空飛ぶ色いろnatsuno07

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2017.07.12  千の天使と読みたい本 2017年7月 


forum0705_.jpg
夜の東京駅近く。ガラスの飛行船みたいなフォーラムの明かりが見えます。

灼熱の真夏が始まりました。
6月はダウンしてしまって、あまり本も読めませんでしたが、
そうこうするうちに7月もあと半分くらいのところにきています。

6月に引き続き、長沢節の本、
萩尾望都の「ポーの一族・春の夢」
夢枕獏の安倍晴明シリーズの新刊
梨木香歩の「冬虫夏草」など、好きな作家の本が本屋さんに並んでいて
読みたいなと思っています。
読書じゃないけど、科博の深海展も興味ありです。
頭の透明な深海魚デメニギスとか、計り知れない。

6月は世間でもいろいろありました。
もろもろまとめて、なんでやねん、という感じの。
それでふいにすっかり忘れていた
昔の歌を思い出しました。
ユーミンが作った「世界の子供たち」というTV番組の主題歌。

空まで広がる草原で集めた野の花と
カードを結んだ伝書鳩
世界のどこかへ飛ばしたい
遥かな国の君の元に届いたなら
君のことばでうれしいよとつぶやいて
大人になっても壊れない 君の時計では今何時?


その時計、わたしも持っていた気がするんだけれど、
どこ行ったかな?

関連記事 in my blog: 千の天使と読みたい本 2017年7月

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2017.06.30  ぎん色いろ色ーブンブンTokyo Girl 


tokyobun1_.jpg
(換羽もあと少し。つやつやしてきました)

羽軸でとげとげしていた文鳥はきれいになってきました。
が、飼い主は先週、帯状疱疹にやられまして。
悪魔的な痛みにのたうつ数日。
3日目が最強で、横になっても眠れず。
痛いよ痛いよと唸っていても仕方ないし、
気を紛らわすために音楽など聞いておりました。

最初に出てきたのがPafumeのTokyo Girl。
東京タラレバ娘の主題歌です。
若いときには
泣いたり、悔しがったり、野心を抱いたり、優柔不断だったり
そんな「痛い」ことがいっぱいあったけど、
喉元過ぎれば懐かしい。
ああ、この今の疼きもいつかは笑い話、のはず。

情報をかき分ける熱帯魚
平凡を許してくれない水槽で
どんな風に気持ち良く泳げたら


それを聞いていたら
くるりのデビュー曲「東京」を聞きたくなりました。
20世紀が終わるころ聞いた歌です。
又吉直樹がささえられた歌だとか。

君と上手く話せるかな
まぁいいか
でもすごくつらくなるんだろうな


この歌の中の人もつらそうですが、
よく休んだらきっと良くなるでしょう
と言っています。

東京といやぁ「東京はみなし児」って
ものすごい昭和なタイトルの歌もあったな。
カルメンマキの歌です。
マイナー進行なのに、歌詞は前向き。

思い出の時計をとめて
明日を好きになろう


そして東京といやぁ、盆踊りの定番ソング。
東京音頭。戦前1933年の歌だとか。
思えば戦時中も帯状疱疹になった人はいるだろう。
大変だったろうな。
江戸時代にもなった人はいる。室町時代だって。
ああ、やっぱり悪魔的な痛みにのたうったのかしら。
花の都の 花の都の真中で
ヤットナ ソレ ヨイヨイヨイ

なんでこうなる。
もっともこんな曲はiPodに入ってませんけど。

踊れBoom Boom TOKYO GIRL
大人の階段くだる帯状疱疹。
最近疲れやすいとお感じの方、ほんとご用心です。

tokyobun2_.jpg
(小鳥だって、たいへん。換羽は、だるいです)


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2017.06.08  始祖鳥とDo the right thingなこと 


daieishizenshi1_.jpg
(背後の始祖鳥の気配にふりかえる うちの文鳥、換羽中で頭がつんつんです。)

