空飛ぶ色いろnatsuno07

ようこそ! 
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author: natsuno07 ♀
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2017.06.18  ムットーニ・パラダイス 


mutoni_.jpg

世田谷文学館で開催されているムットーニ・パラダイス、
始まってすぐ急いで見に行きましたが、
きのうまた行ってきました。
まだ展示されていなかった、
新作のヘル・パラダイスが見られるというし、
きのう発売になった、限定500枚のDVD Vol.2に、
村上春樹の「眠り」が入っているというし、
ちょっと行ってくる、
はずが、はまり込んで帰ってきたときには西日が射してました。

土曜日ということで、大変な混雑、
まずはヘル・パラダイスの前で、
じっと始まるのを待ちました。
おどろおどろしい墓場の棺桶から出てきたのは
セクシーなドラキュラ風歌姫。
それを骸骨のバンドマンが盛り上げます。
なんてまぁ、パラダイスなヘル、でした。

しばらくあちこち見て、
またヘルパラダイスのところに戻ってくると
台にのぼって点検する人の姿が。
なんと、ムットーニさんでした。
それもそのはず、何も知らずにやってきましたが、
土曜日は、作家本人のギャラリーツアーがあって、
口上も一緒に聴くことができるのでした。
えらい混みようでしたが、絶対聞きたい。
口上がつくとまたいっそう不思議な感じで、
どこともしれないミュージックホールや劇場に
いざなわれるようでした。

この前来たときは、さらっとしか見なかった
「アトラスの回想」もじっくり見てきました。
中原中也の「地獄の天使」という難解な詩の世界です。
われは世界の壊滅を願ふ
なんて物騒なことばが聴こえてきたりします。
やがて、地球が二つに割れ昼と夜の地平が見えます。
そして、木箱とレトルトを手に持った天使が現れます。
なんのこっちゃなんですが、ものすごく美しい。
そんな美しい天使を内包した地球という星を
一瞬空に投げ上げたアトラスは、またずっしりと担ぎあげるのでした。

他にも、もう何度でも見たい作品ばかりで大変でした。
6月25日(日)までです。

関連記事 in my blog: ムットーニのからくり劇場

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2017.06.16  ベルナール・ビュフェ 1950 


buffet1_.jpg
(文鳥の目力。ひきつづき換羽中。)

「セツ学校と不良少年少女たち」の中に
女ビュフェとか、お岩とか呼ばれている
岩崎トヨコという人がちょっとだけ登場します。
絵の線がビュフェに似ていたそうです。

ビュフェといえば、昨年見に行った
「ポンピドゥー・センター傑作展」で久しぶりに作品を見て、
以前はかなりポピュラーだったのに、すっかり忘れていたことに
ものすごく驚いた記憶があります。
なんでこんなに記憶から抜けてしまっていたのだろうと。

わたしの記憶の中で、ビュフェといえば、
フランソワーズ・サガンです。
新潮文庫の表紙はすべてビュフェ、
背表紙がピンク色の朝吹登水子訳。
絶版になって久しいですが、
以前はどこの本屋さんでも数冊は棚差されていた文庫本です。
それを見かけなくなったことにも
実は気づいていなかったりしたほどでした。

ある微笑
一年ののち
すばらしい雲
冷たい水の中の小さな太陽
スェーデンの城

内容はすっかり忘れているのに、
並べると詩のようなタイトルと
文庫本の装丁は印象に残っています。

処女作の「悲しみよこんにちわ」は1954年の作品だそうで、
長沢節が高円寺の「サロン・ド・シャポー」で、
セツ・モードセミナーの前身となるスタイル画の教室を
開いたのが、やはり1954年とのこと。
歴史の教科書の中で知っている断片の背景には
実際に人々が生きた時代があって、
そこには「流行」という言葉に訳すとちょっと違う感じのする
「モード」があったのだなと思うのでした。
ポールエリュアールの「直接の生命」という詩から取ったという
「悲しみよこんにちわ」
この詩の「悲しみ」の部分を「モード」に変えると
また違ったニュアンスになって面白いな、
などと考えたりしていました。

kanakon.jpg
(換羽前にデジカメしたので、こちらはつやつや文鳥。)


関連記事 in my blog: ポンピドゥー・センター傑作展

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2017.05.31  プラハ市民会館 ミュシャの鳥たち 


市民会館
(市民会館の玄関前のアーチ、 オンマウスで、硝子の天井。
ちょっと温室みたいな感じです。)

