出してからずっと、
子供の頃に連れて行ってもらった
東山動植物公園の温室だろう・・と思っていました。
ところが、この夏何十年ぶりかで行ってみたら、
ガラス天井は高い吹き抜けでバルコニーの影すらなく
鳥を放し飼いにしているコーナーもありません。

いったいあれはどこだったのだろう???
ネットで、今まで行ったことのある植物園を
片っ端から「鳥」と組み合わせて検索してみましたが、違うようです。
やがて引っかかってきたのが、井の頭公園の動物園にある
「熱帯鳥温室」
もしや・・

この連休、散歩ついでに入ってみたら、まさにそこでした。
くりかえし夢に見たような風景。メーテル・リンクの青い鳥さながらです。
これまでに3回は来ているはずなのに、
あまりに身近で意気込みもなく訪れているせいか、すっかり忘れていました。
昭和37年開設。
天気がよい休日だったので、動物園の端っこの温室は
結構な賑わいを見せていました。
二階のベンチで日向ぼっこをしていると
平日はとっても静かな場所だったことや
この前来たのが、いつどんなときだったのか・・
だんだんに思い出してきます。
ほんの近くにあって、すっかり忘れていた、思い出したかったこと。

昔の村へ たしかめにゆく
羊雲の下で
ともだちは 待っているか
かやつり草は むすばれてあるか


岸田衿子の「ソナチネの木」の中の詩です
今でもこの温室で散水風景がみられるのかどうかはわかりません。


熱帯鳥温室
(マウスをのせると別の画像が見えます)


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2009.03.18  はるのうた 


Toriippai.jpg
鳥いっぱい (まどさんの詩の本)
(理論社 1997/04)
まど みちお 詩 長 新太 絵


今朝、うぐいすが鳴いてました。
おぉー、美声じゃ、と思いながら、歩いていたら、
こんどは四十雀がさかんにツーピーツーピーツ、
と高らかにさえずっています。
小鳥たちがこんな風に鳴き出して、
こぶしの花も咲きはじめたからには、もう春・・に違いなく、
昼間はずいぶんぽかぽかしてました。
今年の冬は予約だけで
チェックインに現れなかったお客さんみたい。
そのまま、旅立っていってしまった様子。
あぁ、忘れ物・・なんて戻ってこないのかなぁ、と気になります。

ちいさなことりがよんだので
でてきた でてきた
とうとう でてきた
おおきな はるが


まどみちおの「ちいさなことりが」という詩です。
冬らしい冬に出会わなかったせいか
春の大きさよりもさることながら
こなかった冬の大きさにちょっと溜息をついてしまってます。


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2009.02.24  それはわたしとスズメは云った 


マザーグーズの中で、
すずめが(駒鳥の)ロビンを殺したわけは、
Sparrowが、弓(bow)や、矢(arrow)と
韻を踏んでいるという、理由でした。

そのすずめが、「半世紀前と比べて1割の数に減少している」
という話題をネットで読みました。
2月3日、毎日新聞のニュースサイトに乗った記事です。
ここ数年、ツバメが渡って来なくなっているのは感じていましたが、
たとえば50年前には、身近に100羽いたすずめが、10羽しかいない・・・
これは、ずいぶんな減少です。
確かに夜が白んでくると、
いっせいに雀がちゅんちゅん鳴き出す
という感じがないのですが、
てっきり東京だからかと思ってました。
そう考えると、朝、カラスの声はうるさいほどに聞こえているのです。
将来、本の中に「すずめ」が出てくると、
「過去には数多く見られた鳥、転じて、
ありきたりなものの例えに使われることもある」
なんてわざわざ註を必要とするなんてことになるかも。

All the birds of the air
Fell a-sighing and a-sobbing
When they heard the bell toll
For poor Cock Robin

空の鳥がいっせいにすすり泣いたという、
マザーグースの歌の最後、
鳴っているのは警鐘という鐘のようです。

mothergoose3.jpg
マザー・グースのうた 第3集 だれがこまどりころしたの
(草思社 1975/12/20)
谷川 俊太郎 訳
堀内 誠一 絵


関連記事 in my blog: オレンジとレモン


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2009.01.18  疾走する猫 


時々「なにがいったいどうしたっていうんだ」的な勢いで
猫が疾走していくのを見かけます。
あっけにとられて見送りますが、
その理由のひとつはどうやらこれかと・・・。

「ペキニーズ一家とポリクル一家の仁義なき戦い」。
緊張する抗争を、
猫のランパスキャット大親分がいかにして収束させたか・・・。
ミュージカル「CATS」の原作、T.S. エリオットが、
子供むけに書いた詩集の中にでてくる一篇です。

前に北村太郎訳、佐野洋子絵で、
「ふしぎ猫 マキャビティ」という本を持っていました。
ミュージカルが世に出る前に出版されたものです。
もう絶版になっているし、古本屋さんに売ってしまって手元にありません。
子供むけといっても、あの難解な詩を書くT.S. エリオットおじさんのこと、
そんなに面白いと思って読んだ記憶がありません。

ぼんやり印象に残っているのは、佐野洋子の絵と
「猫には3つの名前がある・・」という詩。
今は、エリオットおじさんの影が、
ミュージカルの向こうに押しやられてしまってますが、
最近ふと懐かしくなって、ちくま文庫から出ている本を買ってきて読みました。

さすがエリオット、脚注がいっぱいついています。
でも、とてもわかりやすい説明で、
以前読んだときより格段に面白かったです。
訳者のあとがきにあるように、
エリオットはやっぱり、猫だったんじゃないか?って気がしてきます。
人間なんかにわかりようもない猫の名前と、
エリオットの詩は似ているかもしれません。

文庫本にはエリオットの愛称ポッサムから取って、
「ポッサムおじさんの猫とつきあう法」という副題がついています。
(原書ではこちらがメインタイトルです。)
それにしても、「ペキニーズ一家とポリクル一家の仁義なき戦い」。
訳が面白いんです。
原題は「Of the Awefull Battle of the Pekes and the Pollicles」です。

きゃっつ
キャッツ―ポッサムおじさんの猫とつき合う法 (ちくま文庫)
(1995/12)
T.S. エリオットニコラス ベントリー



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