始祖鳥の化石が見られるのも今週末まで。
やっと行ってきました。
混んではいましたが、はじまったばかりの頃よりは
ましだったみたいです。

展示されているはく製や、模型は
ちょいと怖いような、不気味なような、恨み骨髄のような。
サーベルタイガーの骨、なんてのもありましたが、
わたしはもっぱら鳥を集中的に見てきました。
始祖鳥やドードー鳥、モアが、
自然史博物館の中で動き回る映像が流れていました。
まるでハリーポッターの魔法がかかったようです。
絶滅した鳥類ではウミガラスやリョコウバトの標本もありました。
玉虫色に光るハチドリの群れの標本は、
なんだかバッタみたいでした。

こういう特徴的な動物の他に、
長い歴史の中では、それほど珍しくもなく、
なくなったことにさえ気づかれずに
いつの間にか消えていった
たくさんの動植物があるのだろうと思います。
いったい何を守って、何を守らないかを
どうやって決めるんだ・・てなことを考え出すと
自然保護というのも、そんなに簡単な話じゃないのだなと思ったりします。

外来種や、害虫を
駆除する前に繁殖させない
乱獲を防止する
などがベーシックな方法なんでしょうが、
やみくもに駆除したり
きれいだから守る、かわいいから愛でる、
そんな感情的な向き合い方ではなくて、
冷静で、ほどよい距離感で自然と向き合いたいなと。

なんだか、もうぺっしゃんこになっている
始祖鳥の化石を見て
そんなことをしきりに思ってしまうのでした。

オーデュボンの絵は、思っていた以上に大きくて凄かったです。
図鑑というより、もう魔法の書みたいな。
それこそ夜な夜な、鳥たちが飛び立ちそうです。
他に、ジョン・グールドという鳥の博物画を描く人がいると知り、
こちらも興味しんしんです。

大英自然史
(オーデュボンのショウジョウトキ。オンマウスでジョン・グールドの「ヒマラヤの鳥」)

関連記事 in my blog: 南極アイス, オーデュボン・アメリカの鳥

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2017.06.01  千の天使と読みたい本 2017年6月 


Juneumi_.jpg

昼間の明るい時間が長いこの季節、好きです。
あんまり本を読むって感じでもなくなりますが。

先日、日本橋から東京駅の方に向かって歩いていたら、
もうくらくらするほどの日差し。
ちょっと行くとビル建設中、
またちょっと行くとビル建設中
3年後のオリンピックの頃には、
ずいぶん風景が変わるのかなと思います。
一方、マンダリンオリエンタル東京のエンタランスに
大きな暖簾が揺れているのを見て
江戸の頃の日本橋はどんなだったのだろうと思ったりもしました。
藍色に白く型抜きした紋の入った暖簾をさげた
大店が並んでいる通りの向こうに
富士山が見え、川べりでは柳が風に揺れ、
今頃だったら、ツバメが飛び交っていたり、
もしかすると夜になると、螢が飛んだりもしたかもしれません。

さて、先月読んだ小説は、「難しい」のばかりでした。
今月は「アメリカの鳥」のオーデュボンの伝記と
中谷宇吉郎の「雪は天からの手紙」
それから、三宅菊子の「セツ学校と不良少年少女たち」を
読もうと思っています。
みんなレトロな本です。

関連記事 in my blog: 千の天使と読みたい本 2017年5月

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2017.05.10  ぎん色いろ色ー文鳥スタイル 


setsumode2.jpg

連休中に行った弥生美術館では、
「生誕100年 長沢 節 展 ~デッサンの名手、セツ・モードセミナーのカリスマ校長~」
を見てきました。
前期展示が5月14日まで、後期展示が6月25日までということなので、
可能なら、後期も行きたいなと思っています。
画の中のモデルが
歩きはじめそうなくらい生き生きしています。

買って来たポストカードの中で、
両足を開いてポーズをとっているうちの文鳥、
現在、換羽まっただ中で、ところどころ剥げています。
人間も連休中に、ようやく冬物をクリーニングに出しましたが、
文鳥も今年はちょっと遅ればせでした。
温かくなったと思って、羽が抜けたところで
今日のように、ぐっと気温がさがってしまったりすると、とても危険。
飼い主もうかうかしておれません。