夕方の7時過ぎにプラハの空港について、
当初予定していなかった地下鉄で中心部にむかった初日
石畳にへろへろしながら、トランクを引きずっていくと
どーんと目に入った市民会館
ライトアップされたその建物のなんときれいだったことか。

いる間は、ホテルに向かうときの目印だったこともあり、
ここのファサードが見えるとホッとしました。
はじめに見たものを母鳥と思うヒヨコのごとし、です。
ホッとしすぎて、全然デジカメしてなかったことに
帰ってから気づきました。

市民会館では館内ツアーがあります。
時間割はわりと直前までわからないので、
前日に確認して窓口で申込みました。
カメラ撮影の許可を得るには、追加料金が必要。
「なし」にしたのですが、あとで後悔しました。
たとえ、下手でも、気になった細部もろもろを
デジカメしたかったなぁと思いました。
ミュシャの手がけたステンドグラスや、カーテン、椅子、床
目につく様々な装飾がいちいち綺麗です。
特に、鳥が気になります。
市長ホールの円天井には、鳥が飛んでいましたし、
そのほか、細かくあちこちに鳥模様が見つかりました。

スメタナホールも案内箇所に含まれています。
ここもアールヌーボー風の壁画や
ステンドグラスがきれいです。
スメタナホールは、別の日にコンサートでも行きましたが、
きちんと正装している観客たちに混ざって
精一杯すましいる都合上、
あまりきょろきょろ見て回るわけにもいかなかったので、
ツアーに参加して、装飾をじっくり見られて
よかったなと思いました。
コンサート前に軽く夕食を食べた
市民会館のカフェのメニューの表紙もミュシャの絵でした。

shiniminkaikan4_.jpg
(写真許可料金を払わなかったことを後悔しながら、買ったカタログ。
うちの文鳥の右が市長ホールの丸天井、左はドア幕のクジャク。)

関連記事 in my blog: Hotel Paris プラハ その1

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2017.05.30  スラブ叙事詩の星空 


Mucha_.jpg

先日、草間彌生を国立新美術館に見に行ったとき
ミュシャも見てこようかな・・と思っていたのですが、
どちらかに入るのがやっとという混雑だったので、
先週金曜日の夕方再挑戦しました。

「スラブ叙事詩」
よくぞ海を渡ってきたなと思う大きさです。
草間彌生の絵を見たときにも思いましたが、
一枚仕上げるのに、一生かかりそうだと思えるくらい、
ひと筆ひと筆こまやかに描かれている、絵ばかりでした。

音楽のようなバレエのような。
光の加減が独特で、紗がかかっているようです。
その薄い膜の向こうに
ほんとうにその世界があるようです。

萩尾望都の「スター・レッド」や
「銀の三角」に出てきそうな風景でした。
スター・レッドは、故郷の火星を愛する少女セイの物語、
ミシャがチェコのことを思ったように
いまは地球を思う時なのかもしれないと
思えてしまうくらい
最初の「原故郷」の絵は宇宙な感じの絵でした。

スラブ民族の歴史は音声ガイドを聞いたくらいでは
すぐにわかるものではないけれど、
第二次世界大戦中、そして戦後と
この絵のたどってきた歴史は少し実感がわきます。
6月5日までです。

Mucha1_.jpg
(スマホカメラ撮影可の絵が数枚ありました。
少女の弾くハープに、鳥がとまっています。)

関連記事 in my blog: Hotel Paris プラハ その2 

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2017.05.21  オルセーのナビ派展 


naviha_.jpg

真夏のような日差しが照る中
三菱一号館美術館でオルセーのナビ派展を
誘ってもらったので、見てきました。
なんと最終日でした。

前に見たいと思っていたヴァロットンの
「ボール」を見ることができたのが嬉しかったです。
視線が水平方向なのか垂直方向なのか混乱する
不思議な原っぱの陰から日向に向かって
麦わら帽子の女の子が走っていく絵です。
ちょうど今日のように日差しのつよいフラットな感じのする絵で、
妙に、こころがざわめく感じです。

モーリス・ドニの「ミューズたち」という
黄色く紅葉した木木の間で憩う女性たちの絵は
三菱一号館美術館の重厚な感じのするドアと並んで
展示されていました。
この並びがとても不思議で、ドアを開くと
そこに絵の続きがあるような気がするのでした。

ボナールの「庭の女性たち」という細長い4枚の絵は、
まるで浮世絵の美人画とか、
夢二の絵の女の人のようだと
思いながら見ていたら、「音声ガイド」でまさに
そうだと説明されていました。
ボナールは「日本かぶれ」だったそうです。
チラシにつかわれている猫を抱いた女性の絵も、
浮世絵の弁慶縞を思い出しました。

あまりよく知らなかったナビ派でしたが、
「何の変哲もない」日常を
心に映った色合いで描いた絵
日々の「愛しさ」を描いた絵にすっかり惹かれてしまいました。
装飾性というのも大事にしていたということで、
絵を見ていると物語を感じるという
それは、本の挿絵や装幀とも似た世界だなと思うのでした。

三菱一号館美術館の「音声ガイド」はいつも
教えてもらわなければ気づけないことや、
それを知るともっと面白く絵を見ることのできる情報があって、
ほんとに借りて良かったなと思います。
中には、ただただ無駄に盛り上げられて、
しらけてしまうようなガイドもあるのですけど。

ナビ派
(三菱一号館美術館 オンマウスで、庭のバラ。)

関連記事 in my blog: 夢のなかで,  俺たちの国芳 わたしの国貞

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2017.05.12  MY ETERNAL SOUL 草間彌生 


yayoi
(やよいちゃん人形を怖れる文鳥、オンマウスで、「ふるさとへ帰りたい」。)

国立新美術館で、草間彌生展を見てきました。
十和田現代美術館のアート広場で
水玉犬たちと、さんざん楽しんだキモチが
まざまざ蘇る、楽しい展覧会でした。
5月22日までになんとか、もう一度行きたい気持ちです。

大広間に壁画のように展示された「MY ETERNAL SOUL」
日本語だと「わが永遠の魂」という連作。
隙間なく展示された絵のひとつひとつにタイトルがあって
その言葉をたどっていくと詩のようだなと、
ぐるぐる見てまわりました。
たくさんのETERNAL SOULの中では、
「心の中の陽光」という、上の画像の右上あたりにある
オレンジの水玉の絵が好きでした。
そして、この絵の上に「ふるさとに帰りたい」という絵。
この大広間の作品は、すべて撮影OKでした。

たった一つの作品を作るだけでも
わたしなら一生が終わるような気がする、そんな大作ばかり。
「生命の輝きに満ちて」という
Infinity Mirrored Room-
Filled with the Brilliance of Life
は鏡と電球をつかったインスタレーションです。
星空の中に入っていくようで凄かったです。

yayoi
(「空の一隅」、オンマウスで「生命の置き場所」。)

関連記事 in my blog: 十和田現代美術館 アート広場

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2017.04.10  戦争と美術 画家の魂  


purahahato_.jpg
(プラハの街角で見かけた、本物の鳩を手と頭に乗せた少年像)

戦争画を描くに至った有名画家のことをも考えながら思ったものだ。
「生きる上に必要なこと」という根本的なものを忘れて、
「美」あるいは「名誉」に囚われたゆえではなかったか。
芸術の落とし穴がポッカリ開いている。
それは平凡な生活を忘れるところにあるように思えてならない。


「きままなる旅」というエッセイの中に出てくるこの文章を読んで、
司修の「戦争と美術」を読んでみようと思いました。

藤田嗣治の戦争画は、
2012年の東京国立近代美術館60周年の
「美術にぶるっ!」で初めて見ました。
「戦争と美術」の中で、アメリカ人たちが、
この絵のどこが「戦意高揚」を鼓舞する絵なのだ?
と首をかしげたと書かれていましたが、確かに。
藤田嗣治といえばすぐに思い浮かぶ
「猫と独特の白い肌をした女性の絵」
あるとき、こういう一連の絵を司修が評価すると、
「きまぐれ美術館」の洲之内 徹が、
「そうではなくて、藤田の戦争画こそが芸術だ」と言う。

なぜだろう?
まえがきですっかり好奇心を掻き立てられたところへ、
ユダヤ人であったシャガール
ナチの協力者であったレニ・リーフェンシュタール、
松本竣介と軍部のやり取りなどが紹介されていきます。
最後、あとがきには松本竣介も属した「新人画会」
の画家を訪ねて当時のことを聞くシーンがあります。
アトリエの天井を見上げながら
淡々と記憶をたどる画家の姿が印象的です。

本が書かれたのは、25年前。
著者は、ある危機感を抱きながらこの本を書いています。
25年後の現在、その危機は現実のものとなりつつあるのか。
そんな、いろいろただならない今日この頃ですが、
藤田嗣治の作品をもっと見てみたいなと思っています。
結局画家の魂というものは、伝記でもない、評論でもない
絵の中にあると思うからです。

sensotobi1.jpg
戦争と美術
(岩波新書 1992/7/20)
司 修 著


関連記事 in my blog: 生々流転,  松本竣介展

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