野生の鳥たちは、こういう厳しい気候変化の中で
がんばっているはず。
今日から愛鳥週間です。

鳥の魅力のひとつは、羽根の色と
その組み合わせの多彩さかと思います。
文鳥もいろいろな羽根色があって、
白と赤のコントラストが綺麗な白文鳥、
灰色と白のグラデーションが粋なシルバー文鳥、
桜の花びらを散らしたように見える桜文鳥。

どうしてこの色になったのか、
ほんと不思議です。


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2017.05.08  鴎外の「庭」に咲く草花 


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連休中、千駄木の「鴎外記念館」へ行きました。
「山椒大夫」と「高瀬舟」しか知らないけれど、
特別展「鴎外の「庭」に咲く草花」のポスターに惹かれて。
千駄木の高台にたつ森鴎外のお屋敷にたてられた建物は
外から見るとちょっと要塞のようです。
でも中に入ると落ち着いた自然光で、ほっとします。
庭に面したモリキネカフェだけを利用することもできます。

かつてお屋敷の一角にあった「庭」で見られた草花が
牧野富太郎の植物画とともに紹介されていました。
ダイナミックさと繊細さ、そして表情豊かな植物たちは
オーデュボンの鳥の絵と似ています。

記念館のある場所にあった森邸はかつて
観潮楼と呼ばれる広大なお屋敷だったそうで、
その立派な門の前で、
馬と一緒にうつっている森鴎外の写真がありました。
帝大医学部に出勤前の光景です。
100年前の東京では、馬が交通手段だったのか。
軍医さんということもあったでしょうが、馬に乗れたんだなぁと。
この馬、帝大のどっかで「先生」を夕方まで待っていたのでしょうか。

この日は、それからご近所の旧安田邸で五月人形を見て
絶対歩いていけるからと言われて弥生美術館へ。
そこから不忍の池へ出て湯島から御茶ノ水へ。
ものすごい広範囲を移動したような気がしていましたが、
一日で13000歩程度でした。
ポッカポッカと森鴎外先生の乗る馬の足音が聞こえるような気がする
のどかな5月のお散歩となりました。

森鴎外記念館
鴎外の「庭」に咲く草花は、7月2日まで。

ougaikinen_.jpg
(「塵泥(ちりひじ)」という本の表紙絵に赤い小鳥。ぺりかんという本にも小鳥、
フクロウや、雉など。昔の本の装丁って素敵です。
それらを使ったクリアファイルやポストカードを買ってきました。)

関連記事 in my blog: 牧野植物図鑑の謎

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2017.05.01  千の天使と読みたい本 2017年5月 


Maytanu_.jpg
(連休中の都心の公園、人影が少ないです。
ゴーシュのところに訪ねてきそうなたぬきくん)

図書館が、寄贈された本を処分してしまったというニュースが
最近ありましたが、そもそも個人の蔵書で一万冊って。
仮に段ボールに大小サイズの本が25冊入るとして、400箱。
いやいや・・・。重さでも10トンくらいあるのでは。
本箱に、本が250冊くらい入るとしても40本分。
おおお。

てなことを考えてしまったのは、
連休は「大掃除」という目標があって、特に本の整理。
本棚に限りがあるので、増えた分は何かを処分しないとどうしようもないのです。
アル中ならぬ読中、ああ。
本の整理のことを思うと、電子ブックがいいように思うけれど、
実際手にとって本を開く喜びを知っているもので
どうにも、簡単には乗り換えられない。
本箱に入りきらない本を見るのは
飲み過ぎた朝に似ているような。

朝鈍い日が照って 風がある
千の天使がバスケットボールをする

(中原中也 宿酔)

中原中也の「宿酔」という詩は、二日酔いの朝をうたった詩です。
というわけで、読みたい本については今後
「千の天使と読みたい本」のタイトルにいたします。

4月はいろいろ面白い本を読むことができました。
5月は、司修の「影について」他数冊、 鳥越碧「漱石の妻」
それから、モディアノの「家族手帳」が読めたらと思っています。
絲山秋子の小説も読んでみたい。茨木のりこの料理本も気になっています。
ブログには、読み終わって、まだ書いていない本のことを
できるだけ書けるといいなと思っています。

関連記事 in my blog: 変わらぬ光誰がためぞ、読みたい本

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